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Yamareco

記録ID: 6933808
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
蔵王・面白山・船形山

船形山(北泉ヶ岳コース)

2024年06月15日(土) ~ 2024年06月16日(日)
 - 拍手
yamaha_xt250t その他2人
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
16:35
距離
41.1km
登り
2,317m
下り
2,318m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:30
休憩
1:13
合計
9:43
6:17
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26
6:42
6:43
20
7:03
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19
7:22
7:29
12
7:41
7:56
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8:25
8:30
15
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8:46
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13
9:22
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39
13:17
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4
13:23
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47
14:15
14:25
65
15:30
15:30
16
15:50
2日目
山行
5:49
休憩
0:53
合計
6:42
15:50
6
5:17
5:18
40
5:58
6:03
1
6:05
6:05
35
6:40
7:00
86
8:26
8:40
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8:54
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19
9:53
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10:18
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30
11:02
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8
11:10
11:10
22
11:32
11:33
11
11:45
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
泉ヶ岳スキー場大駐車場に車を停めてピストン
コース状況/
危険箇所等
駐車場から水神までは泉ヶ岳登山者も多く通るため舗装路とよく整備された登山道。

水神から北泉ヶ岳までの道は多少急登もあるけど歩き易い登山道の部類だと思う。因みに北泉ヶ岳山頂は展望のないがっかりピークで有名。

北泉ヶ岳からの下りの途中にあるとエアリアマップに記載のあった水場は、それらしき辺り(標識もなし)で暫く探してみたが、登山道から北の沢筋に降りる踏み跡すら見つからなかった。

下りきったコルが熊の平で、その先の緩やかな登り坂から先は入る人が少ないせいか所々笹薮が濃くなって来ていたが、踏み跡を見失う程ではなく、個人的な好みとしては山深さを感じられてなかなか良かった。

とはいえ、三峰山の周辺と蛇ヶ岳分岐迄の登山道は特に笹薮の密度が濃く、併せて丁度頭の高さ位の潅木を避けながら進まねばならないため、余計に体力を消耗した。

蛇ヶ岳分岐から先の道は、いつもの刈払いされた歩きやすい道で、千畳敷分岐までは殆どが灌木に視界を遮られた道だが、所々に視界が開けるポイントがあり、十分楽しむことができた。

途中の水場が枯れていることも想定して1泊2日分の水を背負ってきたが、暑さで行動中に飲む量が予想を上回ってやや不安になったので、両足の疲労でペースが上がらない仲間の水ポリも預かり、千畳敷分岐にザックを置いて升沢小屋方面への登山道をもう一人の仲間と水汲みに下ることにした。

沢通しの登山道なので、50mも下れば水を取れるだろうと予想していたが、最近の好天続きのせいもあってかなかなか水は湧き出ず、仲間は浄水器を持っていたので80m程下ったところで滲み出ていた水の溜まり水をろ過して採水し、私は更に40m程下った沢の合流点辺りで水量がカップで受けられる程になったので、そこで採水して分岐まで登り返した。

千畳敷分岐から山頂まではあっという間で、何だかんだあったけど当初予定の時刻付近で山頂小屋に到着した。

山頂小屋に同泊したのは僕ら3人以外に山形から来たおひとりと、同じく仙台から来た2人組の3人だった。

山頂では、夜の星空は見れなかったものの、美しい夕焼けと翌朝の雲海と、その向こうに見える山々をじっくり堪能することができた。

初日で両太腿のこむら返りに悩まされた仲間は、付添のもう一人と共に翌日は升沢コースで旗坂キャンプ場登山口にエスケープすることとし、私が予定通り北泉ヶ岳コースで大駐車場まで下り、そこから乗ってきたJimnySIERRAで林道を通って旗坂キャンプ場まで迎えに行くこととした。

林道が閉鎖されていないか心配だったが、『伐採作業中につき通行注意』との表示はあってもチェーンで閉鎖されてはいなかったので、それなりに荒れてはいたが大駐車場から45分で旗坂キャンプ場まで到着することができ、無事入山口の車の所まで連れてくることができた。

最後に、このコースの途中は虫(殆どが刺したり噛んだりしない大小のハエ)が非常に多く、休憩の度に体の周りに大袈裟ではなく50匹以上のハエに取り囲まれることになった。

