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Yamareco

記録ID: 6888532
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ハイキング
赤城・榛名・荒船

階段を登ろうPart4は「天目山と相馬山」

2024年06月06日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:36
距離
10.1km
登り
756m
下り
761m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:38
休憩
0:59
合計
5:37
6:05
6:05
25
6:30
6:33
32
7:05
7:14
16
7:30
7:30
14
7:44
7:44
21
8:05
8:15
25
県道28号出合
8:40
8:41
8
8:49
8:49
3
仙人洞
8:52
8:52
22
9:14
9:25
27
9:52
10:08
19
10:27
10:36
15
10:51
10:51
15
11:06
11:06
13
11:35
県立榛名公園観光案内所前P
天候 天候:曇り 気温:13℃ 風:ほぼ無風 湿度高めでした
過去天気図(気象庁) 2024年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
榛名湖湖畔の高崎市営・群馬県営無料駐車場を利用しました。
駐車場の名称がわからないのですが、観光案内所のある場所です。
道路に面した場所にトイレがあり1段上が市営で2段目が県営となっていました。
(同じ場所なのに管理者が違うのですね)
コース状況/
危険箇所等
コースのほとんどが「関東ふれあいの道」になっています。そのおかげもあり案内板が充実しています。傾斜地はほとんど階段です。丸木の階段は浸食され歩きにくいですが、平板の梯子状階段は歩きやすい?です。
榛名湖を囲む外輪山コースの一部でもあり、アップダウンの連続です。展望はあまり期待できません(時々開ける場所があります)。
相馬山への参道は急傾斜の岩場です。梯子や鎖もありますが、構えるほど危険な場所ではありません。ですが、できればメットを着用された方が無難です。
6月になり花もきれいですが虫も増えました。それなりの対策を!
その他周辺情報 榛名湖一帯は風光明媚な県立公園です。古き良き昭和時代を思わせるレトロな観光地と言ってよいでしょう。言い方を換えると寂れた観光地ですが、個人的には素敵な場所だと思います。
まずは早朝の駐車場から榛名湖を展望します
(榛名富士と烏帽子ヶ岳)
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まずは早朝の駐車場から榛名湖を展望します
(榛名富士と烏帽子ヶ岳)
きらきらとした湖面がとてもきれいでした
(硯岩と鬢櫛山と烏帽子ヶ岳)
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きらきらとした湖面がとてもきれいでした
(硯岩と鬢櫛山と烏帽子ヶ岳)
硯岩
相変わらず勇壮ですね
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硯岩
相変わらず勇壮ですね
駐車場からトイレに下る階段が通行止めだったので
駐車場からトイレに下る階段が通行止めだったので
こんな案内に誘われ行ってみると
どうやら施設内を通ってということらしく引き返しました
(昭和の観光地あるあるですね)
こんな案内に誘われ行ってみると
どうやら施設内を通ってということらしく引き返しました
(昭和の観光地あるあるですね)
結局車道を使って湖畔の道に降りました
結局車道を使って湖畔の道に降りました
ちょっと遠回りですが大したことはありません
ちょっと遠回りですが大したことはありません
アクセス欄に書きましたが
市営と県営が分かれています
1
アクセス欄に書きましたが
市営と県営が分かれています
観光案内所の横を通り抜け湖畔に沿って進むと
観光案内所の横を通り抜け湖畔に沿って進むと
夢二の歌碑がありました
夢二さんと縁が深い榛名湖だったんですね
夢二の歌碑がありました
夢二さんと縁が深い榛名湖だったんですね
なんとも昭和っぽい風景に心癒されながら
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なんとも昭和っぽい風景に心癒されながら
ここから天神峠方面に進みます
ここから天神峠方面に進みます
100mほど登るとありました
「関東ふれあいの道」
100mほど登るとありました
「関東ふれあいの道」
最初はとてもふれあえるような雰囲気ではない道ですが
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最初はとてもふれあえるような雰囲気ではない道ですが
すぐに階段が現れました
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すぐに階段が現れました
そしてお目当ての階段が永遠に続きます
(このころはまだ余裕です)
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そしてお目当ての階段が永遠に続きます
(このころはまだ余裕です)
少し登るとこんな石階段もありました
少し登るとこんな石階段もありました
なんやかんやで最初の休憩ポイント
氷室山に着きました
1
なんやかんやで最初の休憩ポイント
氷室山に着きました
展望は限られていますが
1
展望は限られていますが
掃部ヶ岳や榛名湖を望むことができました
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掃部ヶ岳や榛名湖を望むことができました
さあそして下り階段の始まりです
1
さあそして下り階段の始まりです
コルまで下るとこんな足跡が
(熊ですか?)
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コルまで下るとこんな足跡が
(熊ですか?)
ちょっとビビりながら登り返し
(ところどころにしゃれた石盤標識があります)
ちょっとビビりながら登り返し
(ところどころにしゃれた石盤標識があります)
緩めの階段を登りきると
緩めの階段を登りきると
ここが天目山の頂上です
1
ここが天目山の頂上です
さもない山頂で景色もこれだけで
さもない山頂で景色もこれだけで
三角点もありませんが図根三角点がありました
三角点もありませんが図根三角点がありました
さて次のポイントに向け
さて次のポイントに向け
あ〜また長い階段の下りです
あ〜また長い階段の下りです
途中こんな景色を拝んだことも
今となっては夢の跡
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途中こんな景色を拝んだことも
今となっては夢の跡
なんとか七曲峠までやってきました
なんとか七曲峠までやってきました
そしてまた階段の登り返し
そしてまた階段の登り返し
走馬灯のように景色が流れ
走馬灯のように景色が流れ
前方に相馬山が見えるころには
前方に相馬山が見えるころには
階段が普通の道に見えてきました
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階段が普通の道に見えてきました
そういえばかわいらしい2連ゴンドラの榛名山ロープウェイ
そういえばかわいらしい2連ゴンドラの榛名山ロープウェイ
By星野リゾートになったそうですね
(9時スタートなのでまだ運行していません)
By星野リゾートになったそうですね
(9時スタートなのでまだ運行していません)
などと余計なことを思い出していると
(地理院地図無名の榛名旭岳への分岐です)
などと余計なことを思い出していると
(地理院地図無名の榛名旭岳への分岐です)
県道28号線までたどり着きました
(松之沢峠に続く道です)
県道28号線までたどり着きました
(松之沢峠に続く道です)
49号カーブから少し下ると
49号カーブから少し下ると
またありました「関東ふれあいの道」
またありました「関東ふれあいの道」
ここで少し休憩しスルス峠へ向かいます
(「磨墨峠」読めますか?)
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ここで少し休憩しスルス峠へ向かいます
(「磨墨峠」読めますか?)
ってまた階段かい
1
ってまた階段かい
それにしても丸木の階段は浸食が進み難儀しましたよ
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それにしても丸木の階段は浸食が進み難儀しましたよ
途中こんな案内板があったので
「えっ、3分行ってみよ」
途中こんな案内板があったので
「えっ、3分行ってみよ」
の軽いノリでは登れないビューポイントでした
2
の軽いノリでは登れないビューポイントでした
これが磨墨(スルス)岩からの展望です
2
これが磨墨(スルス)岩からの展望です
雲ってきて景色は今一つでしたが
1
雲ってきて景色は今一つでしたが
岩塊上の石仏は興味深く拝見しました
4
岩塊上の石仏は興味深く拝見しました
フィックスロープが張られて登れそうでしたが
フィックスロープが張られて登れそうでしたが
危うそうなロープだったのでおとなしく戻ります
1
危うそうなロープだったのでおとなしく戻ります
こんな見所があったとはつゆ知らず
こんな見所があったとはつゆ知らず
先に進むと「仙人洞」?
先に進むと「仙人洞」?
行ってみようじゃないですか
行ってみようじゃないですか
あ〜なるほど
いかにも修験道の洞穴でした
2
あ〜なるほど
いかにも修験道の洞穴でした
予定外の寄り道でだいぶ時間をロスしましたが
予定外の寄り道でだいぶ時間をロスしましたが
なんとか予定通りに磨墨峠にやってきました
1
なんとか予定通りに磨墨峠にやってきました
今日一番の休憩場所でしたが時間もアレなんで
今日一番の休憩場所でしたが時間もアレなんで
その謂れだけ頭に叩き込んで先に進みます
その謂れだけ頭に叩き込んで先に進みます
ってまた階段かい!
(何回心で叫んだかは忘れました)
1
ってまた階段かい!
(何回心で叫んだかは忘れました)
そしてとうとう相馬山の鳥居までやってきました
そしてとうとう相馬山の鳥居までやってきました
一息ついてハーネスやらメットやら装備を整えたところで
一息ついてハーネスやらメットやら装備を整えたところで
トレッキングポールを錫杖に持ち替え
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トレッキングポールを錫杖に持ち替え
修験の参道を登り始めます
(いつの間にか修行の旅になっていました)
2
修験の参道を登り始めます
(いつの間にか修行の旅になっていました)
無心で鉄梯子に取付き
1
無心で鉄梯子に取付き
行者様の心中をお察ししながら登りきると
2
行者様の心中をお察ししながら登りきると
ひょっとしてこれは
山頂の鳥居ではないでしょうか
ひょっとしてこれは
山頂の鳥居ではないでしょうか
社が見えてきたということは
社が見えてきたということは
間違いありません
1
間違いありません
その名も黒髪山神社のある
その名も黒髪山神社のある
相馬山の山頂です
相馬山の山頂です
心の目で景色を楽しみ
(初登なので景色が思い浮かびませんが)
1
心の目で景色を楽しみ
(初登なので景色が思い浮かびませんが)
ありがたい気持ちで下山の途に就きました
1
ありがたい気持ちで下山の途に就きました
長い鉄梯子を慎重に下ったら
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長い鉄梯子を慎重に下ったら
あとはお気楽な気持ちで来た道を戻ります
あとはお気楽な気持ちで来た道を戻ります
途中の分岐は尾根コースをチョイスし
途中の分岐は尾根コースをチョイスし
お花畑のピークに立ってみましたが
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お花畑のピークに立ってみましたが
展望には恵まれませんでした
(掃部ヶ岳です)
展望には恵まれませんでした
(掃部ヶ岳です)
磨墨峠まで下ってくると
磨墨岩の上に何かいる?
磨墨峠まで下ってくると
磨墨岩の上に何かいる?
もしかして修行僧
な訳ないですよね
2
もしかして修行僧
な訳ないですよね
磨墨峠からゆうすげの道方面に折れ
磨墨峠からゆうすげの道方面に折れ
小さな林を抜けると
小さな林を抜けると
心和むオレンジの花が咲き誇る
1
心和むオレンジの花が咲き誇る
広い湿原に飛び出しました
1
広い湿原に飛び出しました
なるほど
これが有名なゆうすげの道なんですね
なるほど
これが有名なゆうすげの道なんですね
榛名富士を背景になんとも素晴らしい湿原でした
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榛名富士を背景になんとも素晴らしい湿原でした
これはヤマツツジなのか
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これはヤマツツジなのか
これがレンゲツツジなのか詳しくはないですが
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これがレンゲツツジなのか詳しくはないですが
修行を終えた者にとっては癒しのひと時でした
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修行を終えた者にとっては癒しのひと時でした
しかしスゲー山だったな相馬山
(アンテナの建つ奥の山は二ッ岳です)
2
しかしスゲー山だったな相馬山
(アンテナの建つ奥の山は二ッ岳です)
などと感慨に耽りながら
今朝登っ氷室山と天目山を正面に見ながら
などと感慨に耽りながら
今朝登っ氷室山と天目山を正面に見ながら
静かな湖畔を駐車場まで戻りました
2
静かな湖畔を駐車場まで戻りました

