北岳バットレス4尾根
天候 | 7/27晴れ~雨 7/28晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
感想
ルートについて:
・Bガリー大滝の、よく写真で見るクラックは、コーナーの最奥まで行かないと角度の関係で見えない一瞬不安になるが、信じて進むべし
・Bガリー大滝は朝イチだし暗いし濡れてるのでロープを出したほうが無難だと思った
・Bガリー大滝から左に小さなリッジを越える地点を見逃さないか不安だったが、左をよく見ながら進めば問題なかった
・ナッツはあまり使い所がなかった。マイクロカムはたまに使える。いずれにせよ支点作成用にカムはあったほうがよい(ハーケンも要所要所で効いていそうではある)
・1p目のクラックを楽しみにしていたが、3手ぐらいで終わってしまって残念
学んだことなど:
・確保支点の位置がoptimalでないルートはコードレットがある方がいいと思っていたが、メインロープでやってみて特に不便を感じなかった。つるべならメインロープで問題なし
・調子の悪い左足首が下山で痛みはじめたのでストックを借りた。人生初ストックで快適さがよく分かった。しばらくはストックを持って行くことにする
・登攀時間は、ピッチグレードだけではなく、プロテクションの間隔や信頼性によっても変わってくると気付いた。いわゆるフリークライミングのルートよりも安全マージンを取ったムーブでゆっくり登ることになるので、登攀そのものが簡単な割には時間がかかった
コースの記録はGPSのバグのため無し。
去年の冬に立てたひとつの目標であった北岳バットレス4尾根を登ることができた。パートーには本当に感謝。
登攀内容
下部岩壁
1p
自分がリード
簡単なクラックだがクライミングシューズに履き替えて正解であった。
2p
パートナーがリード
ロープギリギリまでピッチを伸ばし立木で終了。
3pヒデュンスラブ
自分がリード、簡単だが途中プロテクションが取れないところがあり怖かった。
4尾根
1p
パートナーがリード
最初のクラックを安定した姿勢で突破。
2p
自分がリード
簡単なスラブ。トポとは違い直線的に登った。
3p
パートナーがリード
ロープをギリギリまでだし終了。
4p三角垂壁
自分がリード
練習の効果なのか、自信を持ってカチを掴み登ることができた。
5p
自分がリード
チムニーからカンテ。
6p
パートナーがリード
怖いトラバースまで。
7p城塞ハング
チムニーに苦戦しつつ突破。
登攀の内容としてはクラックを練習して省エネで登れるようにする事。懸垂下降を素早くできるよう手順をさらに固める事が課題。
三角垂壁に関しては、最近取り組んでいたボルダリングのおかげがすんなりムーブを出すことができた。
アプローチは草付きのトラバースが濡れていて怖いと感じた。慣れていないせいもあるのでアルパインのアプローチや沢で改善したい。
歩きは最近トレーニングしてなかったので下山が長いなと感じた。
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