御嶽山〜摩利支天山〜継子岳(中の湯登山口 IN/OUT)
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- GPS
- 07:30
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,639m
- 下り
- 1,638m
コースタイム
- 山行
- 6:42
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 7:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
4時50分。中の駐車場から御嶽山を目指す。
御嶽山に登るのは10年振りだ。
2014年9月27日(土)、御嶽山に登る予定だったが、出発前夜に急な予定変更が発生したことで、難を逃れたことを思い出す。
あの時そのまま御嶽山に登っていたら、、、
あれ以来、火山活動の影響で登れない年月があり、規制緩和された後も足が遠のいていた。
今日は慰霊の気持ちも抱えて登る。
中の湯6合目から
今日は、黒澤口から登る。中の湯6合目まで車でアプローチ。
黒澤ルートは剣ヶ峰まで歩くことができる。 中の湯から女人堂まではほぼ樹林帯歩き。その登山道は整備が行き届いており、ぬかるみは多いものの非常にあるきやすい。
王滝ルートで登ると、王滝山頂までは登れるが剣ヶ峰までは規制が解除されていないようだ。規制情報を見落とした人だろうか、王滝山頂から剣ヶ峰へ向かって歩き出す人がちらほらいた。これはスピーカーで警告を受けていた。事前にしっかり調べておくことが肝要だ。
女人堂まで登りハイマツ帯に入ると、視界が開けた。眼下にあるはずの木曽の町並みは雲海に包まれている。見上げると御嶽山頂の荒々しい岩稜が鮮やかに目に入ってくる。
ハイマツ帯の上、標高2700mあたりは岩稜が優勢となる。
標高2700mあたりまで上がってくると肌寒い。Tシャツ1枚ではちょっと辛くなってきたので上着を羽織る。
剣ヶ峰
御嶽山頂部に上がるとまもなく剣ヶ峰。さすがに3000mとなると空気が薄い。ゆっくり息を整えながら空気をしっかり吸い込む。
7時台の剣ヶ峰は多くの人で賑わっている。梅雨時の限られた快晴日なので、山好きが殺到しているのだろうか^^
山頂の天気は、クリアだ。青空も見える。ガスはない。風も心地よいくらい。こんなに良い天気に恵まれるとは^^
10年前7月12日に登っているのだが、当時は剣ヶ峰一帯に皆腰を下ろし、地獄谷を眺めながら思い思いのお昼ご飯を頬張っていたのを思い出す。今はそのあたりは立入禁止になっている。
地獄谷、八丁ダルミ、当時の楽しかった記憶と、2か月後の痛ましい災害と、いろんなことを思い出す。
剣ヶ峰斜面には壊れて朽ちた灯篭が放置されており、当時の記憶をとどめている。
そして、きれいに整備された慰霊碑とシェルター。まだ5名行方不明のままなんだな、、、
摩利支天山へ
剣ヶ峰を後にし、二ノ池に下り、摩利支天山を目指す。
登山を始めたころは剣ヶ峰までにピストンで一杯々々だったが、涼しい顔で歩いていけるようになった^^ 成長してるなぁオレ^^
摩利支天山付近にはイワベンケイ、イワカガミ、ハクサンイチゲなどがよく咲いている。
そして、摩利支天山から見る剣ヶ峰もまた美しい
継子岳へ
摩利支天山をあとにし、さらに五ノ池へ下る。途中、エメラルドグリーンの三ノ池が目に飛び込む。美しい。いつかドラゴンアイを見に来たいものだ。
五ノ池小屋脇から継子岳を目指す。五ノ池小屋裏や継子岳山頂にはコマクサが咲いていた。もう終盤で元気はない感じだったが。
継子岳山頂からみる摩利支天山も美しい。
下山
継子岳を下り、五ノ池から摩利支天乗越、二ノ池小屋と登り返し黒澤ルートへ下る。
梅雨の狭間のたった一日の快晴、良い山行になった^^
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