装備

個人装備
腕時計 携帯電話 現金 健康保険証 計画書 地図 筆記具 GPSロガー デジカメ モバイルバッテリー ヘッドライト 予備バッテリー サングラス ナイフ ライター EMGシート ホイッスル レジ袋 日焼け止め 着替え 行動食 テルモス カッパ 上着 帽子 手袋 手ぬぐい メインザック ザックカバー 登山靴 スパッツ トレッキングポール ヘルメット 虫除け 無線従事者免許証 無線局免許状 携帯トイレ マスク アルコール消毒液 カラビナ&シュリンゲ First Aid Kit 無線機 簡易ハーネス

感想

「階段を登ろう」シーズン1エピソード4は、榛名湖を舞台に普通の山好きおじさんが修行僧に移り変わってゆく様を描いた魅力的なお話です。
冗談はさておき今回は心身ともに鍛えられました。そして今回のコースは展望こそ今一つでしたが、変化に富んで面白い山行でした。最初は軽い気持ちで階段にフォーカスしていましたが、磨墨岩に寄ったあたりからロック魂に火がつき、いつの間にかハードボイルドな世界に迷い込んでいたようです。そして締めに長閑な湿原と、ちょっと大げさですがひとつのストーリーを描き出すようなコースでした。
このままエピソードを続けてほしいという声もありますが(勝手な妄想です)、いかんせん老体なもので、階段シリーズはこの辺りで切り上げ、次回は階段にこだわらない山行に戻ろうかと思います。
余談ですが、久しぶりに訪問した榛名湖周辺、やはり良い所ですね。あと2つくらい登ってみたい山がありますが、近い将来の楽しみにとっておきます。

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