鈴鹿 仙ヶ岳 ルート間違いの後 敗退


- GPS
- --:--
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 549m
- 下り
- 547m
コースタイム
- 山行
- 3:48
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:48
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
霧や降雪などなければ、ピンクテープなど探せばちゃんとあります。 ラッセルとまでは言いませんが、雪はクセモノでした。 深い所では腰くらいまで埋まります。 夏道を踏めればよいですが、足が夏道から外れると ずぼーーーーっ といきますw |
写真
感想
無雪期に一度登ったことがある仙ヶ岳。
友人が桑名市に移り住んだと言うので、
鈴鹿山脈の雪山に登ることになりました。
雪の御在所はすでに登っています。
それ以外で、夏山ルートの面白かった山。
それを積雪期に登ろうと、仙ヶ岳を選択しました。
小岐須渓谷の駐車場からスタート。
野犬の鳴き声を聞き、「野犬に注意!」の看板を見て、
ドキドキしながらゲート先の林道を進みます。
先行登山者のトレースを辿り、鶏仙尾根との分岐にやってきました。
予定では、夏に一度歩いた鶏仙尾根を行くはずでした。
しかし、先行者のトレースは、鶏仙尾根方面ではなく
小社峠に向かう谷筋についていました。
友人が「トレースのあるルートのほうが安心」と主張。
鶏仙尾根ではなく小社峠に向かう谷ルートを進みました。
その後、先行者のトレースを追いながら数十分。
先行者に追いつきました。
そこからは我々がラッセルしながらルートを辿る役目です。
幸いピンクテープも確認でき、我々はついに尾根道に出ることができました。
…。
が…。
…。
小社峠に着いたはずなのに、
目の前の地形と地形図が違いすぎる!!
正直、10分ほど悩みました。
地形図とにらめっこしました。
そして導き出された結論。
↓↓↓↓↓↓↓
我々は、小社峠に出る谷ではなく、
もうひとつ北側の「アライ谷」ルートを登ってきてしまった。
ぎゃー!!
そこは尾根の鞍部で「犬返しの険」と呼ばれるキレットでした。
稜線を南に辿れば仙ヶ岳に着くし、北に辿れば宮指路岳につながっています。
夏に仙ヶ岳と宮指路岳をつないで歩いたことがある場所です。
現在地は把握できたので山頂に向かうこともできましたが
友人2人の心は既に折れていました。
結局僕らは、自分たちでつけたトレースを辿って
登山口の駐車場まで戻りました。
このルートは廃道に近く、今回ヤマレコでルート作成する際にも
全くのサラ地にドットを置くという経験をしました。
いや、先行者のトレースがそちらに伸びていたのです。
先行者はそのあと追い越しましたが、まさかその時点で
自分たちがマイナールートに入り込んでいるとは
思いもしませんでした。
(小社峠への正しい分岐は下りで確認しました。…遅し。)
駐車場に着くと、
登りで追い越したパーティーが先に下山していました。
僕たちに追い越された後 諦めて下山したようです。
彼らに、トレースが目指すルートを外れていたことを告げました。
そのことを告げるまで、彼らも道間違いに気づいていなかったようです。
先行のパーティーがトレースさえ付けていなければ、
僕らは鶏仙尾根を登って山頂に辿りついていたことでしょう。
トレースさえ、トレースさえなければ………。
いや、登山は自己責任。間違えた自分たちが悪い。
けど、翌日など僕らのトレースを辿って
同じように道を間違える登山者が出るのではないかと、
少し不安になると同時に責任も感じました。
自己責任だけど、やはり目の前のトレースは信じてしまう。
今後は気を付けます。
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