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記録ID: 6967016
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東北

【里山】祭畤山(まつるべやま)

2021年07月31日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:19
距離
5.1km
登り
582m
下り
587m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:12
休憩
0:07
合計
3:19
8:43
135
スタート地点
10:58
11:05
57
12:02
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
祭畤スノーランドスキー場駐車場
コース状況/
危険箇所等
踏み跡はしっかりしているので道迷いはない。
ところどころシダや笹で覆われているところはある。
頂上付近の藪だけ平泳ぎ。
その他周辺情報 祭畤温泉かみくら
岩手宮城内陸地震で落ちた祭畤大橋
2021年07月31日 08:19撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 8:19
岩手宮城内陸地震で落ちた祭畤大橋
祭畤山
2021年07月31日 08:20撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 8:20
祭畤山
駐車場から見上げる
2021年07月31日 08:26撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 8:26
駐車場から見上げる
スタート
2021年07月31日 08:43撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 8:43
スタート
まずは設備の整ったキャンプ場の中を通る。誰もいないけど、コロナで休業中?
2021年07月31日 08:45撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 8:45
まずは設備の整ったキャンプ場の中を通る。誰もいないけど、コロナで休業中?
小さな橋を渡る
2021年07月31日 08:46撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 8:46
小さな橋を渡る
ゲレンデを登る。ゲレンデは結構急なんだよね
2021年07月31日 08:48撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 8:48
ゲレンデを登る。ゲレンデは結構急なんだよね
登山道発見
2021年07月31日 08:50撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 8:50
登山道発見
ゲレンデ と同じで急だな
2021年07月31日 08:52撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 8:52
ゲレンデ と同じで急だな
ゲレンデ に出された
2021年07月31日 08:56撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 8:56
ゲレンデ に出された
リフト上駅が近い
2021年07月31日 09:00撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 9:00
リフト上駅が近い
再び登山道発見
2021年07月31日 09:02撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 9:02
再び登山道発見
森の中の気持ち良い道
2021年07月31日 09:03撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 9:03
森の中の気持ち良い道
やや下っていく。沢音が聞こえるから渡渉かな
2021年07月31日 09:05撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 9:05
やや下っていく。沢音が聞こえるから渡渉かな
正解
2021年07月31日 09:07撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 9:07
正解
渡渉すると下から登ってきた道と合流
2021年07月31日 09:08撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 9:08
渡渉すると下から登ってきた道と合流
おお、巨木が二本。ナラかクヌギかな?木のハンドブックを持って来ればよかった。せっかく買ったのに
2021年07月31日 09:10撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 9:10
おお、巨木が二本。ナラかクヌギかな?木のハンドブックを持って来ればよかった。せっかく買ったのに
気持ち良いけど、蚊が・・・
2021年07月31日 09:10撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 9:10
気持ち良いけど、蚊が・・・
足元はシダ
2021年07月31日 09:11撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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足元はシダ
少し藪っぽい場所もあるけど問題なし
2021年07月31日 09:28撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 9:28
少し藪っぽい場所もあるけど問題なし
さて、急登だ。これがエゲツない。とにかく直登。
2021年07月31日 10:04撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 10:04
さて、急登だ。これがエゲツない。とにかく直登。
お、遺跡の石に似ている。でもこれは自然のものだよな
2021年07月31日 10:40撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 10:40
お、遺跡の石に似ている。でもこれは自然のものだよな
急登が終わった
2021年07月31日 10:48撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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急登が終わった
そして突然遺跡が現れた
2021年07月31日 10:51撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 10:51
そして突然遺跡が現れた
ちょっと引きで
2021年07月31日 10:51撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 10:51
ちょっと引きで
縄文遺跡のプレートも
2021年07月31日 10:51撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 10:51
縄文遺跡のプレートも
さわらないでね、と書かれているらしい
2021年07月31日 10:52撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 10:52
さわらないでね、と書かれているらしい
遺跡から先は藪が深くなる
2021年07月31日 10:53撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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遺跡から先は藪が深くなる
登頂
2021年07月31日 11:00撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 11:00
登頂
見えるのは一関方面のみ
2021年07月31日 11:00撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 11:00
見えるのは一関方面のみ
帰りにもう一度チェック
2021年07月31日 11:09撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 11:09
帰りにもう一度チェック
確かに積んだように見えるよね
2021年07月31日 11:09撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 11:09
確かに積んだように見えるよね
穴の部分。ここはまさに人の手によるもののように見える
2021年07月31日 11:09撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 11:09
穴の部分。ここはまさに人の手によるもののように見える
突然だけど、急坂を降りきった
2021年07月31日 11:37撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 11:37
突然だけど、急坂を降りきった
森の道で下りようと思ったけど、蚊が多いのでやめた
2021年07月31日 11:44撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 11:44
森の道で下りようと思ったけど、蚊が多いのでやめた
沢でタオルを濡らす。気持ち良い
2021年07月31日 11:45撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 11:45
沢でタオルを濡らす。気持ち良い
ゲレンデだ
2021年07月31日 11:50撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 11:50
ゲレンデだ
暑いけど蚊はいない。やっと一息つく
2021年07月31日 11:54撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 11:54
暑いけど蚊はいない。やっと一息つく
設備の整ったキャンプ場
2021年07月31日 12:00撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 12:00
設備の整ったキャンプ場
お待たせ、相棒の代車。相棒は1ヶ月ほど入院です
2021年07月31日 12:01撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 12:01
お待たせ、相棒の代車。相棒は1ヶ月ほど入院です
これが例の説明板
2021年07月31日 12:10撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 12:10
これが例の説明板
祭畤温泉かみくらで汗を流す。
ここ、オススメですよ。スタッフの方々の感じも良い。泊まりに行きたいなぁ
2021年07月31日 13:02撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/31 13:02
祭畤温泉かみくらで汗を流す。
ここ、オススメですよ。スタッフの方々の感じも良い。泊まりに行きたいなぁ

感想

※過去ログ

気になっていた岩手県の祭畤山(まつるべやま)
この山の頂上付近には縄文時代の祭祀場があって、それは少なくとも8000年前のものだという。
麓の「祭畤温泉かみくら」の近くに立っている説明板にはそう書かれている。
ま、とりあえず行ってみましょう。

祭畤スノーランドスキー場の駐車場に車を止めてスタート。
低い山で時間もかからないだろうとのんびり家を出たけど、車から出たら暑い。
そうだった、夏は暑いんだった。夏こそ朝早く行動しなきゃいけないんだった。
まずはスキー場のゲレンデを登っていく。暑い。
途中で森の中を進むルートを発見。少しは涼しいはずと逃げ込む。
しかし程なくまたゲレンデ に出される。
リフトの終点近くで再び登山道に入る。
森の中の道はゲレンデ より涼しいけど虫が多い。主に蚊。さらに大きな虻もまとわりつく。
小さな沢を渡渉すると足元はシダ類で覆われているけど、しっかり道はある。
ただ、蚊が増える。これには参った。夏に来る場所じゃなかったか。
森の中の道を快調に進む。
しかし残り標高差350mから急登。
エゲツない急登。ロープなし。
踏み跡はしっかりしている。
笹藪が深くなる場所もあるけど、これが却って助かった。帰りにロープがわりになった。
とにかくアキレス腱を最大限に伸ばしながら登る。
休むと蚊が襲ってくる。ハッカスプレーで遠ざかるのは一瞬。
ずーっと耳のそばで羽音がする状態。
だから足早になる。するとすぐ疲れる。休む。襲われる。足早になる。
やっぱり秋に来るんだった・・・
とか考えてるうちに急登が終わった。
そのちょっと手前で写真で見た縄文遺跡に似たような石組みがあった。
ただこれは自然のもののように見える。
そしてすぐに縄文遺跡発見。
なるほど、これか。
確かに人工的に見える。
一部に穴が開いているが深くはない。
思ったより大きくはない。
見えている部分は高さ約2m、幅は5〜6mくらいか。
確かに突然これがあるのは不自然。自然にできたものではないように見える。
この石をもし縄文人が麓から運んだというなら、相当な労力だったはず。
とにかくあの急登だ。一つの石が何百キロか分からないけど、運んだのならどうやって運んだのだろう?
これ以上考えても、ボクに答えを導く知識はないので先に進む。
遺跡より先は踏み跡はしっかりしているけど背の高い笹藪。
平泳ぎで進む。2〜3年くらい前に刈り払いはされているようだけど、笹はたくましいね。
そして登頂。
一関方面が見渡せる。他三方は林。
蚊も虻も減らない。どころか増えてる?トンボも少ない。
この標高だとトンボはこれからなんだろうな。だからまだ蚊や虻の天国な訳か。
大して休憩もできずに撤収。
帰りは笹をロープがわりに後ろ向きになったりしながら快調に下る。
かなり急なので足元注意。一度ズルッと滑って脇を地面に打ち付けた。
シダの道に着いて急坂は終わりで一安心。だけど虫はさらに増えてる感じがする。
帰りは途中で別れる森の道で下ろうと思ってたけど、こりゃだめだ。
急いでゲレンデ に向かう。ゲレンデなら暑いけど虫は少ない。
そんなこんなで1時間かからずに下山。おかげで体が熱い。
すぐに祭畤温泉かみくらで汗を流す。
綺麗で良い宿ですよ。泊まりに来たい。
東北六県在住者なら、9月末までは3000円引だそうです。

