【絶景に歓喜】大雪山 旭岳〜黒岳往復【雷雨にビクビク】

2015年08月11日(火) [日帰り]

• GPS: 07:41
• 距離: 22.6km
• 登り: 1,466m
• 下り: 1,453m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:58
• 休憩: 1:42
• 合計: 7:40

距離 22.6km 登り 1,466m 下り 1,465m

7:45 姿見駅
7:59 8:06 旭岳石室
9:11 金庫岩
9:16 9:25 大雪山
9:38 裏旭キャンプ指定地
10:01 10:06 間宮岳分岐
10:08 荒井岳
10:27 松田岳
10:34 10:41 北海岳
11:23 12:28 黒岳石室
12:53 12:54 お鉢平展望台
13:12 13:14 北鎮岳分岐
13:25 13:26 中岳
13:35 13:36 中岳分岐
13:56 13:59 中岳温泉
14:18 14:19 裾合平
15:24 姿見駅
15:25 ゴール地点

天候

朝一番は雷雨でRWも1時間動きだしが遅れました。

RWで姿見に着いてからは一転快晴。
居合わせた人と欲張って黒岳まで行きました。
予報では天気が崩れるのは三時以降でしたが。
黒岳あたりで早くも雨が振り出す。
黒岳では雹まじりの雨でした。

石室でしばらく避難し、雨と雷がおさまったのを見計らって出発するも
稜線でも雷がなって怖かったです。
もう少し待ったほうがよかったかもしれない。
結果無事でしたが雷は怖いので
もっと慎重でもよかったかもと反省点。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

旭岳RWの手前、公共の駐車場に駐車。
RWの駐車場は有料だがこちらは無料。
トイレが水不足により閉鎖されていた。
近くにかわりにいけるところがあるみたいです。

旭岳RW
http://wakasaresort.com/asahidakeropeway/

コース状況／危険箇所等

姿見駅〜旭岳
旭岳まではひたすら登る。
RWで標高は稼げますが思ったよりしんどかったです。
健脚の方が多かったのでいいペースで引っ張ってもらえました。

旭岳〜黒岳
旭岳からの稜線歩きは素晴らしいの一言です。
比較的アップダウンも少なくて歩きやすい。
九重連山に雰囲気は似てるけどアップダウンはもっと少ないです。
旭岳ピストンでもいいかなーなんて思ってましたが
あの稜線をみると歩かざるをえない(´∀｀)
黒岳まで行きませんか？と言ってくれた方もいたので
心強い限りでした。
石室にザックをデポさせてもらい、空身で黒岳山頂へ。
Tシャツだったので山頂での雹は寒く、走って戻りました＾＾；

黒岳〜姿見駅
稜線で雷が鳴り出したときは緊張しました。
帰りは三人での歩きとなりましたが
雷の影響もあって急ぎながらの歩きでした。　
登りできつかったのは北鎮岳分岐までの登り。
ガスも出て見通しが悪かったですが
晴れればこちらもニヤリとしたくなる稜線に違いないでしょう。
温泉はほんとにあったかくてびっくり。
入ってないけど気持ちいいでしょうね(´∀｀)

その他周辺情報

旭岳温泉　湧駒荘 神々の湯　\600 10:00-20:00　
moglessさんのレコにて大絶賛だった本館に入りたかったのですが
下山がなかなかいい時間になってしまったので別館で。
内湯が二つ、熱めとぬるめ。
露天が中間くらい。
宿泊してる方に聞いた所
本館にすばらしく適温の湯があるそう。
適温も個人によって違うでしょうけど入ってみたかったですね。

下山後は疲れ果てていたので翌日のトムラウシは諦め。
買い出しだけして今日も大雪遊水公園で眠る。
翌日ニペソツへの道中でいくつか寄り道。

・十勝エコロジーパーク
入場無料、自然の森を散策できて気持ちがいい。
子供にはふわふわドームが人気。
キャンプもできてかなり広い。
http://www.tokachi-ecopark.jp/

・ナイタイ高原牧場
ばかでかい牧場。
どこまでも広がる芝のじゅうたんにスケールの大きさを実感。
十勝平野はほんとに広くて景色をみてるだけで幸せになれました(´∀｀)
http://www.kamishihoro.jp/sp/naitai

＜ハーブ喫茶＞TEEPEE
上士幌市街から糠平温泉への途中にぽつんと立っていた。
おいしいコーヒーが飲みたくなり立ち寄る。
自家製のハーブもたくさん売っており落ち着いたお店。
３０年以上前ですが神戸のほうにいて移住されたそう。
同じ関西人で親近感（笑）
たまたま４時頃でも開けてくれていたが
普段は３時頃には閉めることが多いそう。
http://tabelog.com/hokkaido/A0111/A011104/1008611/

なおこちらの道は覆面常駐エリアなので要注意だそうです。

写真

8/11 5:55

二転三転する天気。
結局起きたらいい天気だったのでやっぱり山へ。
トムラウシへの移動もあるし、午後から天気も崩れそうなので今日は旭岳ピストンかなーなどとこの時は思っていました。

8/11 5:57

RWの駅から。
いい天気ですよね。

8/11 6:12

RW使わない場合はここから。
行っちゃうか悩みましたが濡れた葉っぱでびしょびしょになりそうだったのでおとなしくRW待ち＾＾；

8/11 6:26

8/11 7:05

雷雨のためRWが止まって1時間待ち。

8/11 7:37

ようやく出発です。
高いところダメなのに何を思ったか先頭に陣取ってしまう。
ひどい高さでないので助かりましたがずっと手すり握り締めてました。。。。

8/11 7:47

姿見駅から。
思わぬ好天にテンションアップ

8/11 7:50

かっこええなあ。

8/11 8:06

下界も綺麗。

8/11 8:07

池から。

8/11 8:16

8/11 8:23

8/11 8:24

あちこちから噴煙。

8/11 8:29

見下ろす景色には高度感があります。

8/11 8:38

RWが止まると聞いて歩いて登ってきた青年。
土砂降りの中1時間で登ってきたようで、しかもその前に2時間半ほど歩いて滝を見に行ってたとか。
この後もぐいぐいといいペースで登っていく底なしの体力でした。
真似できないっす＾＾；

8/11 8:39

いい眺めー(　´∀｀)b

8/11 8:58

どんどん下界は遠ざかり。

8/11 8:58

近付く山頂。
終盤登りが急になりしんどくなってきます。

8/11 9:03

先ほどの青年を含むこの日の健脚軍団。
この軍団の方々のおかげでいいペースで歩けました。

8/11 9:16

8/11 9:20

8/11 9:29

無事山頂へ。
思ってたより大変でした。
ここで帰る予定でしたが。。。

8/11 9:30

この青年S氏から稜線歩きませんかと魅力的なお誘い。
いやこれみたら歩くでしょ！
ペースあわなくて迷惑かけないか心配でしたがご一緒しました。
そしてこの時点で明日のトムラウシはほぼあきらめ＾＾；

8/11 9:37

最初のくだりは少し滑りやすいです。

8/11 9:39

歩くところにはないですが大きな雪渓も残る。

8/11 9:39

いいないいな。

8/11 9:40

8/11 9:42

8/11 9:42

8/11 9:47

8/11 9:57

アップダウンは少なく気持ちのいい稜線歩き。

8/11 10:06

標識あり。

8/11 10:08

ここでイケメンフランス人と会う。
フランス人はチョコ、S氏は飴、mosuは塩タブレットを出し合いみんなで交換。

8/11 10:12

気持ちいい稜線は続き。

8/11 10:14

見下ろすとお鉢の中に小さな大地があるようだ。

8/11 10:14

僕の腕ではいい写真が取れないのが悔しいですが
スケール大きいですね。

8/11 10:19

休憩してるとフランス人が追いついてきた。
のんびり歩いてるように見えるが早いのは足が長いからか！

8/11 10:20

8/11 10:31

ニヤニヤする景色は続く。
思わぬ二人旅に会話もまた楽しい。
もちろん話題は山ですが！

8/11 10:46

北海岳にて
イケメンフランス人と一緒に撮らせてもらった。
僕の腕邪魔ですね。。。

8/11 10:47

あのとんがってるの気になりますね。

8/11 10:47

帰りはあっち側を歩く予定。

8/11 11:07

川に出る。

8/11 11:08

8/11 11:09

最高だー。

8/11 11:15

こんな雰囲気もあり。

8/11 11:16

8/11 11:17

花もあちこちで見られます。

8/11 11:17

チングルマ。

8/11 11:18

お花畑。

8/11 11:18

渡渉もいくつかありました。

8/11 11:28

石室へ。

8/11 11:33

ここで燻製卵をいただく。
めちゃくちゃうまかったです(´∀｀)

8/11 11:54

ザックをデポして空身で黒岳へ。

8/11 12:06

黒岳。
雹まじりの雨で寒いし痛いのですぐ戻りました＾＾；

8/11 12:30

雨と雷のためしばし石室で待機。
おさまって来たので今しかないと姿見駅を目指します。

8/11 12:32

コマクサ

8/11 12:33

帰りは同じく旭岳から黒岳に来ていた佐渡島からの男性も加わり三名に。

8/11 12:35

8/11 12:49

8/11 12:57

8/11 13:03

青空はなくなりましたが相変わらず稜線は綺麗だ。

8/11 13:16

分岐を超えて。

8/11 13:19

このあたりから天気は再度雨、雷も鳴り出しびくびくしながらも急いで歩きます。

8/11 13:23

変わった岩。

8/11 13:29

中岳。

8/11 13:31

雷もおさまりだしほっと一安心ですがまだまだ気はぬけません。
RW動いてない可能性もあるなあと歩いての下山も覚悟。

8/11 13:53

8/11 14:02

温泉。
ほんとにあったかい。

8/11 14:16

この辺は木道があるが雨だと滑りやすいです。

8/11 14:33

旭岳。
朝とは違う方向からの眺めもいい。

8/11 14:39

8/11 15:07

雨もやみ、やがて天気は好転。

8/11 15:11

姿見駅が見えてきます。
一時はどうなることかと思いましたが無事でよかったです。
判断が甘かったかもしれないことは反省、その中でも素敵な仲間と歩けたことはありがたいことでした。

8/11 15:17

羊蹄に続いてシマリスが撮れた。
かわいいなあ(´∀｀)

8/11 15:20

旭岳、いい山でした！

8/11 15:28

RW駅へ。

8/11 15:50

無事下山。
このままS氏と温泉もご一緒しました。
翌日十勝に登って愛知に帰ったようでタフな人でした。
僕は買い出ししてご飯食べたら移動する元気もなく昨日と同じ大雪遊水公園にて爆睡。。。
翌日は移動日となりました。

8/12 9:43

翌日。
十勝エコロジーパーク。
森歩きが楽しめます。

8/12 9:59

8/12 10:05

8/12 10:08

8/12 10:13

8/12 10:15

8/12 10:18

ふむふむ。

8/12 10:19

なるほど！

8/12 10:21

わかりやすい。

8/12 10:23

8/12 10:25

8/12 12:26

十勝平野は広い。

8/12 13:30

8/12 14:47

8/12 14:47

牧場。
ひたすらでかい。

8/12 16:35

コーヒーを飲んだTEEPEEさん。
ハーブがたくさんある。

8/12 16:37

食べるとすっきりする。
一袋購入。

撮影機器：

SH-03G SHARP

TG-835 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

ヘッドランプ(1) 予備電池 1/25 000地形図(1) ガイド地図(山と高原地図)(1) コンパス(1) 筆記具(1) 保険証(1) 飲料 ティッシュ(1) バンドエイド(1) タオル(2) 携帯電話(1) 計画書(1) 雨具(1) 防寒着(1) ストック(1) 時計(1) 非常食 エマージェンシーシート（二人用）(1) ファーストエイドキット(1) 医薬品(1) カメラ(1) 車(1) ＧＰＳ(GARMIN etrex 20)(1) ツェルト(2人用)(1)

感想

mosu

前日夜に雨が結構降り、翌日も雨予報。
うーん最悪観光もありか、旭山動物園とかちょっといってみたいし(´・ω・｀)
などとへたれなことを考えていましたが起きるといい天気。
これはせめて旭岳だけでも！と思いあわてて旭岳RWへ。
ところが着いたらついたでRW待ちの間に今度は雨が。。。
雷のため1時間ほど待たされましたが何とか運転再開となり
上にあがることができました。

いざ歩き出すと先ほどまでの雷雨はうそのようです。
展望もよく北海道に来て一番といってもいいgood condition。
姿見池あたりでRWを待ってる間に下から登って来た青年が追いついてきた。
あの雨をものともせず1時間で上がってきたようで
その後も疲れを感じさせない馬力でぐいぐい登る。
他にも健脚な人たちが多く、ペースに乗せてもらえて助かりました。

