ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 699510
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白山

白山 追憶の山

2015年08月14日(金) ~ 2015年08月15日(土)
情報量の目安: A
都道府県 石川県 岐阜県
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
12:57
距離
31.4km
登り
2,694m
下り
2,686m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:08
休憩
0:28
合計
7:36
距離 16.0km 登り 2,193m 下り 574m
10:11
20
10:31
10:32
48
12:56
13:18
79
14:37
12
14:49
14:50
14
15:04
50
15:54
15:55
2
15:57
43
16:40
46
17:26
17:29
18
17:47
2日目
山行
4:42
休憩
0:35
合計
5:17
距離 15.5km 登り 501m 下り 2,121m
6:52
37
7:50
7:52
0
7:52
7:54
7
8:17
12
8:29
8:35
76
9:51
6
9:57
10:15
35
10:50
10:51
21
11:12
11:17
52
12:09
天候 14日 夕方までガス その後やや晴れ間見える
15日 朝から快晴
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
チブリ尾根〜油坂間と七倉ヶ辻〜釈迦岳間はやや崩落した箇所がありますが、注意して進めば問題ないレベル。
全体を通してコース・標識共に明瞭です。
駐車場の奥より、チブリ尾根登山道始まります
2015年08月14日 10:12撮影 by  SHL23, SHARP
8/14 10:12
駐車場の奥より、チブリ尾根登山道始まります
聞きしにまさる巨木の尾根
2015年08月14日 10:34撮影 by  SHL23, SHARP
8/14 10:34
聞きしにまさる巨木の尾根
避難小屋手前、3つ目の木道で来た道を振り返る。風雲たけし城よろしく踏んだら沈みます。注意!
2015年08月14日 12:55撮影 by  SHL23, SHARP
1
8/14 12:55
避難小屋手前、3つ目の木道で来た道を振り返る。風雲たけし城よろしく踏んだら沈みます。注意!
そして避難小屋。昼食。
2015年08月14日 12:57撮影 by  SHL23, SHARP
8/14 12:57
そして避難小屋。昼食。
別山頂上は展望得られず
2015年08月14日 14:49撮影 by  SHL23, SHARP
3
8/14 14:49
別山頂上は展望得られず
時折雲が切れるとこんなのも拝める。
2015年08月14日 14:50撮影 by  SHL23, SHARP
8/14 14:50
時折雲が切れるとこんなのも拝める。
2015年08月14日 15:17撮影 by  SHL23, SHARP
2
8/14 15:17
2015年08月14日 15:45撮影 by  SHL23, SHARP
2
8/14 15:45
トンビ岩。ガスも切れかけている。
2015年08月14日 17:27撮影 by  SHL23, SHARP
1
8/14 17:27
トンビ岩。ガスも切れかけている。
2015年08月14日 18:04撮影 by  SHL23, SHARP
1
8/14 18:04
2015年08月14日 18:06撮影 by  SHL23, SHARP
2
8/14 18:06
かつてこんなに美し別山を見たことがあったろうか
2015年08月14日 18:16撮影 by  SHL23, SHARP
5
8/14 18:16
かつてこんなに美し別山を見たことがあったろうか
2015年08月14日 18:48撮影 by  SHL23, SHARP
3
8/14 18:48
翌朝。日昇前。
2015年08月15日 04:42撮影 by  SHL23, SHARP
4
8/15 4:42
翌朝。日昇前。
出るよ出るよ
2015年08月15日 05:11撮影 by  SHL23, SHARP
2
8/15 5:11
出るよ出るよ
2015年08月15日 05:12撮影 by  SHL23, SHARP
4
8/15 5:12
頂上大賑わい
2015年08月15日 05:15撮影 by  SHL23, SHARP
4
8/15 5:15
頂上大賑わい
影白山
2015年08月15日 05:18撮影 by  SHL23, SHARP
3
8/15 5:18
影白山
焼ける大汝峰
2015年08月15日 05:18撮影 by  SHL23, SHARP
2
8/15 5:18
焼ける大汝峰
2015年08月15日 05:19撮影 by  SHL23, SHARP
8/15 5:19
2015年08月15日 05:34撮影 by  SHL23, SHARP
2
8/15 5:34
2015年08月15日 05:47撮影 by  SHL23, SHARP
8/15 5:47
2015年08月15日 06:58撮影 by  SHL23, SHARP
2
8/15 6:58
クロユリ。枯れてた株も多かった。
2015年08月15日 06:59撮影 by  SHL23, SHARP
3
8/15 6:59
クロユリ。枯れてた株も多かった。
さぁ、今日行く尾根はどれだろう?
2015年08月15日 07:08撮影 by  SHL23, SHARP
2
8/15 7:08
さぁ、今日行く尾根はどれだろう?
2015年08月15日 07:28撮影 by  SHL23, SHARP
8/15 7:28
2015年08月15日 07:28撮影 by  SHL23, SHARP
8/15 7:28
2015年08月15日 07:30撮影 by  SHL23, SHARP
1
8/15 7:30
御前峰と別山のツーショット
2015年08月15日 07:50撮影 by  SHL23, SHARP
3
8/15 7:50
御前峰と別山のツーショット
2015年08月15日 07:52撮影 by  SHL23, SHARP
1
8/15 7:52
七倉へ
2015年08月15日 07:55撮影 by  SHL23, SHARP
1
8/15 7:55
七倉へ
大汝 見返す
2015年08月15日 08:06撮影 by  SHL23, SHARP
1
8/15 8:06
大汝 見返す
2015年08月15日 08:10撮影 by  SHL23, SHARP
1
8/15 8:10
御手水鉢
2015年08月15日 08:17撮影 by  SHL23, SHARP
8/15 8:17
御手水鉢
御手水鉢の反対側。見えにくいけどアザミの群落
2015年08月15日 08:18撮影 by  SHL23, SHARP
8/15 8:18
御手水鉢の反対側。見えにくいけどアザミの群落
必殺地鶏
2015年08月15日 08:34撮影 by  SHL23, SHARP
4
8/15 8:34
必殺地鶏
2015年08月15日 08:37撮影 by  SHL23, SHARP
8/15 8:37
2015年08月15日 08:42撮影 by  SHL23, SHARP
1
8/15 8:42
2015年08月15日 08:55撮影 by  SHL23, SHARP
8/15 8:55
2015年08月15日 09:50撮影 by  SHL23, SHARP
8/15 9:50
2015年08月15日 10:13撮影 by  SHL23, SHARP
1
8/15 10:13
2015年08月15日 10:14撮影 by  SHL23, SHARP
8/15 10:14
2015年08月15日 10:16撮影 by  SHL23, SHARP
8/15 10:16
中央に見えるは市ノ瀬
2015年08月15日 10:19撮影 by  SHL23, SHARP
8/15 10:19
中央に見えるは市ノ瀬
樹林帯に入る。心地よい。
2015年08月15日 10:49撮影 by  SHL23, SHARP
1
8/15 10:49
樹林帯に入る。心地よい。
登山口見えた!
2015年08月15日 11:13撮影 by  SHL23, SHARP
8/15 11:13
登山口見えた!
ゴール!!
2015年08月15日 11:14撮影 by  SHL23, SHARP
3
8/15 11:14
ゴール!!
ミラーで地鶏
2015年08月15日 11:44撮影 by  SHL23, SHARP
3
8/15 11:44
ミラーで地鶏
2015年08月15日 11:50撮影 by  SHL23, SHARP
8/15 11:50
自然林が人工林に変わるが、これはこれで気持ちよい。
2015年08月15日 11:53撮影 by  SHL23, SHARP
8/15 11:53
自然林が人工林に変わるが、これはこれで気持ちよい。
本当の登山道歩きゴール。後は車道。
2015年08月15日 11:57撮影 by  SHL23, SHARP
8/15 11:57
本当の登山道歩きゴール。後は車道。
撮影機器:

感想

7月末の計画に参加できず、盆休みに再チャレンジすることになった白山。
長男殿と二人でチャレンジする予定が、長男殿は前日に足を捻挫して、当日朝になっても彼のガッツが戻ることはなく、残念ながら単独行に・・・。

長男殿と行くのであれば、単純に砂防新道で登って観光新道で降りる定番コースになっていたでしょうが、一人で行くならそれはない。折角室堂の予約も取ってあることだし、行ったことのない別山〜白山釈迦岳周回のロングコースへと足を伸ばしてみることにしました。

長男殿のやる気を確かめるべく普通の時間に起きたため、一ノ瀬出発が10時とやや遅めになってしまいました。この時は大して心配はしなかったのですが・・・。
登り始めてすぐは気づかなかったのですが、しばらくしていつもと違うことに気づく。そう、いつも程足が出ない(笑)。
どうも昨日のゴルフの疲れが残っていたようです。
まぁそれでも最初の飛ばし過ぎがなくてちょうどいいくらいに思っていたら、今度はひどい靴擦れに悩まされることになりました。何度か使って調子良い時もあった靴なんですが、今回はとびっきり酷かったです。
読み知っていたブナの巨木が連なる森に癒されながらも、ガスで展望は効かずひたすら我慢の登り。
稜線に上がった後、石室にザックをデポして別山までピストン。この頃より漸く岐阜側にやや雲の切れ目が見え、白川湖などもみえるが白山方面は相変わらず強烈なガスの中。
出発が10時と遅く、それに加えゴルフの疲れと靴擦れ、それに地図を忘れたことによる先行きの不明瞭さに、「今日中に室堂に着けるか」という不安が常に頭の中を行き来する道中でした。下りの方がまだ靴擦れが痛くなかったので、別山から先はそこそこのペースで進めるように。
もし時間的に室堂に辿り着けなければ南竜か・・・という思いがよぎった時間帯もあったのですが、着いてみれば16時半でなんとか行けそうな時間帯であったため、最後の登りかえしを頑張ります。ただ、この時点でハイドレが終了。あとは気合のみ。

少しずつガスの晴れる中を靴擦れの足を引きずって見慣れた室堂に18時前に到着。何度もきてるけど初めての宿泊。少しずつ色づく空を眺めながら一杯目の缶ビールを開けて食堂に行くと、いつのまにかガスは晴れ、ついさっきまで苦しんで苦しんで登った別山の姿が窓越しに。食事もそっちのけで思わず見入ってしまい、涙しそうになりました。
その後は夕焼けと雲海を前に撮影大会。そしてその後は我慢できずに寝床で少し横に。消灯時間少し前に起き出して星空観察。
南竜に着くまでに出会ったのは2組3人のみの静かな山行でした。

2日目は周囲のざわめきで目を覚ます。時は3時45分ごろ。
支度をして暫し星を眺め、少し早いなと思いつつ頂上へ。
就寝前よりさらに晴れ上がった空は満天の星空。神主さんの有難いお話を拝聴しながら御来光、万歳三唱、感激。
室堂に戻り、朝食後出発。昨日の夕食もそうだが、久しぶりに米を大量に食った。お陰で二日目の方が初日より調子が良くなる。
二日目も絶好の天気。靴擦れは相変わらず痛いが、下り主体のため初日程では無く、歩みはそこそこ快調。七倉ノ辻を過ぎ一旦大きく下ってからの釈迦岳への登り返しが少しいやらしい。
ちょうど日差しが暑くなる頃に樹林帯に逃げ込むことができ、その後は一度通ったルートで気持ちは楽。この日も大汝峰以降ですれ違った人は4組8人と静かな山行でありました。




タイトルにある「追憶」について、少し触れておきます。

日記に書いたように、今回の登山は少し特別でしたが、登ってみて少し自分なりにすっきりした感があります。
「こうしたら忘れへんやろ」と、少し意地悪そうな笑みを浮かながらも、その実寂しがりやの父の顔が思い浮かぶようです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:669人

コメント

お疲れ様でした。
この度はご愁傷様でした。心からお悔やみ申し上げます。
山にも行かれるようになったようで安心しました。

(山行に限らず)やはり少しくらい苦労があったほうが、思い出になるぞと
お父さんからのメッセージでしょうかね。。。

さて、話は変わりますが同コースを南竜テン泊で行きたいな〜と前から考えていたのですが、やっぱり反時計回りがお勧めでしょうか?
2015/8/17 23:48
Re: お疲れ様でした。
gomapal2さん、お心遣いの言葉、大変感謝申し上げます。
まだ、なんとも気持ちの整理はつきませんし、ふと思いにふけってしまうことも多々あります。でもまぁこんな感じなんでしょう、と無理せずにと思ってます。
だから山へ行くのはある種のリフレッシュでもあったりします。

さて、ご質問の南竜テン泊の周回ですが、やはり反時計回りでしょう。時計回りですと初日にどうやっても2580までは登る必要があります。初日・二日目のバランスを取ろうと思うとやはり反時計回りです。
ただ、結論を申し上げるとどちらも面白いんでないかと思います。私はいつかワンデイ周回にチャレンジしてみたいです。
2015/8/24 23:19
Re[2]: お疲れ様でした。
返信ありがとうございます。
そうですね南竜泊ならバランスが良いのは反時計でしょうね〜。
ただ、大汝の避難小屋を利用するとかってのも朝良い景色を見れそうで妄想してしまいます。

ワンデイ周回いいですね!!yonetchさんについて行ける体力があれば是非ご一緒したいところです(^^;
2015/8/27 21:01
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 白山 [日帰り]
白山(白山禅定道〜釈迦新道周回)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら