市ノ瀬周回コース(別山・弥陀ヶ原)*悪天で室堂方面省略


- GPS
- 16:07
- 距離
- 26.1km
- 登り
- 2,179m
- 下り
- 2,181m
コースタイム
- 山行
- 13:59
- 休憩
- 2:01
- 合計
- 16:00
天候 | 山の天気予報に裏切られ、快晴予報が山頂は厚い雲に覆われた濃霧状態。山に登っているのに山が全く見えない山行となった。日差しを期待したが厚い雲に遮られた太陽がどこにあるかも全く分からず。強風と−5℃でそこら中霧氷だらけの極寒は流石に堪える。厳冬期装備必須。さて山行は如何に。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
石川県内で2回タヌキを轢きそうになり、一匹は既に轢かれていました。 市ノ瀬ビジタセンター駐車場を利用。シーズン・オフで別当出合の吊り橋の板も外されたこともあり(?)、利用者は自分ひとり。前日21時入りで2時間車中仮眠後午前1時に出発。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大屏風のガレ場は東側が切れ落ちており踏み外すと奈落の底という感じ。 復路の越前禅定道はかなりのロングコース、天候が悪く、歩きづらい。特に後半の木道苔がついてヌルっとしている。めちゃくちゃ滑ります。非常に危険。また、木のハシゴもありますが、慣れない人が上り下りするのは危険と感じました。こちらももれなくヌルっとしています。あと、最後の最後に林道に下りるところは急斜面を一気に高度を下げる区間となりますが、気の階段がほぼ腐敗しており、同様に危険と感じました。コケたら最後、転げ落ちそうな感じ。とにかく体力と覚悟が必要です。 |
写真
感想
快晴予報で非常に期待した山行。前回の白山は平瀬道からの日帰りで白山頂上の御池巡り2周。1周目土砂降り、2周目ウソのような快晴という山行。今回もそんな感動を期待していたけど裏切られる。登りのジブリ尾根では山頂付近は雲の中だったが、星空も見えまだひそかに期待していたが、しかし、避難小屋に着いたあたりで悪天候確定の予感。引き返そうか悩んだ揚げ句に室堂方面は止めお池巡りは諦めて、弥陀ヶ原経由で越前禅定道で市ノ瀬に周回することにする。小屋で大汗ビチョ濡れの下着を替え厳冬期装備に変えて続行。積雪というほどの状態ではないことは知っていたので、チェーンスパイクは持参したが、アイゼンやピッケルは持ち合わせず。ただ後悔したのはバラクラバとゴーグル忘れたこと。低温強風には必須です。稜線にでた後は濃霧と強風に見舞われ難儀しました。気温も−5℃と寒く、ハイドレーションのチューブ内の水が凍り難儀する。あと、暗い間は睡眠不足から睡魔に襲われ、大変でした。しかし、明るくなると眠気からは解放され、気力もある程度回復しました。予定通りなんとか別山に登頂しお参りをして南龍山荘方面へ進む、熊笹とハイマツ等のお陰で強風からは守られ進めたことは幸運だった。大屏風のザレ場は東側が切れ落ちていて気が抜けない感じ。ジブリ尾根では良好だった電波は稜線に出たあたりから途切れ気味で南龍山荘の谷間はほぼ圏外。室堂方面は諦めたので、エコーラインから弥陀ヶ原へ。2399から2060まで下り、弥陀ヶ原の2330までの登り返しがキツィ。けど登り返し後の木道は快適だった。因みにエコーラインを少し上がったところで電波状況は回復(ドコモ系格安SIM回線)。あとは予定通り長い長い観光新道-別当坂分岐-白山禅定道のルートをひたすら無心で下る。途中、殿ヶ池避難小屋で大休止出来たのは助かった。禅定道の木道は湿っていてヌメリがあり、細心の注意が必要。アレはコケる人結構いるんじゃないかと思う。最後の梯子坂はも要注意、ハシゴというか木の階段で一気に降りる感じだけど木がほぼ腐敗しており転げ落ちたら滑落するレベル。崖ではないが普通に山の斜面なので止まらなければ危険だと思う。総じて白山禅定道は初心者には歩かせたくない感じ。17:20市ノ瀬ビジターセンター駐車場に帰還。途中、休憩や電話で1時間半ほどロス。ヤレヤレでした~。観光新道に登りの足跡が1名あったので、別当出合から誰か登ったのかも。吊り橋の板が無くても渡る人がいると聞くし。ジブリ尾根から登る時に別当出合あたりに車のヘッドライトが見えたし帰りにクルマで着替えている時に別当方面から車が降りてきたからその人かな。
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