雨飾山 花・女神・絶景!



- GPS
- 06:36
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 1,002m
- 下り
- 999m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
5:20 安曇野穂高発 松川道の駅経由 7:10 小谷村中土 雨飾山登山口 <復路> 14:00 雨飾山登山口発 15:40 自宅着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
問題ない |
その他周辺情報 | 雨飾荘 山田温泉など |
写真
感想
2024年(令和6年)8月1日(木)
雨飾山 花・女神・絶景!
雨飾山は3回の急登を乗り越え山頂にたどり着くと心得ている。
まずは登り始めのからブナ平へ。
次は一端荒菅沢へ下ってから笹平への長い長い強烈な急登。
最後は山頂へのもう一歩の登りだ。
ブナ平までは木の根を階段にするなど、巨木なブナにエネルギーをもらいながら登る。
荒菅沢からの激登りに比べると、登り始めというのがハードに感じるのか。
下山時にこの2回の急坂の違いがはっきりと分かる。
ほぼ直線的に岩、木の根を掴み這い上がり、上部は危険は無いが日に照らされる岩場を注意して笹平へ。
笹平に出るとホットする。
そして目の前に広がる笹原の先に雨飾山の山頂が浮かび上がる光景は、急登から別世界に入ったようだ。
笹原そしてお花畑を気持よく歩き山頂への最後の登りとなる。
目の前に山頂は見えて近いのだがなかなか着かない。
時々振り返ると歩いてきた笹平の登山道が女神の横顔に変身。
高度を上げるにしたがい女神の横顔が微笑み出すようだ。
笹平から山頂へは笹原だが、その中に花が咲き競っていた。
一番多く見られたのは薄紫色のオオバギボウシ。
荒菅沢から上部を見上げたときに岩肌が見られるが、その上部の斜面は正にお花畑、色とりどりの花々が見られた。
クガイソウの紫、シモツケソウの赤やピンク、キンコウカ・マルバダケブキなど黄色の花々。
緑の笹原の中、夏の太陽を浴びて色鮮やかな花々が迎えてくれた。
また青空にも雨飾と花がくっきりと浮かび上がる様は最高だった。
山頂は下山する人、まだ登ってくる方と入れ替わりつつ大いに賑わっていた。
お弁当を食べたり、中にはビールを美味しそうに飲む人(N氏)、上半身裸になり日を浴びている方(私は絶対にしたくないが)。
様々な過ごし方で雨飾の山頂を楽しんでいた。
中でも360度の大展望が良い。
遠く槍・穂高が眺められ、爺ヶ岳・鹿島槍・五竜岳から白馬三山まで。
雪倉、朝日岳、そして栂海新道の稜線。
焼山、火打の一部、金山、天狗原が目の前に聳える。
さらに高妻山、戸隠山の険しい稜線も見られた。
眼下には糸魚川の海岸線、舟が行き交うのだろう白い筋も見られた。
気持よい風に人心地は付けたが、きつい登りそして下りでもあった。
ただ雨飾の女神が微笑み、絶景を楽しみ、そして色とりどりの花々に魅了された山行となった。
ふるちゃん
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