それにしても見上げても見下ろしても素晴らしい景色。
もうニヤニヤが止まりません(´∀｀)
で、山頂についたところで健脚青年のS氏が黒岳に行きたいと言う。
翌日トムラウシへの移動を考えるとピストン下山が無難ですが
この稜線を見ると歩かずに帰るのはもったいなすぎる。
翌日の天気予報の悪さも考えて、今日のいいコンディションは満喫したい
ということで僕も乗っからせてもらいました。

旭岳から続く稜線は予想通り最高。
「山の高さを語るには、富士山に登れ、山の大きさを語るなら大雪山に登れ」
まさにそのスケールの大きさは伝え切れないものがあります。
相棒がいるというのも頼もしいかぎり(´∀｀)
途中フランス人とも話しながら楽しく石室まで過ごしました。
ところが石室で休憩して黒岳に向かうと天気が一気に悪くなり
黒岳山頂では雹がバチバチと顔に当たります。
急いで石室に帰って避難。
雨と雷が弱くなったので行くなら今かと出発しました。
帰りは佐渡島の方も含め3名での復路でしたが
一時は稜線で雷の音が聞こえ、怖い思いもしました。
無事で何よりでしたがやはり雷は怖い。
天候の判断は難しいなあと思い知らされた山行でもありました。

最後には天気は再度回復し、旭岳を目に焼き付けてRWにて下山。
S氏とはお風呂もご一緒し、いい思い出となりました。
100名山、100名瀑、100高山を同時にやっているということで
無事全部達成できることを祈っております。
またご一緒できるといいなあ(´∀｀)
翌日のトムラウシを諦めた僕は買い出しを終えたら
昨日と同じ場所で今日も爆睡。
翌日はニペソツへの移動だけでのんびり過ごしました。

いい思いも怖い思いもし、楽しい出会いもあった旭岳
忘れられない一日となりました。
今日も山と素晴らしい景色、いい出会い、無事での下山に感謝します。

1日目
【北海道は】年男が行く羊蹄山(真狩コース)【でっかいどー！】
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-699039.html
2日目
【ガスっても】十勝岳（凌雲閣〜）【いい山！】
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-699588.html

コメント

生獣☆mogless

mosuさん、再び、こんばんは
湧駒荘の本館は、残念でした。
お値段は目を見張りますけども、入って損のない記憶に残る温泉です。
私が入り込んだ温泉では、五指に入ります。
巨大な自然石の下から異なった泉質の源泉が湧き出て全て掛け流し。
こんな温泉は、ほとんど奇跡ではないでしょうか。

大雪山は、悪天候だったので旭岳しか行ってません。
是非とも黒岳まで行ってみたいです。いつの日か。
写真を見てるだけで興奮してきます。

ナイタイ高原といえば、上士幌。
いーとこですよねえ。あの辺り。何もないのが。

私も聖岳で目の前で雷が鳴った時は生きた心地がしませんでした。

mosu

Re: mosuさん、再び、こんばんは
手抜きレコに連続でコメントいただきありがとうございます。

稜線で雷にあったのは初めてでした。
光っては三人で伏せるといった感じで進んでいましたが
なかなか鳴り止んでくれず気が急いてしまいました。
でも幸せな稜線歩きでしたので是非またの機会に！
僕も本館にまた入りにきたいと思います。

ほんとにでかい北海道。
何もないのがいい、そうですとも。
車降りて景色眺めてるだけで幸せになれるところが北海道には多いです。。。

ねぎ

カムイミンタラを駆け抜ける〜
モスさん、こんにちは
いいな、いいな、でっかいどー
景色もでっかいどー

旭岳から黒岳、私も行ってみたかった。
健脚集団もイケメンも居なかったので〜
ってか、槍も鳳凰もサクっと日帰りしちゃう健脚モス君からみた健脚さんって
トムラウシは次回じっくりですね

シマリスちゃんもかわいい
クルミの食べ方もそれぞれで、そんなクルミ写真のレコアップも
なんだか嬉しいです

ニペソツではナッキーに会えたのかなぁ

mosu

Re: カムイミンタラを駆け抜ける〜
negimaさん、おはようございます。

旭岳だけ登ってー、と観光気分だったのですが、まさかのガッツリ歩きでした(^_^;)
あのスケールはまさにでっかいどー！
圧倒されっぱなしでした。
北海道では他の山でも健脚さんが多かったですねー。
山が大きくてロングルートが多いからでしょうか。

トムラウシはまた次回。
でもエコロジーパークはおすすめです(^_^)v
ニペソツ山のレコもまたボチボチ書きますね！