無意根山と定山渓天狗岳(一日二山)
- GPS
- 11:12
- 距離
- 26.9km
- 登り
- 1,869m
- 下り
- 2,045m
コースタイム
天候 | くもりのち雨(下山後晴れ) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<無意根山> 千尺高地から元山分岐までは熊笹がコースを覆っていてかなりワイルドな感じです。濡れた笹藪をレインスーツなしで漕いだりすると酷い目に遭います。早朝や雨後は完全防備で挑みましょう。今回はガスで眺望がなく三角点のある旧山頂の手前、1,464mの頂上地点で折り返しました。 <定山渓天狗岳> 天狗小屋から事実上の登山口までの林道は短いようで歩くと結構長く感じます。登山道は渡渉あり急登ありちょっとした高巻ありとバラエティーに富んでいますが要所要所にロープが設置されていますので慎重に行けば問題ありません。今回は終始雨が降っていて足元がかなりスリッピーになっていたため細心の注意を払いながら下山しました。 |
写真
感想
無意根山と定山渓天狗岳を一気に登ってみました!
縦走の時は別として1日に2つのピークを目指すなど普通であればやりませんが今回は特別です。この日は自分のバースディ・イブでして…つまりこれが40代最後の登山(笑)。何か記憶に残る山行がしたかったのと大台を迎えるにあたり体力測定的な意味合いも含めて、2枚抜きならぬ2山抜きを敢行した訳です。
たおやかな山容の無意根山に対し、鋭い岩峰を連ねた定山渓天狗岳。比較的近い場所に位置しながらも見た目が対称的な山に登るのは面白そうだし、登るために使う筋肉やメンタリティーも異なるはずなので自分の登山ポテンシャルを知る上でも丁度良いんじゃないかな、と。先週の暑寒別でバテバテになってしまった反省もありますしね。で、今回特に留意したのは以下の3点です。
(1)トレッキングポールは持たない
(2)効果的な水分補給
(3)前日の酒は控える
トレッキングポールは持っているとついつい使いたくなってしまうのであえて装備から外しました。使うことのメリットは承知の上で、腕の疲労と上半身の運動を抑え発汗を防止することを優先しました。荷物が軽い日帰りでは不要と判断して今後もトレポの使用は荷物が重い縦走の時か雪山の時に限定したいと思います。
水分は凍らせたペットボトルの水500ミリリットル×3、電解質水1リットル、ふつうの水1リットルの合計3.5リットルで量的にはバッチリでした。さほど気温が高くなかったのと後半はほとんど雨に降られたこともあって結局1リットル残りましたが、水は残るくらいがちょうど良いと思います。疲労を過度に感じることなく登山を続けるには適切な水分補給と自分なりの工夫が必要と感じていますが、例えば凍らせた水(融水)は内臓を冷やすので好ましくない云々言われる半面、冷たい水で生き返った気持ちになれるのも事実なので精神的効果はてきめんだと思います。電解質水はパウダー状のものを水に溶かして作るもので、発汗によって失われる水分やミネラル分、糖分を知らず知らずの間に補ってくれるという、いわば縁の下の力持ち的存在ですが、冷水と交互に摂取することで単調な味覚に陥ることなく水分補給をすることができました。水分補給のタイミングは「喉の渇きを感じる前に」の原則をそのまま実行しましたが、水分摂取と同時に行動食(甘いもの、しょっぱいもの、すっぱいもの)を適宜摂ったもの効果的だったと思います。
でもまあ、つべこべ書きましたが一番効果があったのは前日に酒を抜く、だったのかも知れません。スタート時の体が軽く急登でもぜんぜんへばりません!(笑)ビールは下山後に適量を!って、わかっちゃいるけど…って感じですかね??
で、実際の体力測定の結果としては、無意根山の熊笹ビショ濡れ地獄にも負けず、定山渓天狗岳の急登と間断なく降りしきる雨にも負けず、最後の林道を「なげーんだよ、この林道歩きはよ!」なんて悪態をつきながらも余力を残して下山できたのですから、ま、合格ということで(笑)
5年後、10年後に同じルートを歩いてみる、っつーのも面白いかもしれませんね!
コメント
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そして、おめでとうございます
素敵な50代になるといいですね
あざーっす!
素敵な50代!なんていい響きなんでしょうか!
輝ける老後を目指して頑張ります
あの天気の中、メモリアル的な意味も込めてその2山を選んで、しかもまとめるとは、飛躍の50代へ並々ならぬ決意を感じました(笑)
と言うか、そのシャツで見かけたら50代って信じられませんよ(^_^;)
僕も、実は未踏の定天に行こうか迷ってましたが、ヤル気が出ずに円山でしたよ〜。
飛躍の50代!素晴らしいフレーズです!
しかし正直、小天狗岳×定山渓天狗岳くらいにしとけばよかったっす
定天は登って楽しい山のなでikenoyaさんも誘って一緒にいきましょうよ!
お 定山渓天狗山、是非是非お願いします
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