【恵那山・(岐阜・2191m)】黒井沢登山口のピストン、湿った木の根と岩の道、眺望もなく、ただ単に「歩いたー」の一日
- GPS
- 07:30
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,232m
- 下り
- 1,231m
コースタイム
天候 | 曇り時々雨 下山してから晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
R19・中津川市・中村交差点をR363方向へ折れ、「恵那神社」の看板に従って恵那山林道へ入り約20km |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体を通して、キツイ登りはありません。マーカーテープやロープが登山道を誘導してくれるので迷う心配もありません。が、木の根や岩、細かな登り返しが多いと感じられました。人によって感じ方は違うかもしれませんが、片道7km弱・1021mの標高差のルートとして構えると大変かもしれません。神坂峠ルートよりは大変だと感じました。 |
その他周辺情報 | クアリゾート湯舟沢 健保の補助で入浴のみで300円 |
写真
感想
恵那山へは、広河原ルートと神坂峠ルートで何度か登頂したことがあるが、
岐阜県側のメインルートとして紹介されている黒井沢ルートを初めて訪れました。
標高差は1000m強、片道7km弱。
「伊吹山みたいなもんだな」とタカをくくっていましたが全然違いました。
ヤマレコで「往復8時間かかった、恵那山はあなどれない」
という記録がありましたが、いやホントこのルート侮ってはいけないと思いました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-700884.html
登山口からは林道歩き、次第に道幅が狭くなっていき、
沢筋に沿って、苔むした岩の道を歩いていきます。
細かいアップダウンがあり、徐々に体力を消耗していきます。
避難小屋から先も苔むした岩の道が続きます。
その岩の道の途中から、
愛知県から来られた2人連れの方とご一緒することにしました。
一人は、登山2回目で初めての2000m超え、
もうお一人は、年に3、4度ほど近場の山を登るのだとか。
登山2回目の方を先頭に、下山までご一緒しました。
この2人恐るべし、ペースについていくのがやっと。
訊けば2回目と言う方、
もともと自然歩道歩きを長年されてきたとのこと。
自然歩道はアップダウンもあり、
ある意味下手な山歩きよりタフさが求められます。
しかもこのお二人、仕事で繋がりがあることが分かりました。
山ではどんな出会いがあるのか分からないな、
つくづく思いました。
さて、避難小屋の後は、ジグザグの登り、
木の根もあって歩き難さは続きます。
小さなピークを過ぎて、コルを抜けた先からカラマツ林。
やや歩きやすい緩やかな傾斜になりますが、
これまでの悪路で身も心もボロボロ、
「せめて眺望でも」と思いますが、
このルート眺望ポイントがほとんどありません。
しかも、眺望ポイントがあったところで、この天気。
死んだふりの山歩きを強いられました。
尾根に乗ってからも登り返しがあり、
いよいよ山頂へと言う時には苔むした岩の道、木の根付き。
これでもか、というくらいですが、唯一ホッとしたのは水場。
恵那山の恵みを頂いて、残る数百メートル頑張ります。
その頑張りは、報われることなく終わりました。
予想していたとはいえ、山頂は雲の中ー。
山頂小屋の前で昼食をとり、山頂に立ち寄って下山しました。
眺望が効かないので、山頂でも雲の中だったので達成感なし、
ただただ歩くだけ。
唯一の眺望ポイントで晴れたのが救いだったでしょうか。
雨天も重なって終始悪路の黒井沢ルートでしたが、無事に下山できました。
一人だったら、心折れてグダグダ山行になっていたところですが、
同行された方たちのおかげでまずまずのペース。
本当にありがとうございました。
黒井沢ルート、歩いている時は「二度と行くもんか」と思いましたが、
紅葉の時季なんか良さそうですね。
晴れていれば、そこそこの山歩きになったかも知れませんし。
今思えば、まんざらでもない?(笑)
下山後は、クアリゾート湯舟沢で汗を流しました。
トリトマ丼で締めとしました。
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