沼ノ原山・大沼〜廃道の山と大雪山を代表する湿原巡り🤠

2024年07月27日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.2km
• 登り: 650m
• 下り: 650m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:00
• 休憩: 0:23
• 合計: 6:23

6:17 スタート地点
7:42 7:47 沼ノ原分岐
8:02 石狩岳分岐
8:57 9:02 沼ノ原山
9:54 石狩岳分岐
10:12 沼ノ原分岐
10:22 10:35 大沼野営指定地
11:11 沼ノ原分岐
12:40 ゴール地点

天候

曇り☁?

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　国道273号線から高原温泉方面へと向かう林道へ入り、しばらく進むと林道分岐。右折するように進むと高原温泉ですが、ここは黄色いゲートの先を直進。登山シーズンは施錠されてないので開け閉め自由です。
　層雲峡本流林道は約9kmで終点の登山口に着きます😉。駐車スペースは20台程で、トイレもあります。

コース状況／危険箇所等

　沼ノ原ルートは良く整備されています。
クチャンベツ登山口より沼ノ原湿原を通り、五色岳へ向かうルートは往復で約10時間の所要時間になりますが、日帰り圏内の為に道標やピンテなどの目印も豊富。

　一方で石狩岳への縦走目的でこの登山口を使うことも可能です。その途中、分岐から沼ノ原山へ登る人はほとんどいない為に藪道に。　

　沼ノ原分岐から石狩岳分岐までは所々で藪被りがあり、鬱蒼とした感じになります。石狩岳への縦走路は、2020年に笹刈りがされましたが、歩いて来た人の話では藪道に戻りつつあるようです。

　石狩岳分岐よりヌプントムラウシ温泉分岐までは同じく2020年に笹刈りされている為に登山道は比較的ハッキリしていました。ただ、逆ルートの登山口であるヌプン温泉までの林道は2016年の暴風雨で決壊。その後、現在も通行止めが続いており、温泉までたどり着けたとしても土砂で埋もれているようです。

　ヌプントムラウシ温泉分岐から沼ノ原山へは、元々が踏み跡程度の道で、登る人はほとんどいない為に藪化の一途。最近、登られた人がいるのか真新しいピンテが随所で見られましたが、肩に出てから山頂までは不明瞭な箇所も多く、ルートミスを数回繰り返しました。踏み跡は概ね、東側の斜面に付けられていたようです。
　所々で現れる踏み跡をたどりながら山頂の三角点を目指しますが、踏み跡が完全に消えている区間も相当あります。沼ノ原山は、《北海道夏山ガイド》の最新版でもコース案内がされていません。既に廃道扱いの山となっています。

その他周辺情報

高原温泉は国道沿いの案内板によると16時までの営業時間です。

写真

7/27 5:37

国道273号線から高原温泉への道へ。

7/27 5:39

数年振りに来ましたが、途中、舗装された区間があって驚いた😬。

7/27 5:43

層雲峡本流林道はゲートを開けて直進。施錠されてません。

7/27 5:50

道は概ね良好ですが、車底を擦る場面も数回ありました。

7/27 6:13

クチャンベツ沼ノ原登山口へ到着。駐車スペースにあった案内板では五色岳へのルートはグレード4。石狩岳へのルートは5です。沼ノ原山へのルートは記載すらありませんでした😒。

7/27 6:17

登山口を元気に出発😺。

7/27 6:23

沢を高巻く登山道。

7/27 6:28

渡渉は1度のみです。

7/27 6:54

歩道でこの標識を見かけるのは初めてでした。

7/27 7:01

大雪山の主稜線が途中で見られます🙂。

7/27 7:04

丸太ベンチから急登に耐えると平坦な台地へ。

7/27 7:29

その後、湿原へと入ります🧙。

7/27 7:29

木道整備で歩きやすい🤗。

7/27 7:36

この時間、トムラウシが見えていた。

7/27 7:38

あの形状からして、ニペの耳かも。ちょっとわかんない🙃。

7/27 7:40

・・・。

7/27 7:42

沼ノ原分岐に到着しました🍀。

7/27 7:47

石狩岳やヌプン方面に向かわれる人は直進です。

7/27 7:49

道が・・・。

7/27 7:55

藪😰。

7/27 8:02

石狩岳分岐へ。標識は赤錆びてて何書いてあるのかわかりませんでした。

7/27 8:03

石狩岳方面。この辺りは草の道ですが、先に行くと相当な藪漕ぎが待ち受けているようで💧。

7/27 8:03

自分は右折して木道無しの湿原歩き。

7/27 8:03

青いポールが道先を案内してくれました。

7/27 8:04

湿原の先、道になった。

7/27 8:05

途中にあった読めない標識。

7/27 8:08

前方に鋭角な沼ノ原山が見えた🤠。

7/27 8:09

山の先端が見えている感じですね。

7/27 8:12

この青いポールから西斜面をコルに向けて急激に下ります❗。

7/27 8:14

ガスってしまった。迷わないように💧。

7/27 8:25

写真では分かりにくいですが、ここがヌプントムラウシ温泉と沼ノ原山の分岐になります。沼ノ原山へは左へ。

7/27 8:26

草の急な斜面を登る。藪漕ぎを覚悟していたので拍子抜けでした。

7/27 8:27

振り返ると岩塔が。あの左横から下って来たらしい😬。

7/27 8:30

大丈夫じゃん・・だなんて思っていたら・・。

7/27 8:32

徐々に植生が変わりまして🌿。

7/27 8:37

藪道に突入した😰。

7/27 8:42

こんなにハッキリした区間も
あります。

7/27 8:44

わけがわからない区間も。

7/27 8:47

所々でピンテを見つけられる。

7/27 8:51

山頂が近い🤠。西斜面に出ると藪が酷くなります。踏み跡は東斜面にあるのでご留意ください❗。

7/27 8:51

ルートミスを繰り返して山頂へ😢。

7/27 8:57

沼ノ原山の山頂に到着しました🥺。

7/27 8:58

残念ながら展望は無し☁️。

7/27 9:03

僅かにガスが取れた瞬間。

7/27 9:06

帰路も藪の中で踏み跡を探す。

7/27 9:09

不安とピンテを見つけた安心が交互に。

7/27 9:10

あの台地を目指して帰る。

7/27 9:13

ピンテはまだ新しい。

7/27 9:26

この赤いのはどこで手に入る？。

7/27 9:54

無事に戻った🌿。

7/27 9:55

石狩岳方面を下見。数年前にユニ側から縦走したので、多分歩くことはないと思いますが・・。

7/27 10:02

特徴的な山容の忠別岳が見えます⛰?

7/27 10:04

沼ノ原湿原への帰りも藪漕ぎ🙈。

7/27 10:07

たまに見かける気の早い葉🍁。まだ、夏だって。

7/27 10:11

石狩岳はガスの中。

7/27 10:12

大沼に寄りたいので分岐を左折。

7/27 10:12

平和な木道歩き😉。

7/27 10:14

雨竜沼湿原と比較。こちらの方が静か😅。

7/27 10:15

蛇行する木道。

7/27 10:15

大沼はまだか。

7/27 10:17

今年の夏は雪解けが早く、今後の縦走を踏まえて沼の水を飲む訓練をしとこーか考えた。

7/27 10:21

野営指定地となっている大沼に到着しました。

7/27 10:21

広大な沼。

7/27 10:31

着いてすぐに散らかす🙈。

7/27 10:32

静か🥺。

7/27 10:36

テント張ってる人もいた。

7/27 10:37

時計回りに1周してみよう🤠。

7/27 10:41

ガスがかかっていない石狩岳、見たかったな〜😬。

7/27 10:44

沼の北の辺りで水の流れを発見。チロチロ程度でした。

7/27 10:46

周回が困難に😅。

7/27 10:47

更に困難に。

7/27 10:47

砂浜だから、テントはどこにでも設営可能。水量しだいです。

7/27 10:50

あれは人工的なせき止めの岩。

7/27 10:53

周回終了後、沼の水を浄水器を使って飲んでみた。お腹は痛くならなかった。象さん気分。ぬるくて美味しくなかったです😢。

7/27 11:03

帰ります🙂。

7/27 11:07

小鳥の鳴き声ばかりが聴こえたよ🐦。

7/27 11:07

複雑な沼の地形。

7/27 11:09

木道の隙間でも頑張って生きる姿。

7/27 11:18

この木の板はどうやって運んだのだろうか🌀。

7/27 11:25

人気のコースなのです。

7/27 12:13

帰り、渡渉ポイントでそのまま岸を進んでしまった🙈。

7/27 12:27

おかげで迷った💧。

7/27 12:38

登山道に復帰してクマのような木にビビった🐻。

7/27 12:41

下山🐰。車、まだいっぱいだね。皆さんは五色岳の方まで行かれている様子。

7/27 13:10

林道復旧に感謝します。俵真布林道もぜひ復旧を💪。

撮影機器：

COOLPIX W300 NIKON CORPORATION