強風〜〜須走口〜...なぜか今年は物が壊れる!
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![](https://yamareco.org/include/imgresize.php?maxsize=90&crop=1&fname=%2Fuploads%2Fyp3edd9353657088f.jpg)
- GPS
- 13:20
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,758m
- 下り
- 1,759m
コースタイム
- 山行
- 9:37
- 休憩
- 3:44
- 合計
- 13:21
天候 | 曇り時々晴れ 強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
恒例になった?マイカー規制前の富士登山。
昨年吉田口、御殿場口を制覇したので、今年は須走口だ。
今回も次男を誘ったのだが、仕事の都合で7月8日の登山となった。
去年は確か14日夜からマイカー規制が始まったはずだが、今年は開山日と同一の10日からマイカー規制が始まる...(確か週末に合わせていたはずだが...)
私には「マイカーで来た者には登山させない!」という「意地悪?」に感じてしまう。
前日夕方に須走口駐車場に到着。
明るいうちに少し登山道を散策してみた。
開山前ということで、公営?のトイレは16時で閉まっていた。
入り口付近のお店は営業しているし、有料トイレも開いていた。
登山道を少し歩いた感じは、樹木の雰囲気が精進口登山道の4〜5合目辺りと似たような感じがした。
吉田口の佐藤小屋付近もそうだったが、この時期日なたにいるとアブが大量に寄って来る事がある。
かゆみは残らないが刺されると「コノヤロー!」と思うほど痛い。
吉田口では、怒りに任せ叩き潰して成敗していた...
今回は車内に常備している虫よけ剤を大量に塗布したので、被害に遭うことはなかった。
早めに晩飯を食べて就寝体制に入ったが、自分たちが車を停めた第三駐車場は夜景スポットらしい。
22時を過ぎても車の出入りが結構有った。(お陰で0時くらいまで寝付けなかった。)
そんなにきれいな夜景が見られるのか...と自分の目で確認してみたが...天気があまり良くなかった(空気が澄んでいなかった。)せいか、私には???
翌朝4時頃出発。
出発直前、トレッキングポールを伸ばしていると、一本伸ばせない...(モンベルのパクリ商品)
ストッパーの出っ張りが中に入ってしまい固定できないのだ...
先月日向林道に行ったときには普通に使えたのだが...
前回のハイドレーションといい、今回のトレッキングポールといい、最近物がよく壊れる...それも出鼻をくじくように...
前回事前のチェックが重要だ...と学習したはずだが...ニワトリか?
登りは1本でも十分だが、下りは2本有ったほうが良い。
車載の工具箱から修理に使うためコーススレッドを一本持って行った。
樹林帯の中を歩くので日の出は見られないだろう...と諦めていた。
見通しの良い所に出るたびに東の空を確認したが、雲が出ていて日の出は見られなかった。
10日ほど前から天気を気にしていたのだが、結果的にいい天気になった...
しかし、昨年もお世話になった「てんきとくらす」の登山指数は...
天気予報が良くても「C」...風が強いのだ。
昨年の7月12日の登山では、頂上は台風の実況中継現場さながらだった。
9合目辺りから強風で飛ばされた砂粒が顔に当たって痛い思いをした。
今年は昨年以上...砂煙の舞い上がるのが度々見える...去年はこんな事はなかった...
標高の低い場所でも時々強い風に見舞われた。
強風に身構えたり、砂埃に襲われたりして結構な時間を使ってしまった。
とりあえず、本八合目のトモエ館まで行くことに...そこで進退を決めよう。
トモエ館隣の胸突江戸屋のベンチで休憩させてもらった...
風は相変わらず強い。
去年同僚と50分近く話し込んでしまったトモエ館側のベンチに行ってみたが、とてもではないが座っていられる状況ではなく、あっさり戻ってきた...
どうする?...
あと1時間も行けば頂上に辿り着ける...
次男は乗り気だ...
行ってみよう...
この時期下山道が使われていないので、登山者と下山者が登山道上ですれ違う...
静穏時でも気を使うが、強風時の今回は、それの数倍気を使った...
トレッキングポールの話になるのだが、途中で岩陰に朽ちたベルトランスを見つけた。
端子台にマイナスネジが使われているところを見ると、随分古いもののようだ。
このネジを陥没してしまったストッパー部分に差し込めば応急的に使える。
近くに落ちていたプルタブで回すと上手く外れた。
太さも長さもジャストサイズ。
下りは2本使えるようになった。
強風によろめくこと数回...サンドブラスト攻撃数知れず...
なんとか頂上の鳥居をくぐることが出来た。
この時期お鉢巡りルートは開かれていない。
今まで3,776m地点の行列が嫌で最高地点には行っていなかった...(体力的に厳しい事もあった。)
ひょっとしたら今日はチャンスかも...
トイレに行ったついでに火口を覗こうかと思ったのだが、あまりの強風に諦めた。
昨年の7月と同じ...剣ヶ峰までの間で遭難するかもしれない...
恒例、岩室の影に身を隠しコーラを飲んだ。
吹き出さないことは昨年実証済みなのだが、飲んだ後のゲップ制御が苦しかった。
美味いのだが、鼻に抜けるとチョット痛い...
登山者に気を使うが下りは楽だった。
本八合目から須走口ルートに戻り下山した...
行きも帰りも7合目の太陽館で十数人の外人さんツアーに遭遇した。
靴にピンクのリボン(良く見たらピンクのマーキングテープ)を付けている。
日本人のガイドがついていた。
開山前でもツアーが実施されているのか?
これから何処へ行くのか?
チョット気になった...
ココから長い砂走り...
工事か何かでコースが変更されているらしく「富士山アプリ」にコースが違っていると何回か注意されてしまった。
昨年御殿場口で砂走りを経験し、自分的には歩きやすい場所だと思っていた。
フカフカで膝に優しく、適度な傾斜で走り下りられる...
そんなイメージで須走口の砂走りに突入したのだが、ひと言で言うと、走り(歩き)にくい。
・傾斜がキツくスピードが出せない。(調子に乗ってスピードを出すと止まらなくなる。)
・火山灰の粒が揃っていない。(こぶし大の岩が混じっている。)
・火山灰の層が薄い。
・層の厚さにムラがあり、所々カニ走り(歩き)しないとスリップダウンしそうになる。
いろいろな意味で、御殿場口の大砂走りと比較すると、神経を使わされてくたびれた。
砂走り終点の砂払五合目のお店は改装工事中だった。
ブル道を使わせてもらって、ちょっとショートカット...駐車場へ...
富士宮口はまだ行ったことはないのだが、正直、須走口にはもう行きたくない...
今現在はそう思っている...
2回連続装備品が壊れた...
あまり良い気分ではない...
二度有ることは...と言われているので...
事前のチェック...
気をつけよう...
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する