ハエなら我慢さえすれば何とかなるものの、時々高周波の羽音の蚊も紛れており、翌日には両手合わせて10箇所ほど赤くなって腫れていた。

風と標高のせいか山頂には殆んどおらず、升沢コースでも気になった事は無かったので、このコース特有だと思われるので、行く際には虫よけネットか虫除けスプレーが必需品である。
その他周辺情報 大駐車場の反対側に『泉ピークベース』というキャンプ、グランピングやBBQに加えて温泉も楽しめる施設が出来ているので、帰りに入浴できる
水神分岐で渡渉した先の快適な登山道
2024年06月15日 06:45撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
6/15 6:45
水神分岐で渡渉した先の快適な登山道
殆ど視界のない北泉ヶ岳山頂
2024年06月15日 08:29撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/15 8:29
殆ど視界のない北泉ヶ岳山頂
この辺りが『水源』への分岐だと思うのだが、踏み跡は見つけられなかった
2024年06月15日 09:24撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/15 9:24
この辺りが『水源』への分岐だと思うのだが、踏み跡は見つけられなかった
三峰山山頂の標識は殆ど消えかかっていた
2024年06月15日 12:16撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/15 12:16
三峰山山頂の標識は殆ど消えかかっていた
三峰山から蛇ヶ岳への下りの途中から見た蛇ヶ岳とその向こうの船形山本山
2024年06月15日 12:50撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/15 12:50
三峰山から蛇ヶ岳への下りの途中から見た蛇ヶ岳とその向こうの船形山本山
升沢コースを120m程下って確保した貴重な水
2024年06月15日 14:48撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
6/15 14:48
升沢コースを120m程下って確保した貴重な水
山頂小屋が近付いてきた
2024年06月15日 15:47撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/15 15:47
山頂小屋が近付いてきた
一本だけボッカしたビールで乾杯!
2024年06月15日 16:31撮影 by  SO-52A, Sony
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6/15 16:31
一本だけボッカしたビールで乾杯!
月山の少し北に沈む夕日
2024年06月15日 18:55撮影 by  SO-52A, Sony
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6/15 18:55
月山の少し北に沈む夕日
このあたりで雲に沈んで行った
2024年06月15日 19:00撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/15 19:00
このあたりで雲に沈んで行った
太陽が沈んだ後も、オーロラのように刻一刻と変わっていく雲の色を暫くは楽しんでから小屋に入った
2024年06月15日 19:09撮影 by  SO-52A, Sony
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6/15 19:09
太陽が沈んだ後も、オーロラのように刻一刻と変わっていく雲の色を暫くは楽しんでから小屋に入った
翌朝は予想に反して高曇りと雲海に迎えられた。昨夜は見えなかった月山の残雪もハッキリと見える
2024年06月16日 04:00撮影 by  SO-52A, Sony
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6/16 4:00
翌朝は予想に反して高曇りと雲海に迎えられた。昨夜は見えなかった月山の残雪もハッキリと見える
こちらは、雲海に浮かぶ栗駒山
2024年06月16日 04:01撮影 by  SO-52A, Sony
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6/16 4:01
こちらは、雲海に浮かぶ栗駒山
遠くに鳥海山も見えていた!
2024年06月16日 04:01撮影 by  SO-52A, Sony
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遠くに鳥海山も見えていた!
月山の左奥に朝日連峰もハッキリと浮かび上がってきた
2024年06月16日 04:16撮影 by  SO-52A, Sony
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6/16 4:16
月山の左奥に朝日連峰もハッキリと浮かび上がってきた
北東の空が日の出後の朝日で明るく輝いてきた
2024年06月16日 04:31撮影 by  SO-52A, Sony
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6/16 4:31
北東の空が日の出後の朝日で明るく輝いてきた
北泉ヶ岳、泉ヶ岳の向こうの仙台市内は雲海の下
2024年06月16日 04:37撮影 by  SO-52A, Sony
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6/16 4:37
北泉ヶ岳、泉ヶ岳の向こうの仙台市内は雲海の下
5時に小屋を出発して下り始めた直後、上から太陽に照らされだ雲海の奥行きがハッキリしてきた
2024年06月16日 05:07撮影 by  SO-52A, Sony
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6/16 5:07
5時に小屋を出発して下り始めた直後、上から太陽に照らされだ雲海の奥行きがハッキリしてきた
ソロの下りはまず蛇ヶ岳で休憩
2024年06月16日 05:59撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/16 5:59
ソロの下りはまず蛇ヶ岳で休憩
今回の山行で最後の本山の姿を三峰山山頂から目に焼き付けた
2024年06月16日 06:42撮影 by  SO-52A, Sony
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6/16 6:42
今回の山行で最後の本山の姿を三峰山山頂から目に焼き付けた
同じく、雲海に浮かぶ栗駒山もこれが見納め
2024年06月16日 06:47撮影 by  SO-52A, Sony
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6/16 6:47
同じく、雲海に浮かぶ栗駒山もこれが見納め
これから遠くに見える北泉ヶ岳(左のピーク)に向かって下って登ります
2024年06月16日 06:48撮影 by  SO-52A, Sony
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6/16 6:48
これから遠くに見える北泉ヶ岳(左のピーク)に向かって下って登ります
登山道の間から北泉ヶ岳を望む
2024年06月16日 07:23撮影 by  SO-52A, Sony
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6/16 7:23
登山道の間から北泉ヶ岳を望む
こういう登山道、大好きです!
2024年06月16日 07:33撮影 by  SO-52A, Sony
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こういう登山道、大好きです!
いかにも熊が居そうな『熊の平』でハエに悩まされながら休憩
2024年06月16日 08:31撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/16 8:31
いかにも熊が居そうな『熊の平』でハエに悩まされながら休憩
ブナの葉っぱが夏の色になっていた!
2024年06月16日 08:34撮影 by  SO-52A, Sony
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6/16 8:34
ブナの葉っぱが夏の色になっていた!
北泉ヶ岳コースの登山口に帰って来ました!
ここからは舗装路を大駐車場まで歩きます
2024年06月16日 11:03撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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北泉ヶ岳コースの登山口に帰って来ました!
ここからは舗装路を大駐車場まで歩きます

感想

かなり久し振りに北泉ヶ岳コース経由で船形山に登ったが、登山者が少ないせいか部分的に荒れていた。

でも、山深さを感じることかでき、登山道の表面は歩き易い路面だったので、個人の感想としては好きなコースですね。

ただ、やはり大量のハエには辟易しましたが…

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