ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7080248
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

男体山

2024年07月30日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:52
距離
8.3km
登り
1,211m
下り
1,213m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:53
休憩
0:28
合計
5:21
距離 8.3km 登り 1,211m 下り 1,213m
8:23
25
8:48
8:52
15
9:07
9:09
13
9:22
9:27
26
9:53
9:59
18
10:17
10:18
18
10:36
21
10:57
10:58
5
11:03
11:04
38
11:42
11:43
11
11:54
10
12:04
12:05
20
12:25
12:26
22
12:48
12:49
9
12:58
13
13:11
13:13
17
13:30
13:31
6
13:37
13:38
1
13:39
ゴール地点
天候 事前予報:ヤマテンは霧一時雨で強風、登山天気は前日Bで当日朝はC、てんくらは一貫してC。
実際:登山口パラパラ雨。4合目までに上がる。8合目で霧。山頂は霧のち晴れも強風。午後は晴れ。結果的にヤマテンが一番正確だった。
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
二荒山神社の登山者用駐車場は信号のところから大鳥居をくぐって斜めに入っていき、上がりきったところで右に曲がる。無料。
コース状況/
危険箇所等
四合目まではやや湿っていて滑りやすいが、そこから上は乾いていた。ただ、岩でスリッピーなところがあった。5合目から8合目までは岩登りと岩降り。段差があるのでポールがあった方が良いと思う。
その他周辺情報 登山後は「日光山水」で日帰り入浴がおすすめ。800円で貸しタオル付き。内湯はぬるめ、露天風呂は熱めでバランスが良い。受付の男性の方も親切でフレンドリー。
二荒山神社正面。登山受付は右側の入り口を入った所にあります。
2024年07月30日 08:06撮影 by  iPhone 15, Apple
7/30 8:06
二荒山神社正面。登山受付は右側の入り口を入った所にあります。
入山届と入山料1000円を支払い、登山受付を終えていよいよ出発。奥が登山口です。
2024年07月30日 08:18撮影 by  iPhone 15, Apple
7/30 8:18
入山届と入山料1000円を支払い、登山受付を終えていよいよ出発。奥が登山口です。
5分足らずでたどり付く1合目。登山目的で無い人はここまでで帰るようです。
2024年07月30日 08:22撮影 by  iPhone 15, Apple
7/30 8:22
5分足らずでたどり付く1合目。登山目的で無い人はここまでで帰るようです。
1合目から4合目までは低いクマザサの緩やかな森を登って行きます。緩やかな分、高度を稼げないのが痛いです。
2024年07月30日 08:47撮影 by  iPhone 15, Apple
7/30 8:47
1合目から4合目までは低いクマザサの緩やかな森を登って行きます。緩やかな分、高度を稼げないのが痛いです。
30分ほど歩くと、工事用の車道に出ます。この車道も緩やかな上りで1kmほど続きます。
2024年07月30日 08:58撮影 by  iPhone 15, Apple
7/30 8:58
30分ほど歩くと、工事用の車道に出ます。この車道も緩やかな上りで1kmほど続きます。
4合目。鳥居があります。いよいよここからが本格的な登山です。
2024年07月30日 09:07撮影 by  iPhone 15, Apple
7/30 9:07
4合目。鳥居があります。いよいよここからが本格的な登山です。
クマザサの高さが一気に高くなります。
2024年07月30日 09:09撮影 by  iPhone 15, Apple
7/30 9:09
クマザサの高さが一気に高くなります。
程なくして5合目の小屋。
2024年07月30日 09:22撮影 by  iPhone 15, Apple
7/30 9:22
程なくして5合目の小屋。
後ろを振り返ると、中禅寺湖が見えてきました!
2024年07月30日 09:22撮影 by  iPhone 15, Apple
7/30 9:22
後ろを振り返ると、中禅寺湖が見えてきました!
もう紅葉が始まっているのかな…?と思って撮った一枚。
2024年07月30日 09:26撮影 by  iPhone 15, Apple
7/30 9:26
もう紅葉が始まっているのかな…?と思って撮った一枚。
徐々に傾斜がキツくなり、このようなゴツゴツとした岩登りのセクションが1時間ほど続きます。
2024年07月30日 09:50撮影 by  iPhone 15, Apple
7/30 9:50
徐々に傾斜がキツくなり、このようなゴツゴツとした岩登りのセクションが1時間ほど続きます。
7合目にある廃屋同然の小屋。
2024年07月30日 09:55撮影 by  iPhone 15, Apple
7/30 9:55
7合目にある廃屋同然の小屋。
