水ノ木の大棚と火燃峠のサンショウバラ
- GPS
- 08:40
- 距離
- 22.4km
- 登り
- 1,212m
- 下り
- 1,212m
コースタイム
- 山行
- 7:24
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 8:40
天候 | 朝は快晴→晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
https://yahoo.jp/3p9LXq 自家用車16台と大型バス3台の駐車スペースあり 朝7時の時点で残り2台 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【三国峠〜三国山〜明神峠】 一般登山道で特に問題はありません。 三国山東登山口の西、標高1100m辺りのブナの大木は見もの。 三国山東登山口のすぐ東側で車道を渡るとき車の往来に注意してください。 明神峠の近くに公衆トイレがあります。 【明神峠〜水ノ木】 明神峠のゲートは向かって左側の狭い隙間を通過する。 水ノ木に向かって下り基調の林道が延々と続く。 特に道迷いしそうな箇所はない。 熊の生息地なので熊鈴などを鳴らしましょう。 【水ノ木〜切通峠】 大棚の滝は迫力があり、一見の価値あり。林道から往復20分程度です。 日陰沢橋を過ぎた辺りから道が荒れてくる。切通峠に向かって右側の林道側面に今にも崩れてきそうな岩が露出している箇所あり。 新大棚沢林道終点を過ぎた辺り、切通沢を渡渉する辺りのルートがわかりにくい。ピンク色のリボンが木々に付けられているので、それらを頼りに歩く。 切通沢へのトラバース区間は倒木がうるさくて歩きにくい。 【切通峠〜火燃峠〜鉄砲木ノ頭〜三国峠】 切通峠からほぼ水平のトラバース道を通り、三国林道に出る直前、右手の尾根の上に鉄塔が見える。鉄塔の巡視路を登れば火燃峠のサンショウバラが見えてくる。 火燃峠から西へ進めば一般登山道に合流し、約60分で鉄砲木ノ頭に到着します。 鉄砲木ノ頭から三国峠までは火山性のザレた道を約15分ほど下れば三国峠の駐車場です。 |
その他周辺情報 | 駿河小山駅前交流センター http://www.fuji-oyama.jp/index_shisetsu_202012111037240.html 0550-75-7800 岩田たに泉さんの道標を撮影した写真家、三宅岳氏の写真展が開催中です。 5月11日(土) 〜 6月16日(日) 8:00 - 17:00 http://kanko-oyama.jp/info/6376/ 6/15(日) 写真家の三宅岳氏のトークイベント、豊門会館にて(会費1000円) |
写真
装備
個人装備 |
半袖Tシャツ(赤「丹沢遊人」)(1)
ズボン(青緑)(1)
ジャケット(オレンジ色)(1)
日除けジャケット(青緑)(1)
ジャケット(辛子色)(1)
レインスーツ(上:紺色/下:青色)(1)
日除け帽子(黒)(1)
軍手(紺色)(1)
サポートタイツ(黒)(1)
サングラス(1)
ヘッドランプ(1)
予備電池(3)
腕時計(1)
デジカメ(1)
ガイド地図(1)
コンパス(1)
筆記具セット(1)
保険証(1)
飲料(1)
トイレットペーパー(1)
熊避け鈴(1)
ラジオ(1)
スマートフォン(1)
充電バッテリー(1)
充電USBケーブル(1)
計画書(1)
ストック(2)
非常食(500kCal以上)(1)
ツェルト(山吹色)(1)
救急セット(1)
虫除けセット(1)
ガスバーナー(1)
ガス缶(1)
コッヘル(1)
コップ(1)
万能ナイフ(1)
箸(1)
日焼け止め(1)
タオル(1)
マスク(1)
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感想
今年も火燃峠へサンショウバラを見に行きたいと考えて、ヤマレコで西丹沢の山行記録を探していたところ、明神峠から水ノ木の大棚を見物し、切通峠へ登ったtralogさんの記録に出会いました。切通峠から火燃峠までは近く、また駿河小山駅前交流センターで岩田翁の道標の写真展が開催中とのことで、下山後にぜひ訪れたかったため、三国峠を起点に明神峠、水ノ木、切通峠、火燃峠を通る周回ハイキングを計画しました。
