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Yamareco

記録ID: 6909942
全員に公開
ハイキング
塩見・赤石・聖

明神橋から大無間山、行きはよいよい帰りは怖い

2024年06月09日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
08:30
距離
18.6km
登り
2,158m
下り
2,163m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:20
休憩
1:10
合計
8:30
距離 18.6km 登り 2,158m 下り 2,163m
4:33
1
スタート地点
4:34
4:57
26
5:23
5:34
79
6:53
68
8:01
11
8:12
8:13
19
8:32
48
9:20
9:41
37
10:18
22
10:40
9
10:49
55
11:44
11:45
46
12:31
12:36
18
12:54
13:02
1
13:03
ゴール地点
スマホもガーミンもログが暴れて正確にはとれていなかった。
いつもガーミンの方を選ぶけど、今回は直線になっている区間が多かったので却下し、スマホを採用。細かいルートを探すのには参考にならない。らくルートで計画を作成したモノは細かいところまであてになった。
天候 曇り、下山したら雨が降り始めた
過去天気図(気象庁) 2024年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
明神橋の井川側の路肩駐車スペース
コース状況/
危険箇所等
*例の沢(水路)は小さいし堰堤につかまりどころもあり、渡るだけなら問題ない。だけどその先の斜面が崩れそうで取り付けない。先人のレコで沢(水路)の中の石垣を登ると良いらしいので慎重に登る。でも登っても登っても、反対側の斜面に取りつくには崩れた崖を横切るのが絶対ムリ。半端なところでムリに右斜面に移るのは超危険。沢の左側のふみ跡を辿ってかなり上で右の斜面に入れて、正規の「道」に出た。これで特に危険はないが、最初の下の位置から1段目の堰堤に上ったところで右に行きロープにつかまってその後の登山道に入るのが最善と思う。(下りではその方法)
*その後の例の急斜面はジグザグにはっきり道があり、送電巡視路として整備されている。登りでは足元を見ていれば何も危険は感じなかったが、下りでは沢の横の急斜面という様子が見えて怖いし、みんなが書いているように道幅も狭く足元が不安定なところも。古いけど太いロープがあちこちに設置されているので利用しながら慎重に行動。危険のある距離はわずか。
*あとはふみ跡、ピンテを見失わないように気を付ければ大丈夫。
*藪も険しい岩場も崩壊地の通過もない。最下部の1km弱以外は普通に歩けるのでらくルートの18時間は盛り過ぎだと思う。
その他周辺情報 *登山口の少し奥に赤石温泉白樺荘があるけど、とりあえず山奥のくねくね道を脱したいので静岡まで出て、街中の大規模温泉より静かなところが好みなので、52号に入ってから南部町の「森のなかの温泉 なんぶの湯」に。運転の途中休憩にもなって良い位置。
こんな時間、真夜中だ。写真よりもっと明るくなってはいるけど。
スタート時も他に車はいなかった。
このハシゴの上が、いきなり崩れやすい道に感じた(帰路では特に何も感じなかった)
2024年06月09日 04:36撮影 by  KC-WP06, Kenko
2
6/9 4:36
こんな時間、真夜中だ。写真よりもっと明るくなってはいるけど。
スタート時も他に車はいなかった。
このハシゴの上が、いきなり崩れやすい道に感じた(帰路では特に何も感じなかった)
例の水路は写真を撮っておきたかったけど余裕なし。
やっと右の斜面に取り付けた、の図なのか
少し先でまともな道に合流、のつもりの図なのか
ここまで右往左往したので35分もかかった
2024年06月09日 05:10撮影 by  KC-WP06, Kenko
3
6/9 5:10
例の水路は写真を撮っておきたかったけど余裕なし。
やっと右の斜面に取り付けた、の図なのか
少し先でまともな道に合流、のつもりの図なのか
ここまで右往左往したので35分もかかった
急斜面にロープがあるけど、これをよじ登るんじゃなくジグザグに道がある
2024年06月09日 05:15撮影 by  KC-WP06, Kenko
2
6/9 5:15
急斜面にロープがあるけど、これをよじ登るんじゃなくジグザグに道がある
往路では歩きやすいジグザグの道って感じた
これは鉄塔の上なのか下なのか、写真は位置にずれがあるので不明
この上から稜線までの間に、大きく右に外れてしまったのが1回、微妙にズレてすぐ合流したのが2回くらい?
2024年06月09日 05:34撮影 by  KC-WP06, Kenko
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6/9 5:34
往路では歩きやすいジグザグの道って感じた
これは鉄塔の上なのか下なのか、写真は位置にずれがあるので不明
この上から稜線までの間に、大きく右に外れてしまったのが1回、微妙にズレてすぐ合流したのが2回くらい?
ここで稜線に出た。テープと、わかりにくいけどロープが張ってある。下りのとりつきの目印
スタートからここまでの約1kmに1時間半もかかった
ずっとこんなだったらほんとに「難路」で標準タイム18時間になるわけだ。
2024年06月09日 06:00撮影 by  KC-WP06, Kenko
3
6/9 6:00
ここで稜線に出た。テープと、わかりにくいけどロープが張ってある。下りのとりつきの目印
スタートからここまでの約1kmに1時間半もかかった
ずっとこんなだったらほんとに「難路」で標準タイム18時間になるわけだ。
謎の物体の写真がなぜか写ってない
帰りにも撮ったから後で掲載
どんどん登って外山沢ノ頭
2024年06月09日 06:56撮影 by  KC-WP06, Kenko
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6/9 6:56
謎の物体の写真がなぜか写ってない
帰りにも撮ったから後で掲載
どんどん登って外山沢ノ頭
目の前にふみ跡が見える感じがしてルーファイ間違えたら、ギンちゃんに会った
2024年06月09日 07:15撮影 by  A204SH, SHARP
2
6/9 7:15
目の前にふみ跡が見える感じがしてルーファイ間違えたら、ギンちゃんに会った
イワカガミがあちこちに咲いている
2024年06月09日 07:52撮影 by  KC-WP06, Kenko
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6/9 7:52
イワカガミがあちこちに咲いている
田代コースに合流
血文字みたいで怖い標識
でも帰りには良い目印だ
2024年06月09日 08:02撮影 by  KC-WP06, Kenko
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6/9 8:02
田代コースに合流
血文字みたいで怖い標識
でも帰りには良い目印だ
合流地は小無間山の山頂
2024年06月09日 08:03撮影 by  KC-WP06, Kenko
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6/9 8:03
合流地は小無間山の山頂
恐ろしい文字
なんでこんな標識にしたんだろう
2024年06月09日 08:03撮影 by  KC-WP06, Kenko
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6/9 8:03
恐ろしい文字
なんでこんな標識にしたんだろう
稜線はイワカガミロード
2024年06月09日 08:09撮影 by  KC-WP06, Kenko
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6/9 8:09
稜線はイワカガミロード
唐松谷の頭
ここも大崩落だけど安全な位置に道がある
このコースで展望地はここだけ
2024年06月09日 08:13撮影 by  A204SH, SHARP
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6/9 8:13
唐松谷の頭
ここも大崩落だけど安全な位置に道がある
このコースで展望地はここだけ
中無間山に到着
標識とロープのおかげで間違った方向に進まないで済む
2024年06月09日 08:35撮影 by  KC-WP06, Kenko
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6/9 8:35
中無間山に到着
標識とロープのおかげで間違った方向に進まないで済む
南ア深南部らしい雰囲気、
って偉そうに
何度も来てないくせに
2024年06月09日 08:55撮影 by  KC-WP06, Kenko
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6/9 8:55
南ア深南部らしい雰囲気、
って偉そうに
何度も来てないくせに
マニアックなコースとの分岐
でも標識があるんだ
大根沢山を経由して明神橋に周回するレコを見かける
そして、この稜線を辿ると光岳、池口岳、黒法師から寸又峡へ、ドヘンタイコースがあるらしい
南ア深南部は異次元の世界
2024年06月09日 09:21撮影 by  KC-WP06, Kenko
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マニアックなコースとの分岐
でも標識があるんだ
大根沢山を経由して明神橋に周回するレコを見かける
そして、この稜線を辿ると光岳、池口岳、黒法師から寸又峡へ、ドヘンタイコースがあるらしい
南ア深南部は異次元の世界
大無間山頂
何年も繰り越してやっと獲った
2024年06月09日 09:22撮影 by  KC-WP06, Kenko
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6/9 9:22
大無間山頂
何年も繰り越してやっと獲った
婆ちゃん、ヤッター
2024年06月09日 09:30撮影 by  A204SH, SHARP
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6/9 9:30
婆ちゃん、ヤッター
一等三角点さま
一等三角点 大無間山
標高=2329.34 m
2024年06月09日 09:43撮影 by  KC-WP06, Kenko
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6/9 9:43
一等三角点さま
一等三角点 大無間山
標高=2329.34 m
イワカガミロードを下る
2024年06月09日 09:48撮影 by  KC-WP06, Kenko
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6/9 9:48
イワカガミロードを下る
中無間山まで戻った
2024年06月09日 10:20撮影 by  KC-WP06, Kenko
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6/9 10:20
中無間山まで戻った
唐松谷の頭からの展望をもう一度
真下は恐ろしく覗けない
2024年06月09日 10:38撮影 by  KC-WP06, Kenko
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6/9 10:38
唐松谷の頭からの展望をもう一度
真下は恐ろしく覗けない
この縁を歩くわけじゃないから大丈夫
2024年06月09日 10:41撮影 by  KC-WP06, Kenko
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6/9 10:41
この縁を歩くわけじゃないから大丈夫
見るだけで怖い崩落地
やはり、田代コースにしなくて良かった
2024年06月09日 10:41撮影 by  KC-WP06, Kenko
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6/9 10:41
見るだけで怖い崩落地
やはり、田代コースにしなくて良かった
往路と同じイワカガミいっぱいの所
2024年06月09日 10:44撮影 by  KC-WP06, Kenko
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6/9 10:44
往路と同じイワカガミいっぱいの所
小無間山に戻った
三等三角点 小無間山
標高=2149.55 m
2024年06月09日 10:51撮影 by  KC-WP06, Kenko
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6/9 10:51
小無間山に戻った
三等三角点 小無間山
標高=2149.55 m
ここを下って来た
写真で見るよりもっと急
1歩1歩足場を確認
2024年06月09日 11:02撮影 by  KC-WP06, Kenko
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6/9 11:02
ここを下って来た
写真で見るよりもっと急
1歩1歩足場を確認
例の謎の物体
2024年06月09日 12:10撮影 by  KC-WP06, Kenko
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6/9 12:10
例の謎の物体
稜線の外れの下り口
2024年06月09日 12:22撮影 by  KC-WP06, Kenko
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6/9 12:22
稜線の外れの下り口
ほら、こんなによく整備された道でしょ
2024年06月09日 12:23撮影 by  KC-WP06, Kenko
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6/9 12:23
ほら、こんなによく整備された道でしょ
って思ったのは鉄塔まで
登りは目の前だけ見てガシガシ歩いたから後方確認なんてしなかった
2024年06月09日 12:37撮影 by  KC-WP06, Kenko
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6/9 12:37
って思ったのは鉄塔まで
登りは目の前だけ見てガシガシ歩いたから後方確認なんてしなかった
下りは、写真撮る余裕なし
急斜面に付けられたジグザグの道、細くて斜めって崩れそう。ほんとに往路と同じ道?と信じられなかった
通ってないよここって、確かに一番下は通ってない
最下部で沢を渡って、無事ゴール
2024年06月09日 13:04撮影 by  KC-WP06, Kenko
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6/9 13:04
下りは、写真撮る余裕なし
急斜面に付けられたジグザグの道、細くて斜めって崩れそう。ほんとに往路と同じ道?と信じられなかった
通ってないよここって、確かに一番下は通ってない
最下部で沢を渡って、無事ゴール
撮影機器:

感想

*懸案だった大無間山にやっと行ってきた。二つのコースのどちらがマシか究極の選択。以前から歩かれてきた田代コースは大崩落地が恐ろしそうだし鋸刃や小無間へも手足を使う険しい区間。明神橋コースはスタート直後の沢の横断とその後の急斜面の登りが危険もあり大変(ってことはゴール目前がヤバイ)。結局明神橋ピストンを選んだ。
*スタート直後の沢の反対側斜面にとりつくまでは難儀したが、あとは全く問題を感じず(何度か道を外れたけど復帰)稜線、謎の物体、外山沢ノ頭、小無間と順調に進んだ。急で大変な登り続きと覚悟してたのでキツイとも思わないし、危険と言われる稜線までの登りもジグザグの歩きやすい道、外さなければまともな幅もある道と感じた。なぜ??アドレナリンのおかげかな。
*小無間から中無間、大無間山頂は倒木や落枝で道が阻まれるとその先は?というところが何度かあったけど全体に歩きやすく、あっけなく着いた感じ。
*が、帰路は、小無間からしばらく先の急降下は往路で「これ下るのちょっとヤダナ」と思った通り。稜線は登りでは見えやすかったふみ跡が見えにくく、道を外してばかり。稜線を離れてからの下りは鉄塔過ぎたら皆様のレコにある通り急斜面のガレた幅の狭い落ちたら最後のヤバい道。往路でここ通ってないんじゃない?って感じる。他に道ないのに。ロープに助けられ慎重に下った。でも時間的には短くあれもう着いたって感じで沢の一番下に出た。ここのロープは短く沢に下るまで繋がってないし、斜面が崩れる。ロープを持って堰堤の上に出て、一段下ったら簡単に渡渉できた。
*日の長い梅雨入り前の週末なら人が集中するだろうと期待してたけど、山頂からの下りで一人、小無間からの下りで2人連れ一組とスライドしただけ。無事で戻れてあ〜よかった。

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コメント

おはようございます!
念願の大無間山、登頂おめでとうございます。折々に大無間の名前が出ていましたよね😁

自分は初っ端の急斜面のかなり上の方でザックを安易に置いてしまい、あっと言う間に転がり落としてしまった所です。落ちて行った方角を見失わないように斜面を真っ直ぐ降りていってとても怖い思いをした悪夢の場所です(初めて撤退しました)。僕のスマホがあの斜面で眠っているはずです(合掌😔)
お疲れ様でした。
2024/6/11 7:37
ehasegawaさん コメントありがとうございます。
そのスマホをお探しする余裕がありませんでした
沢で時間をかなりロス、鉄塔までスタートから1時間、稜線まで約1時間半かかって距離は1km、これじゃ下山までに何時間かかるんだろうと思うと
その後の区間は距離の割にはかどったので予想よりずっと早く山行を無事終えることができました。らくルートなどの標準タイムに恐れをなしていたのですが、体力度6、距離20km、獲得標高2000mの山、ということでした。肩の荷が一つ降りました。
でもアドレナリンのおかげが大きく、翌日はどっと疲れが
2024/6/11 9:05
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