■縄文遺跡
麓の説明板の内容を要約するとこんな感じ。

・栗駒山で天の御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、伊邪那岐(いざなぎ)、伊邪那美(いざなみ)を祀り、盛大な大祭を営んだことが伝えられていて、その祭祀場が外輪山である祭畤山である。
・築造年代は8000年前と類推される、最古の皇大神宮(伊勢神宮の根源)。

どうもね、腑に落ちないんですよ。
この説明板が正しいなら、8000年前にすでにこの神々が縄文人によって祀られていた、ということになる。
しかし、これらの神々は日本書紀や古事記に出てくる。日本書紀が完成したのは西暦720年。
その目的は、中国などの外国に対し、朝廷が日本の正当な支配者で、その経緯はこうですよと伝えるためのものだったとボクは思っている。
そしてその朝廷をつくったのは大陸系弥生人で、その大陸系弥生人たちが日本に渡来してきたのは3000年くらい前から。
8000年前の縄文人たちが3000年前にやってきた大陸系弥生人の神々を祀ってたというのは、やっぱり考えづらい。
それでも強引に辻褄を合わせるのなら、神々は実際に8000年以上前から存在し、縄文人によって祀られていて、さらに「国譲り」によって大陸系弥生人が引き継いだ、ということになるのかな。
・・・ないよなぁ。
なので、ボクがボクなりに推測するのはこんな感じ。

1、遺跡が8000年前の物だとすれば、皇大神宮とは関係なく、縄文人の神々を祀った場所か、何かの儀式を行った場所。
2、皇大神宮に関する物だとすれば、大陸系弥生人の子孫がこの地に来た時に作った物。ただ、それは坂上田村麻呂以降で、その時代には既に仏教によって国を納めていたので、こんな山の上に原始的な祭祀場を作るとは思えない。
3、そもそも、自然の造形

まぁ、批判するつもりはないです。本当のことが知りたい。
祭畤温泉かみくらのスタッフによると、まだ学術的な研究が行われたこともなく、重要な人工物が出土したこともないそうだ。
つまりまだロマンの域を出ていない。
岩手大学あたりが研究調査してくれないかなー。
これが本当に縄文遺跡だとなれば、直ちにしっかりと保存しなければならないし、大きな観光資源にもなるでしょう。
ただ、縄文遺跡じゃないという可能性もあるけどね。それならロマンのままの方が良いのか。

この説明看板を書いた赤羽根広重氏をネットで検索してみると、「日本太古事典」という本を書いていて、国立国会図書館に納められているみたいですね。
それ以外の情報は出てきませんでした。

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