盛夏の甲州百山巡り:高谷山(夜叉神峠林道ゲートより周回)


- GPS
- 03:16
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 676m
- 下り
- 666m
コースタイム
天候 | 朝方快晴、のち時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・夜叉神ゲート手前登山口〜夜叉神峠〜高谷山:歩きやすく整備された幅広の道、案内道標多数。特段の不明瞭箇所等ナシ ・高谷山頂〜桧尾峠:山頂直下は急斜面、その先も岩混じりのヤセ尾根下りが続き、要所にトラロープあるも落石・スリップ注意 ・桧尾峠〜夜叉神トンネル東口:ザレた細いトラバース路が続き、要所に赤テープ等のマーキングあるも、コースを外さぬよう注意。途中一ヶ所ガレ場の崩落区間通過、スリップ注意 |
その他周辺情報 | ・芦安の広河原行きバス発着場横の日帰り温泉・南アルプス温泉ロッジ利用(午前9時より営業、大人750円/露天風呂・食堂あり) ・前夜(午前0時過ぎ)、芦安温泉先の林道登り口近くで、成獣のクマが林道を横切るのを目撃(夜叉神峠ゲートの監視員によれば、今夏は山中登山コースでの目撃情報はほとんどない由) |
写真
装備
備考 | (消費水分量)PETボトル(果汁飲料)500ml ×1、ガッツギア×1 |
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感想
約15ヶ月の素浪人・山歩き三昧の生活を経て、小生7月初めより久々のフルタイム勤務再開。酷暑の中、連日の長距離通勤でバテバテ状態、ヤマラー待望の梅雨明け後も山歩きに出かける気力・余裕のないまま、8月を迎えます。お盆には家族同伴で東北の低山ハイキングも予定しており、このままではイカンと一念発起、在宅テレワーク後の金曜夜、自宅を出て愛車を飛ばし、日付が変わった頃に南アスーパー林道・夜叉神峠ゲート前の駐車場に到着。夏山ピークシーズンでもあり、駐車スペースが空いているか心配でしたが、出足早めだったことも奏功し、ゲートすぐ前の良いポジションに車が入れられ、しばし車中仮眠します。
翌朝、早立ち登山者や広河原行き始発バスの喧騒に目を覚ますと、辺りは高原の冷気に包まれ、快晴微風の絶好のハイキング日和!車内で軽く朝食を済ませ、登山口からクマ鈴鳴らし、ハイウェイのように歩きやすく整備された登山道を勇躍登っていきます。以降のコース中詳細は本文・写真キャプション記載の通り、夜叉神峠小屋で雄大な白根三山のパノラマを楽しんだ後、高谷山頂まではコースタイムより早いペースで快調に進みます。樹林に囲まれた山頂は静寂そのもの、木の間から威風堂々の北岳の雄姿を望みつつ、疲れ気味の胃袋に弁当軽食を流し込み、帰路はかつてバリルート扱いだった桧尾峠経由の周回ルートへ足を踏み入れます。初っ端から激下り、その先もトラロープ付きのヤセ尾根区間が続き、往路とは一転、緊張を強いられます。尾根分岐の桧尾峠に到着、ホッと一息ついたのも束の間、ここから先もザレ気味で道幅の細い気の抜けぬトラバース路が続き、ヤマレコマップ上に「注意!」マークの付いた崩落区間を慎重に通過、30分弱で何とか立派な舗装のスーパー林道に降り立ちます。
程なくゴールのゲート前駐車場に帰着、監視員のオジサマとコース状況やクマ目撃情報をやり取り、山麓のオススメ日帰り湯の営業時間など聞き込んだ後、早速愛車で芦安の駐車場近くの温泉ロッジへ。午前中から下山後の温泉入浴という優雅なひとときを過ごし、こちらも渋滞知らずの上り中央道を疾走、途中の談合坂SAで軽食と土産購入を済ませ、午後早い時間に神奈川の実家に帰着。独居の老母を慰問しつつ、2人でプチ贅沢して土用の出前ウナ重など食べながら、五輪観戦でリラックスしました。
今回は再就職後お初の山歩き、しかも酷暑の中ということで、標高差も比較的小さめで歩程3時間弱というユルハイクでしたが、帰路のコースは比較的タフで、弛んだ心身に気合いを入れ直すには丁度良い半日ハイクでした。お盆休みには家族共々、新日本百名山フィナーレの山行を予定しており、日々の節制に努めながら、節目のツアーに向かいたく思います!
[※2024年8月4日、satonao1記す]
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