参考 tralogさんの記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6847037.html
当日は午前4時に目覚ましをセットしていたのに、目が覚めたのは4時45分。急いで支度をし、車で三国峠に向かい、7時にギリギリ到着しました。快晴の今なら鉄砲木ノ頭から雄大な富士山を見られるはずなので、計画を逆回りにしようかと考えましたが、登山届の変更なしに計画を変更することにためらいがあり、予定通り三国山へ向かうことにしました。
駐車場から少し登って三国山に到着。そこから東の尾根を明神峠まで下りました。ブナの大木が立ち並ぶ森を歩くのはとても気持ちが良い。丹沢にはお気に入りの森がいくつもありますが、ここもその一つです。
明神峠からは未踏の林道を歩き、水ノ木へ向かいました。熊の生息地なので、熊鈴とラジオを鳴らしながらの歩行です。初めて歩く道だったので新鮮で、退屈しませんでした。
やがて大棚橋に到着し、切通峠〜水ノ木〜丹沢湖の東海自然歩道に合流しました。東へ少し歩けば水ノ木です。ここにはかつて集落があり、丹沢湖西端の浅瀬からガソリン駆動の森林軌道が走っていたそうです。今回は当時の枕木を探すのを忘れてしまいましたが、2013年に椿丸〜織戸峠〜水ノ木〜浅瀬を歩いた際の記憶が蘇りました。
本日の第1の目的地は、水ノ木の「大棚」と呼ばれる滝でした。黄色い道標の脇から斜面をジグザグに下り、沢に降りると滝が見えてきました。水量が豊富で、高さ30mの迫力ある姿は一見の価値がありますね。誰もいない、山奥の雰囲気を味わいます。のんびりとラーメン昼食を楽しんだら、林道に戻り、東海自然歩道を歩いて切通峠へ向かいます。
途中、林道で休憩していると尾根から降りてきた2人の登山者と出会いました。バラシマ峠から降りてきたそうで、「熊鈴持っている?さっき、すぐ上で子熊が木から落ちるのを目撃したよ」とのこと。熊の生息地であることは認識していましたが、「さっき見かけた」と言われると怖くなりますね。熊鈴を鳴らしていれば出会う可能性は少ないとは思いますが…。(結局出会いませんでした)
切通峠への林道は、切通峠に近づくにつれて荒れた箇所が見られるようになりました。右手の頭上には今にも落ちてきそうな岩が露出しており、注意を要します。が、十分に通行可能でした。標高930m付近で新大棚沢林道が終点となり、やや道が不明瞭になります。ヤマレコのGPSを頼りにルートを確認しながら歩きました。
切通峠で休憩を入れた後は、本日の第2の目的である火燃峠のサンショウバラ鑑賞へ。巡視路から鉄塔に上がると、たくさんのサンショウバラが出迎えてくれました。ピークは過ぎていましたが、十分に楽しめました。その後は一般登山道に戻り、鉄砲木ノ頭へ登り、コーヒー休憩を入れ、三国峠の駐車場へ下山しました。
下山後は駿河小山駅前交流センターを訪れました。2週間ぶりです。岩田翁の道標の写真展を見に来たと言うと歓迎していただき、在りし日の道標たちと写真で再会でき、とても有意義な時間を過ごせました。駅前交流センターは、電源やWiFiが用意されている快適なスペースで、リモートワークにも良さそうです。サンショウバラの季節以外にも、多くの人に利用してもらえたらと思います。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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中々面白いルートですね。
サンショウバラはもう終わりかけと思われますが新緑の時期に訪れたいルートです✨
ありがとうございます。
久しく歩いていなかった世附の奥地。
長い林道歩きでしたが、意外と楽しめました。
涼しく美しい緑の中を散歩してリフレッシュできました
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