【北海道登山ツアー2】(03) 礼文島トレイル7:岬めぐりコース+8時間コース+礼文林道コース+礼文滝コース
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 11:13
- 距離
- 43.8km
- 登り
- 1,512m
- 下り
- 1,535m
コースタイム
- 山行
- 10:45
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 11:13
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
岬めぐりコース:崖の縁を歩くことが多い。滑り易いところが多い。ゴロタ浜付近は雨が降ると泥濘が酷いらしい。スコトン岬−浜中間等の車道歩きは観光バスが通るので、歩道があれば歩道を歩く。 8時間コース:最初の草原地帯は歩き易い。森林地帯は滑るところあり。後半のウエンナイへ降りる辺りは崖沿いで、リシリウスユキソウも咲いているが、急斜面もあるので注意。ウエンナイは波打ち際のゴツゴツした岩場を歩く。場所により岩が尖っていたり、滑り易かったりする。海が荒れると波をかぶる場所が複数ある。 礼文林道コース:基本的に砂利道。轍がぬかるむ所が複数ある。レブンウスユキソウ群生地のトイレはきれいだが、換気が悪く、熱気と湿度と熱で蒸発したアンモニアで息が苦しい。 礼文滝コース:結構距離がある。なだらかな斜面から森林になり、草原になった辺りにレブンウスユキソウが群生している。シュマチセ川沿いにはイブキトラノオ等もある。急斜面もあるし、徒渉も複数回ある。 |
写真
感想
礼文島の2日め。昨日、久種湖畔コースを歩けてしまったものだから、トレイル7制覇が現実味を帯びてきたため、今日は岬めぐりコース、8時間コース、礼文林道コース、礼文滝コースの4コースを起点から終点まで歩くことが必要になってきました。
朝一の病院前バス停6:31発の路線バスに乗ってスコトン岬へ。写真撮影の後、南下開始です。
前日にスクーターで下見をしてあったので、スムーズに進めます。前を2人歩いていましたが、海岸へ降りるようです。私は眺めの良いトド島展望台へ向かいます。道は舗装されていますが、道沿いに色々な花が咲いていて楽しいです。思っていたより時間がかかったのはそのせいですね。
ゴロタ岬までは前に人はいなかったのですが、ここからは数人が前を歩いていました。他の道から来たようです。道が細くて抜くことができないのですが、タイミングを見ながら追い抜かせてもらいました。
スカイ岬はきれいですが観光バスが入れるので観光客で混雑しています。スカイ岬からすぐに8時間コースに入りたいところですが、岬めぐりコースはここでUターンしてバスが来た舗装道路を浜中へ向かいます。まあ、その途中にレブンアツモリソウの保護地区があって、今日が今シーズンの公開最終日なので、その方向に行くことには異論はなかったんですが。浜中に着いた時点で計画から30分遅れ。元々ゴールの香深に18時半頃着く計画なので、日没に間に合わない可能性があります。
浜中からレブンアツモリソウ保護地区を通って坂を登り切ったあたりに8時間コースの入り口があります。ここから日陰のない草原の中を汗をかきながら歩いて行きます。歩いていると左前方に礼文岳付近の複数のピークが見えてきます。どれが礼文岳かなと比べながら歩いていると、道は樹林帯に入って山が見えなくなってしまいました。この樹林帯が結構長く、気がつけば礼文岳の横を通り過ぎていました。
進行方向右側は海に切れ落ちる断崖なので、宇遠内で海岸に降りるのはどんな急斜面を降りるのだろうかと心配していましたが、本当に急なのは短かったので助かりました。また、下りが始まるあたりにレブンウスユキソウが咲いていたりして疲れをいやしてくれました。
海岸の道は波が崖の数mくらいまで来る部分があり、海が荒れていたら通れません。また、尖った岩や滑りやすい岩、流木や漂流物などがあって歩きにくいです。結局宇遠内のトイレに着いた時点で、計画から1時間遅れになっていました。宇遠内から丘陵地帯に登って東側の香深井に降ると8時間コースは終了ですが、1時間遅れのまま。
宇遠内から香深井に向かう途中で追い抜いたグループに香深井から礼文林道コースで戻る途中ですれ違ったのですが、夕方になって山の方に戻っていく私を見て不思議そうな顔をしていました。8時間コースと礼文林道コースの分岐から1時間くらい歩くと礼文滝コースの分岐があります。ちょうど滝から戻ってきた女性とすれ違いましたが、今から行くの?大丈夫かな?という顔をされてしまいました。16時半を過ぎていて、コースタイムでは往復2時間半かかるのですからそう思いますよね。所々走りながら急ぐのですが、樹林帯があったり急坂があったり、渡渉があったりとなかなか滝に着きません。途中にレブンウスユキソウの群生地があったりして写真も撮りたいし。結局滝まで40分くらいかかり、戻るのに1時間くらいかかりました。
ところがこの後のレンジャーハウスのあるレブンウスユキソウ群生地までが思ったより短く、さらにその先の桃岩展望台コースとの合流点までが結構短く感じられ、最終的に香深には計画から30分遅れぐらいで到着できました。とりあえず、日没前に宿に着いたので良し。
今日歩いた距離はGPSで43km。日帰りでは自己最長記録を更新です。疲れてボロボロでしたが、疲れて足が上がらなかったせいで登山靴もボロボロになってしまいました。宇遠内の海岸も効いてしまったかもしれません。
これで礼文島トレイル7の6コースを制覇しました。明日は天気は雨ですが、桃岩展望台コースは短いので、何とか頑張って歩こうと思います。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する