記録ID: 702679
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無雪期ピークハント/縦走
剱・立山
北アルプス 薬師岳・五色ヶ原・立山縦走
2015年08月13日(木) ~
2015年08月16日(日)
浅野公佐
その他11人
体力度
8
2~3泊以上が適当
- GPS
- 119:20
- 距離
- 32.5km
- 登り
- 3,510m
- 下り
- 2,444m
コースタイム
いつも明るく元気なリーダーのもと男性8名と女性3名の11名は、折立を出発、標準コースタイム5時間、標高差1000mのところを、なんと3時間50分で1日目の太郎平小屋に到着。雨もなんとかもち前途洋々と思われた山行。しかし、夕方から雨。2日目は朝方からザーザー降りの雨が降りしきる中、苦行僧の信者になり、雨風に堪え忍びながら歩き続ける。途中、薬師岳山荘の軒下で休憩し、雨がやむのを待つかみんな悩む。しかし、何事にも挑戦する頼もしいリーダーのかけ声で、雨にも負けずまた歩き出す。尾根上のザレた道を雨風が強まる中、ついに薬師岳に到着。雨で頂上から何も見えず、幅の狭い岩稜をたどり北薬師に到着。そこからまた間山を超え、スゴ乗越小屋に到着する。3日目の朝を迎え、待望の日差しが差し込み、夏山の青空が戻ってきた。朝元気よく出発、スゴ乗越に下り、スゴノ頭を登る。このあたりから笠ヶ岳、黒部五郎などさまざまな北アルプスの山々が顔をだす。そして越中沢岳、鳶岳からは、いままで登ってきた薬師岳の全貌や槍が岳まで見えてくる。自分たちが歩いてきた、美しい薬師岳にうっとり、これが夏山の縦走の醍醐味だ。コバイケイソウ、ハクサンフウボ、トリカブト、ハクサンフウロ、ヨツバシオガマ、ミヤマダイコンソウなどが咲き乱れるお花畑が見えくると、ついに広大な溶岩台地に広がる草原地帯に赤い屋根の五色ヶ原小屋の姿が。7時間の苦労は、この青空と雄大な山々とお花畑で癒やされる。また、小屋ではお風呂にも入り大満足。最終日、佐々成政が浜松の徳川家康に窮状を伝えるために真冬の12月に越えたと言われる歴史のあるザラ峠を通り、獅子岳、鬼岳、浄土山など4つの山を越え、ついに室堂に到着した。この3日4泊の縦走は、健脚なメンバーと元気なリーダーとそのリーダーを上手く動かすFさんの賜ものでした。
天候 | 13日くもりのち雨 14日雨 15日晴れ 16日晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
折立から室堂への縦走は人が少なく、北アルプスの雄大な山々を眺められるすばらしいコース。尾根が連なり、アップダウンが大変多く精神的にタフなコースである。しかし五色ヶ原をはじめ高山植物が豊か。五色ヶ原と雄大な薬師岳はこのコースの最大の魅力である。 |
写真
装備
共同装備 |
ザイル(8mm×20m)
4ツエルト1
コンロ
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