鏑川水系 市ノ萱川道平川～熊との遭遇～

2024年06月09日(日) [日帰り]

• GPS: 06:44
• 距離: 8.3km
• 登り: 846m
• 下り: 855m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:11
• 休憩: 0:38
• 合計: 6:49

距離 8.3km 登り 846m 下り 855m

8:28 スタート地点
12:29 13:07 トヤ山
15:17 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

道平ダム林道ゲート前

その他周辺情報

道平ダムの農村公園にトイレ有り。
ヒルはいなかった。

写真

6/9 8:29

林道ゲート前に3台ぐらいのスペースあります。

6/9 15:15

初めの堰堤脇から入渓します。

6/9 8:34

ピンテ有り

6/9 8:44

西上州っぽく巨岩な景色

6/9 8:48

しばらくゴーロです。

6/9 8:57

短いですがコルジュも有り。

6/9 8:58

中はナメ。

6/9 8:59

振り返って。

6/9 9:01

おー三又CS。

6/9 9:10

滑が続きます。

6/9 9:11

良い景観。

6/9 9:18

途中深い釜もあり。

6/9 9:27

倒木ラッシュ。

6/9 9:32

左岸を。

6/9 9:40

ふと見上げたらお助け？

6/9 9:48

ナメ再開。

6/9 9:51

振り返って。

6/9 9:57

癒されますな。

6/9 10:11

二俣。実際に目の当たりにすると中々です。

6/9 10:15

右の6mを。

6/9 10:17

ホールドは多く階段ではありますが所々ヌメる慎重に。高さがあり釜が無いので絶対落ちれません。

6/9 10:20

落口。初心者いたらロープかな。

6/9 10:22

小滝が続きます。

6/9 10:25

15m3段の大滝。SUGEEEーっ

6/9 10:27

左岸のガレを巻きます。

6/9 10:29

途中から。

6/9 10:31

落口。

6/9 10:56

ヌメるけどいけます。

6/9 10:58

落口。

6/9 11:01

ソロソロ詰めか…と、スマホで地形を見ていると…

6/9 11:03

詳しくは感想で。🐻後姿。ものの5～6秒で斜面を駆け上がっていきました。速っ。人間ごときが逃げ切れるわけがない。

6/9 11:09

このハングの水飲んでました。水場なんでしょうね。

6/9 11:12

足跡…

6/9 11:23

隣の尾根から沢へ降ります。

6/9 11:24

登れそうですが先ほどの🐻が気になり巻きます。

6/9 11:28

伏流。

6/9 11:30

上から。念の為ホイッスル吹きまくってます。

6/9 11:30

今は人工物が安心する。

6/9 11:39

詰めますが後ろが気になってしょうがない。

6/9 12:06

とや山山頂目指します。

6/9 12:13

尾根上までもう少し。

6/9 12:30

登山道でました。

6/9 13:06

とや山。午後から雨が降る予報ですがノンストップだったので装備解除兼ねての休憩。

6/9 13:08

人工物と自然の調和かな。

6/9 13:09

下山は途中まで一般登山道ですがそこは西上州。

6/9 13:10

道平ダムが見えますね。

6/9 13:20

橋。

6/9 13:26

よく建てたもんです。

6/9 13:26

黒滝分岐付近にキノコ盛り。

6/9 13:37

まだ見頃でした。

6/9 13:37

下降点です。

6/9 14:01

バリなんで基本沢沿いを外さず降ります。お隣の毛無岩に近い雰囲気。

6/9 14:22

何だこれ。

6/9 14:33

炭焼き窯かしら。

6/9 14:41

林道最終点にのります。

6/9 14:41

6/9 14:47

平和なひと時。この時、心からホッとしました。

6/9 15:09

山の神。光の差し方が神々しい。

6/9 15:10

6/9 15:10

旅の無事を感謝します。

撮影機器：

iPhone 14 Pro Apple

感想

overdosemay

下仁田の熊目撃情報を見ると頻繁に出没来しているようです。
https://nordot.app/-/tags/クマ出没群馬県下仁田町?unit=402299803402830945

道平ダム周辺は西牧野エリアになります。

熊との回顧録。
15m3段の大滝が終わり、地形を確認しつつスマホから顔を上げると10m先で2mぐらいの(に見える)熊が沢水を飲んでます。こちらには全く気がついておらず、思わず「おっと。」と、咄嗟に声に出してしまいました。

その刹那、ガバっと熊がこちらに向き直りほんの5秒ぐらい？お互いに対峙していました。まだ熊が動かなかった為か、意外にもこの時点では冷静でした。まずは目線は外さず周囲に小熊がいないか確認します。自分より前方にはいないようなのと、これからの防衛をどうするか…思った矢先に熊が動きました。

こちらへゆっくりと近づいてくるではないですか。もしかすると小熊がいるのか、繁殖期を迎え近くに相手がいたのか、水場を守る為なのか、理由はわかりません。てか雄か雌かもわかりません。こちらに興味を持ったのか2歩3歩とゆっくりと近づいて来ます。

ソロなんでこんなところでやられたら下山は絶体絶命です。(とや山に登りにくる方も珍しいし)もう考えている間もなく反射的にホイッスルをくわえ耳が痛くなるほど吹き鳴らしていました。後で気がつきましたが無意識にカラビナ投げる為か握ってました。

音に驚いたのか熊はガオッと小さく叫び反転して斜面をあっという間に駆け上がって尾根からこちらの様子を伺ってます。逃げないのか…更に一歩踏み出しそっちへ行く意志を見せて尾根下から何度もホイッスルを吹き鳴らすとガオガオ鳴いて逃げてくれました。

念の為、周囲に餌など執着するものがないか見渡してから、ふっ、余裕だったな…と、格好つけたいところですが一気に恐怖が襲ってきた為か鳥肌全身逆立ちに。遮二無二、おそらく自分過去最高速度で息がぜーぜー言う程に熊とは逆尾根に上がってやりました。真正面向かって見ると本当っ怖過ぎる。ヒグマはもっとでかいとか無理でしょ。ハンターさんは、まじ神かよ。と。

行かれる方は出没情報をお確かめの上、鳴物や撃退スプレーなどの携行をお忘れ無く。できるなら複数人でワイワイ行った方が良いですね。