8合目の避難小屋です。思いのほか小さいです。あくまで天候悪化時の避難用でしょう。休憩するにもふさわしいポイントではありません。
2024年07月30日 10:17撮影 by  iPhone 15, Apple
7/30 10:17
8合目の避難小屋です。思いのほか小さいです。あくまで天候悪化時の避難用でしょう。休憩するにもふさわしいポイントではありません。
中禅寺湖がさらにはっきりと見えるようになって来ました。
2024年07月30日 10:18撮影 by  iPhone 15, Apple
7/30 10:18
中禅寺湖がさらにはっきりと見えるようになって来ました。
植生が変わってシラカバが出てきます。
2024年07月30日 10:27撮影 by  iPhone 15, Apple
7/30 10:27
植生が変わってシラカバが出てきます。
霧が出てきたかと思えば・・
2024年07月30日 10:46撮影 by  iPhone 15, Apple
7/30 10:46
霧が出てきたかと思えば・・
また晴れたり、と目まぐるしく天気が変わりました。
2024年07月30日 10:48撮影 by  iPhone 15, Apple
7/30 10:48
また晴れたり、と目まぐるしく天気が変わりました。
いよいよ山頂が見えてきました!・・・が、霧の中で真っ白。
2024年07月30日 10:56撮影 by  iPhone 15, Apple
7/30 10:56
いよいよ山頂が見えてきました!・・・が、霧の中で真っ白。
山頂の神社。風が吹きまくっていて非常に寒いです。
2024年07月30日 10:57撮影 by  iPhone 15, Apple
7/30 10:57
山頂の神社。風が吹きまくっていて非常に寒いです。
神社横の小屋。風よけに使っているグループがいたので、真似をして横に座りました。
2024年07月30日 10:58撮影 by  iPhone 15, Apple
7/30 10:58
神社横の小屋。風よけに使っているグループがいたので、真似をして横に座りました。
男体山山頂の看板の前で証拠写真。背景に見えるのが最高点で、ステンレス製の剣が刺してあります。
2024年07月30日 10:59撮影 by  iPhone 15, Apple
7/30 10:59
男体山山頂の看板の前で証拠写真。背景に見えるのが最高点で、ステンレス製の剣が刺してあります。
カップラーメンの昼食を食べていると、晴れ間が差してきました。登っている間の不安定な天気が嘘のようです!
2024年07月30日 11:15撮影 by  iPhone 15, Apple
7/30 11:15
カップラーメンの昼食を食べていると、晴れ間が差してきました。登っている間の不安定な天気が嘘のようです!
この明るさ。山頂到着時とはまるで違います。
2024年07月30日 11:15撮影 by  iPhone 15, Apple
7/30 11:15
この明るさ。山頂到着時とはまるで違います。
北側に目を向けると、西吾妻山など福島県側の山々が見えました。
2024年07月30日 11:20撮影 by  iPhone 15, Apple
7/30 11:20
北側に目を向けると、西吾妻山など福島県側の山々が見えました。
戦場ヶ原までクッキリと見えました。溜め息がでる美しさです。
2024年07月30日 11:44撮影 by  iPhone 15, Apple
7/30 11:44
戦場ヶ原までクッキリと見えました。溜め息がでる美しさです。
戦場ヶ原をもう一枚!
2024年07月30日 11:46撮影 by  iPhone 15, Apple
7/30 11:46
戦場ヶ原をもう一枚!
下山を開始します。山頂直下の赤茶けた火山性の岩々と中禅寺湖の青さのコントラストを示したくて撮った一枚。
2024年07月30日 11:46撮影 by  iPhone 15, Apple
7/30 11:46
下山を開始します。山頂直下の赤茶けた火山性の岩々と中禅寺湖の青さのコントラストを示したくて撮った一枚。
登る時はスイスイ登ったつもりが、降りる段になるとかなりの高度感。大腿筋の「こらえ」が徐々に効かなくなっていくのが分かります。転倒しないように細心の注意を払いながら下山。
2024年07月30日 12:09撮影 by  iPhone 15, Apple
7/30 12:09
登る時はスイスイ登ったつもりが、降りる段になるとかなりの高度感。大腿筋の「こらえ」が徐々に効かなくなっていくのが分かります。転倒しないように細心の注意を払いながら下山。
ようやく旅の終わりが見えてきました!
2024年07月30日 13:32撮影 by  iPhone 15, Apple
7/30 13:32
ようやく旅の終わりが見えてきました!
登る時には気づかなかったのですが、終点直前に、このように靴を洗うための水とブラシまで用意してあります。これは本当にありがたい!
2024年07月30日 13:36撮影 by  iPhone 15, Apple
7/30 13:36
登る時には気づかなかったのですが、終点直前に、このように靴を洗うための水とブラシまで用意してあります。これは本当にありがたい!
無事、下山完了! 太ももがピクピク言っておりました。
2024年07月30日 13:37撮影 by  iPhone 15, Apple
7/30 13:37
無事、下山完了! 太ももがピクピク言っておりました。
撮影機器:

装備

個人装備
レインウエア(上下) アンダーウエア ソックス グローブ 帽子 防寒着 着替え(ソックス・アンダーシャツ) スパッツ トレッキングブーツ バックパック ポール(ポイントプロテクター必須) ヘッドランプ(予備電池含む) 水筒またはハイドレーションパック クッカー・ストーブ・燃料 食器・カトラリー コンパス 時計 タオル(手ぬぐい) ロールペーパー・携帯トイレキット ガベッジバック(ゴミ袋) ライター・防水マッチ 筆記用具 日焼け止め・リップクリーム ナイフ 救急用品・常備薬 健康保險証•身分証明書 携行食・非常食 登山届(事前提出) ツェルト 携帯電話 ダクトテープ・細引き エマージェンシーコール(ホイッスル) 熊鈴・熊よけスプレー 浄水器 サプリメント
備考 ペットボトルのコーヒー飲料。山頂での甘味とエネルギーの補給に役立った。アミノ酸とミネラルのサプリメントを上りの途中で飲んだ。これが役立ったと思う。

感想

「登りよりも降りの方が試される登山」

行ってみて感じた正直な感想です。男体山は、二荒山神社の登山口から山頂まで、ほとんど一直線の「直登オンリー」の山です。直登ということは、他の山ならあるような、緩やかな稜線歩きや開けた台地のような場所は、ほとんど無いと言うことです。つまり、最初から最後まで一本調子で上り続けることになります。それでも、上りはまだ体力があるのでいいのですが、降りは大いに問題になります。ずっと急な降りが続いて、大腿筋に極めて大きな負担が掛かるのです。しかも、8合目から4合目まではほぼずっと大きな石がゴロゴロ積み重なる「岩の道」で、転倒すれば怪我をする可能性が高いです。もし転倒の不安がある方は、ヘルメットをした方が良いと思いますし、下山時こそポールをうまく使って足への負荷を減らしたいところです。

「天気」の欄にも書きましたが、今回は「ヤマテン」の天気が芳しくなく、しかも、いろは坂を車で上っている最中に雨が降り始め、神社に着いた時には一時ザーザー降りになりました。これは諦めるべきか・・と思いましたが、「ここまできたのだし・・・」と、レインウェアを着て歩き始めることにしました。結果、この選択が吉と出ました。曇り空で日光が照らないため、下界の猛暑とは別世界で、エアコンのような冷風の中を登ることができました。登りが非常に速いペースで行けたのも、この温度の低さが大きいです。その意味では、最近のような猛暑では、ピーカン晴れではなく、このような「霧」や「くもり」の天気をあえて狙うのもありかもしれない、と思ったほどでした。

私は7時45分頃、登山者用駐車場に着きましたが、第一駐車場はまだ数台空いていました。第二駐車場もあるので、駐められないことはないと思います。私が出会った登山者は全体で30人位でした。夏休み中ということもあり、子連れで登っている方が数組いました。正直、この山を日帰りで登れる体力のある子どもはすごいと感心しました。日光という土地柄、外国の方も多く登っていました。

私が山頂についたときは霧と暴風で、体感温度は12~13℃くらいに感じたため、ウィンドシェルとレインウェアを着込んで保温に努めました。しばらくして、霧が晴れて美しい景色を見ながらラーメンを食べることができたのは最高でした。登山口の雨で諦めなくて本当に良かったと思いました。

帰りは日光山水で日帰り入浴をして汗を流し、筋肉をほぐして帰路に就きました。総じて、満足度の非常に高い登山でした。そうそう、帰ってから軽い頭痛が出ました。恐らく、ごく軽度の高山病だろうと思います。男体山は2500m以上ありますので、何らかの症状が出てもおかしくはありません。高山病の出やすい方は、対策をしておくとよいかと思います。

今回は、登りの時の涼しさと、体調が良かったこととが相まって、自分でも驚くほど速いペースで登って降りることができましたが、普通はプラス2時間くらいは必要だろうと思います。二荒山神社の登山受付は、「遭難の可能性が高いため正午まで」と限定されています。今の時期、できる限り早く登山開始をすれば、それだけ涼しく登ることができます。7時台がベストで、遅くとも8時30分までに出発すれば、涼しい中を登れると思います。ご参考になさって下さい。

そうそう、途中に水場はありません。水は最低2Lくらいは必要だと思います。また、途中にトイレもありません。心配な方は携帯トイレやトイレットペーパーとスコップを持参しましょう。なお、二荒山神社の脇にあるトイレは、トイレットペーパーが有料で別途、買う方式になっています。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:133人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 日光・那須・筑波 [日帰り]
男体山(中善寺温泉経由の往復)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 日光・那須・筑波 [日帰り]
日光男体山登山ルート
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら