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Yamareco

記録ID: 69153
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
磐梯・吾妻・安達太良

西吾妻山 若女平登山口〜西吾妻山〜天元台ロープウェイ

2010年06月25日(金) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山形県 福島県
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YAMA555 その他1人
GPS
--:--
距離
12.3km
登り
1,234m
下り
1,232m

コースタイム

コースタイム:7時間
天元台駐車場8:35→若女平登山口8:50→若女平10:30→西吾妻小屋13:30→西吾妻山13:50→吾妻神社14:10→梵天岩14:20→大凹14:50→かもしか展望台15:20→天元台リフト乗り場15:35→天元台高原16:20→ロープウェイ乗り場16:30→天元台駐車場16:35
天候 天気
過去天気図(気象庁) 2010年06月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
●アクセス
猪苗代方面から天元台までは2車線道路で走りやすいです。猪苗代から磐梯山を横目に、五色沼を通り抜け、桧原湖沿いのコースはドライブのようで楽しいです。

天元台はスキー場なので無料駐車場は広く、ロープウェイ乗り場に清潔なお手洗いもあります。

●コース
ほとんどの方がロープウェイを使っているようでした。天元台から車道まで降りて少し登ると若女平登山口があります。沢にかかってる橋を渡ると登りが始まります。こちらはほとんど登られていないようで最初40分位は草が多い茂っていて登山道が隠れるくらいでした。

暫くすると草は低くなり樹林帯歩きになります。雨の多い時期だからか所々が水の通り道になってしまい防水の登山靴じゃないと濡れます。周辺はイワカガミが良く咲いていました。

若女平で少し展望がありましたが、山頂直下に着くまでほとんど展望はありません。最初の2時間位はコシアブラもなくつまらないルートでしたが、それ以降コシアブラの木を見つけては山菜取りに励んでいたので予定時間よりも結構オーバーしています。

山頂付近は湿原・草原が広がり花が満開でした。吾妻小屋付近からは磐梯山・飯豊山が見えました。小屋は水場無し、お手洗い男女各1、2階建てで30人位は泊まれそうでした。

山頂は樹林帯に囲まれ展望が全くありません。その代わり、吾妻神社付近、梵天岩付近では素晴らしい展望が待ってます。

大凹では冷たい雪解け水で喉を潤せました。コップも置いてあります。

ロープウェイとリフト3本を下りに使いました1,800円也。リフト3本はかなり長い(30分以上)です。始めは徒歩で下山する予定でしたがリフト使って良かったです。

●温泉
駐車場から200m下った場所にある「白布森の館」で汗を流しました。
(ロープウェイのスタッフさんに聞いて4箇所教えて頂いた中で一番近かった。)
395円とリーズナブルです。
若干熱め、湯の花が舞っていて、洗い場は石鹸のみでした。
天元台駐車場です。
ロープウェイ・リフトを乗り継いで北展望台まであがります。うちらは若女平から登ります。
天元台駐車場です。
ロープウェイ・リフトを乗り継いで北展望台まであがります。うちらは若女平から登ります。
天元台ロープウェイにはお手洗いあります。
洋式で清潔でした。
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天元台ロープウェイにはお手洗いあります。
洋式で清潔でした。
若女平登山口です
若女平登山口です
登山口から川を渡っていよいよ登りが始まります。
水がきれいです。
登山口から川を渡っていよいよ登りが始まります。
水がきれいです。
途中に咲いていた花
途中に咲いていた花
登り始め40分位は草が密生して登山道を隠しまています。藪漕ぎみたいな状態でした。
登り始め40分位は草が密生して登山道を隠しまています。藪漕ぎみたいな状態でした。
しばらく歩くと草が低くなりました。
基本的には山頂直下まで樹林帯で視界はほとんどありません。
しばらく歩くと草が低くなりました。
基本的には山頂直下まで樹林帯で視界はほとんどありません。
途中から天元台高原方面が見えました。
途中から天元台高原方面が見えました。
イワカガミが満開でした。
イワカガミが満開でした。
ショウジョウバカマもたくさん咲いていました。
ショウジョウバカマもたくさん咲いていました。
1800m付近若干残雪ありましたが、もう雪の登山道は数箇所のみです。これも2週間後にはなくなっていそうです。
1800m付近若干残雪ありましたが、もう雪の登山道は数箇所のみです。これも2週間後にはなくなっていそうです。
登山道が水の流れる道になっている場所が随所にあります。防水の靴で歩くことをお勧めします。
登山道が水の流れる道になっている場所が随所にあります。防水の靴で歩くことをお勧めします。
西吾妻小屋に到着しました。
水場はなさそうでした。木道が整備されています。
西吾妻小屋に到着しました。
水場はなさそうでした。木道が整備されています。
小屋内部にお手洗い2箇所(男女)、2階建てで数十人泊まれると思います。
小屋内部にお手洗い2箇所(男女)、2階建てで数十人泊まれると思います。
小屋付近は草原・湿原が広がります。ワタスゲが咲き誇っていました。
小屋付近は草原・湿原が広がります。ワタスゲが咲き誇っていました。
花満開です
いつか登りたい飯豊山を遠望できます。
いつか登りたい飯豊山を遠望できます。
木道の分岐点
西吾妻小屋から西吾妻山を望みます。
西吾妻小屋から西吾妻山を望みます。
木道をゆっくりと歩いていきます
木道をゆっくりと歩いていきます
振り返ると磐梯山が遠望できました。
振り返ると磐梯山が遠望できました。
西吾妻山山頂です。
樹林帯に囲まれ展望は全くありません。
西吾妻山山頂です。
樹林帯に囲まれ展望は全くありません。
吾妻神社・天狗岩に到着しました。
バックに飯豊山です。
吾妻神社・天狗岩に到着しました。
バックに飯豊山です。
梵天岩ごつごつです。
この辺からは東吾妻、浄土平、安達太良山が展望できます。
梵天岩ごつごつです。
この辺からは東吾妻、浄土平、安達太良山が展望できます。
煙が立ち上っています。
たぶん浄土平でしょう。
煙が立ち上っています。
たぶん浄土平でしょう。
中大嶺方面です。
木道が広い山並みに続いています。
中大嶺方面です。
木道が広い山並みに続いています。
梵天岩〜大凹への降りる道。奥が東吾妻の雄大な山並みが広がっています。
登山道が整備されています。
梵天岩〜大凹への降りる道。奥が東吾妻の雄大な山並みが広がっています。
登山道が整備されています。
西吾妻山を振り返ってみました。
西吾妻山を振り返ってみました。
安達太良山でしょう
安達太良山でしょう
湿原と安達太良山
湿原と安達太良山
大凹から中大嶺に登りあげる途中です。大凹の水場に上部残雪の冷たい水が流れています。
冷たい水で喉を潤しました。
大凹から中大嶺に登りあげる途中です。大凹の水場に上部残雪の冷たい水が流れています。
冷たい水で喉を潤しました。
カモシカ展望台から天狗岩の稜線。その奥に西吾妻山が顔を出しています。
カモシカ展望台から天狗岩の稜線。その奥に西吾妻山が顔を出しています。
北展望台のリフト乗り場。
片道ロープウェイ&リフト3本で1,800円です。
北展望台のリフト乗り場。
片道ロープウェイ&リフト3本で1,800円です。
リフト楽チンです。
1本が結構長かったので、歩いて降りるとなるとかなり時間がかかりそうでした。
リフト楽チンです。
1本が結構長かったので、歩いて降りるとなるとかなり時間がかかりそうでした。
3本目のリフト天元台高原が見えてきました。
途中、リフトの上から猿、リス、狸を見かけました。
3本目のリフト天元台高原が見えてきました。
途中、リフトの上から猿、リス、狸を見かけました。
天元台高原はきれいに花が植えられていました。
天元台高原はきれいに花が植えられていました。
天元台高原は花が見頃
天元台高原は花が見頃
帰りは白布森の館で温泉(395円)に入りました。
結構熱かったですがいい湯でした。
帰りは白布森の館で温泉(395円)に入りました。
結構熱かったですがいい湯でした。

感想

田舎に遊びに行くついでに登れる山ということで西吾妻山に登ってきた。天気は梅雨の合間の最高の天気に恵まれ8時頃にはかなり暑くなっていた。磐梯で高速を降りた時には磐梯山があまりにきれいに見えたのでこちらに登ろうか本気で迷った。

●若女平の登り
天元台からは通常ロープウェイ&リフトのピストンの方が多いようだ。金曜だから人は少なかったが使っている人は結構いた。さて、駐車場から10分ほど下り、車道に出て少し登ると若女平登山口に到着。

最初の40分位は本当に登っている人が少ないのか草が登山道を多い、かきわけながらの登りとなった。梅雨の時期で水量が多いのか登山道は水が流れている場所も多くスパッツをつければとちょっと後悔した。

1800m付近まではコシアブラもなく延々と樹林帯の登りにいい加減飽きてくる。それでもようやくコシアブラの木がチラホラ出てくると、あちらで取りこちらで取りと展望がなくても楽しい。イワカガミはちょくちょく咲いていた。こういう楽しみがないと気分的にはシンドイものがある。

●山頂付近の周遊
標高2000m付近は随分となだらかになっており、湿原、草原となり展望もようやく見渡せるようになる。西吾妻小屋がある付近は一面がお花畑で飯豊をバックに落ち着いた雰囲気だ。
そこから15分ほど登ると展望のない山頂に到着する。道標はあるが、そのほか見所もないのでさっさと吾妻神社の方へ降りていった。
吾妻神社付近では、蓼科山頂のような岩っぽい雰囲気。米沢方面を眼下に展望は良い。
更に梵天岩まで来ると東側の展望が待っている。東吾妻の雄大な山、煙を吐く浄土平や以前見た沼の平の荒涼とした斜面を反対側から見る安達太良、中大嶺方面に続く木道といつまでも見ていたい雰囲気である。

梵天岩から下り大凹には水が流れている。上部の残雪が溶けているのかキンキンに冷えた水は喉を潤すのに最高に良い。左に残雪を見ながら中大嶺へ木道を歩いていると小さな水芭蕉が咲いていた。最近、水芭蕉と言うと随分と大きな葉のものばかり見ているので可憐な姿が美しかった。

●下山のロープウェイ
カモシカ展望台を経てリフトに到着する。本来は徒歩で下山する予定だったが、ユックリしすぎたので文明の力を使うことにした。片道リフト3本&ロープウェイで1,800円は高く感じるが、実際にそこに投入している電気代と人件費を考えると安すぎる気もした。下山中は飯豊、朝日を見ながら右手には蔵王らしき山なみが見えた。意外に長い時間乗っていて、乗ってから徒歩にしなくて良かったとホッとしたものだ。一番上のリフトの最終時間は4時だったので何とか間に合ってよかったよ。

今回は適度な歩行時間だったが、最初の5時間位はイマイチ楽しくなかった。時間があれば東吾妻〜西吾妻を縦走したい雄大なコースだった。

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