南ア北部の衝立・早川尾根
- GPS
- 32:00
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 964m
- 下り
- 1,459m
コースタイム
- 山行
- 6:55
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 7:50
- 山行
- 2:33
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 2:43
天候 | 7月19日 朝の内は晴れ、その後は雨 7月20日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
先行して18時に到着した O車は第1に停め、その後第2から出庫した他車のスペースを確保し移動。 19時過ぎに到着した K車は第3のトイレ近くに辛うじて残っていた1台分を確保。 更に1時間以上遅れて20時過ぎに到着したこちらは辛うじて第1に停める事が出来たが、翌朝には第8まで一杯になったとか。 第2駐車場入り口にある乗合タクシー乗り場、19日朝4時には順番待ちの列が出来始め、4時半前には第1陣のタクシーは全て満車状態、その時点でバス乗り場に並んだのは数百人・・・、芦安恐ろしや。 芦安より3台目の乗り合いタクシーに乗り4時半頃出発、夜叉神にてゲートが開く5時近くまで待機。 広河原より北沢峠行き1番バスに乗り移動、人の多さにこの時点迄ですっかり疲れた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・北沢峠〜栗沢山〜アサヨ峰〜早川小屋 駒仙小屋(南アルプス市長衛荘)先の橋を渡り直進、直ぐに急登が始まる。 森林限界を超えるとボツボツ岩が出てくる。 山頂直下は岩稜帯の通過となる。 栗沢山よりアサヨ峰まで、見た目より岩場の通過が多いので注意。 複数の踏み跡がある箇所もあるが段々とハイ松の隙間を歩く事が多くなる。 アサヨ峰から暫くの間はハイマツを両手で分けながら進むようになる。 今回はアサヨ峰手前から雨となったがハイマツを漕ぐので全身ずぶ濡れとなった。 アサヨ峰から早川小屋まで樹林帯の尾根歩き約2時間、一見下りに思えるが、微妙に小ピークあり、登り返しもあり地味に疲れた。 雨の樹林帯の下り、泥の急斜面でズルズルもあった。 ・早川小屋〜広河原峠〜広河原 小屋から峠までは展望は無いが快適な路の尾根歩き。 峠からの下り、あまり整備はされてないようでザレている箇所や倒木もあり、特に下りは注意。 沢筋を歩くようになると林道が近い。 途中渡渉もあり、半ば腐った橋を渡る箇所あり、雨で濡れている時は滑り易いので注意。 |
その他周辺情報 | 立寄り湯 :過去においては毎回芦安市営第2駐車場前の白峰会館を利用していたが、今回は第4駐車場傍の金山谷温泉を利用しました。(700円/大人だったかな) |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
今年の海の記念日を含む3連休、
会の仲間達と中央アルプス縦走を計画していたが、
初日の天気はいずこも宜しくない予報、
二日目はまずまず、三日目は良好との事で中央アルプスは中止、
転進先として一日短縮し、天気予報が周辺で一番良さそうだった南ア北部に決めた。
その中でも以前から気になっていたアサヨ峰の展望に期待、早川尾根を歩く事に。
連休初日は夜早めに芦安に集合し、仲間達と宴会を楽しみ、
翌朝から山歩きを楽しむ段取りで車三台に分乗しそれぞれの起点より現地に向かった。
天気の問題で他所から転進してきた方達が多かったせいか、
芦安は車・車・車・人・人・人だらけ・・・。
全く驚きました、一瞬ここは上高地かって感じ。
特に、翌朝乗り合いタクシーに乗車する為、列に並んで居た時のこと、
ザックを担いだ人達が続々と第2駐車場へと集合して来る様には驚いた。
乗り合いタクシーの第1陣が満車となると、
今度はバス乗り場に人が続々と並び、薄暗い内に数百人が並んでたみたい、
・・・・恐ろしい様でした。
広河原にてバスに乗り継ぎ無事に北沢峠へ。
北沢峠バス停は工事の為、少し離れた箇所に移動してました。
以前の駒仙小屋、新しく立て替えられてから初めて来ましたが、
南アルプス市長衛荘と名前が替わってました。
栗沢山からの展望は中々素晴らしいものでした。
しかし、北岳を含めた周辺に段々と妖しい雲がかかり始め不安となる。
更に進んだアサヨ峰手前では雲に覆われてしまい、とうとう雨。
風もそこそこ強く、期待していたアサヨ峰から360度の眺望は全くなく、
横殴りの雨で証拠写真のみ撮り早々に撤収。
濡れたハイ松を掻き分けながら全身ずぶ濡れになり早川小屋を目指すも
歩いても歩いても中々着かない。
早川小屋に着く頃には雨も一旦止んでいたが、
全員カッパの中も靴の中もずぶ濡れで体が冷え切った状態。
本当は全員テント泊の予定だったが、小屋の外でしばし協議。
着衣・装備全て濡れたまま狭いテントに潜り込む気力なく小屋で素泊まりに変更。
小屋に入って分かった事だったが、先に到着されていた方達の話では、
小屋番さん足を怪我されているとかで今季は上がってきてなく、
小屋は解放されているとの事でした。
事前調査していなかった為に知らなかった事でしたが、
我々と同様に知らない方達が後から何組か到着しました。
大半の方達は自炊組でしたが、
2食付で宿泊されるつもりの方達が居たら困るでしょうね。
小屋で濡れた物を乾かし(翌朝も塗れてましたが)、人心地ついたが、
全員中々体が温まらず、持参したビールは全員手付かずで翌日担いで下りた。
ビールを飲まずに持ち帰ったのは初めての経験。
翌朝は広河原峠より更に登り、展望の良い白鳳峠より下山する計画だったが、
大半のメンバーは靴の中もグチャグチャ状態。
多数決を取ると、大半のメンバーは、このまま広河原峠より下山し、
早いとこお風呂に入りサッパリしたいとユルユルを希望。
反対する理由もなくそのまま下山。
昨年の梅雨明け以降、長期山行はほぼ天候問題で転進・中止を余儀なくされている。
何だか今年もそうなるのかな・・・。
せめて盆休みは天気に恵まれたいもんだ、昨年行けなかったとこ歩きたい、はぁ〜。
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