甲斐駒ヶ岳 八丁尾根 ラウンド


- GPS
- 16:58
- 距離
- 32.0km
- 登り
- 3,348m
- 下り
- 3,271m
コースタイム
- 山行
- 5:02
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 5:18
- 山行
- 10:36
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 11:36
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
1040円と数年前より1.5倍に値上がりしていてびっくり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鎖やロープ、梯子がある、よく出来たアスレチック天国 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
登山初日。道の駅はくしゅうより登山口まで歩く。
ここまで暑いなんて。登山前に溶けてしまいそう。
甲斐駒ヶ岳までの黒戸尾根は何度か通っているので、鎖やロープ、鉄格子の登りは慣れているのでそれ程の恐怖感はなし。毎度整備されつくしているアスレチックには感心します。
七丈小屋は何度か通過しているが、ここで宿泊(テント泊)するのは初めて。あまりにも暑い日が続き、避暑しようと思って、こちらを思いつきました。
自分としては早い時間の到着ですが、第一テント場は既に空きが少ない状態でしたが、空いているところにテントを張りました。この時点では、上の段の第2テント場はまだ空き状態。翌日に通ると8割型埋まっていました。テント場は夜はまだ涼しくなく、寝づらかったけど、夜中には冷えてきてシェラフをかけました。
少しだけ寒さを感じて、ああ幸せ!
2日目、3:30位には起き出し、テントを片付けてからゆっくり朝ごはんタイム。朝焼けがはじまり、明るくなってから出発。
甲斐駒ヶ岳までは慣れている道なので、梯子や鎖等には驚かず順調に進む。甲斐駒ヶ岳の山頂付近では雲が広がってはいるものの、仙丈ヶ岳、北岳、オベリスク、富士山も薄っすら見えて、甲斐駒ヶ岳から夏に周りの南アルプスの山々を見られて幸せです。山頂にてキウイフルーツを食べたりしてゆっくり休息。
これから先が今回の山旅の初探検。まずは、甲斐駒ヶ岳から山頂の先、どこから進むのか道標や印は特にないので探してみる。
稜線は雲が広がってはいるものの。はっきりと見ることができ、分かりやすい。暫く下ってから稜線が続きます。結構歩かれているようで、登山道は見つけやすいですが、数回間違えています。
途中で雷鳥さん親子が突然現れる。しっかり写真が撮れました。
六号石室の前に下りの鎖場が出てきて、一瞬固まりましたが、慎重に降りて大丈夫でした。
石室の屋根が下に見えて来たので、下って見学してきました。よくまあ、こんな岩だらけの所に建っているのか感心します。
さてこちらを見学した後、また岩岩を登って尾根上に戻るも岩だらけの道を過ぎ樹林帯に入った所で分岐があり最初に選んだ方が間違え。こういう時は本当にヤマレコさんの計画ログが助けになります。間違え警告が鳴る前に気が付きました。(間違え警告がなる前に、自分の感で先に気がつけるとちょっと嬉しい)
その後は稜線上に対して右側の樹林帯に巻いたり、稜線上に戻ったりの登山道。三ツ頭(ミツガシラ)の手前までは稜線上の左側、崖斜面にちょっとしたお花畑が広がっています。三ツ頭には目立つ山頂標識はありません。展望は割と良いです。
三ツ頭を降りてから八丁尾根と鋸岳への分岐標識あり。
鋸岳までは1.6キロと短い距離だけど、登山レベルは高すぎて私の力量では無理なのでいずれは行きたいけど。鎖場やロープなどで手が入っていれば可能かもしれないけど、崩壊が進んで居るらしいので無理でしょう。
さて、この八丁尾根の分岐から烏帽子岳までは樹林帯の尾根ですぐ着きましたが、その先の大日岩までの分岐に3hの表示あり。多分3キロくらいのはずだが何かあるに違いない。レコには鎖場があるとは記録が有りましたが。大岩山の手前の大きな岩の序盤から、出現した鎖場。先には登山道印の赤いテープ。鉄格子、黄色のロープと続きます。深呼吸して、お水を飲んでから慎重に。やはり初めての場所ではかなり緊張するので手こずります。
なるほど、このルートは反時計回りをする方の記録が見つけられないのが理解できます。私ならこの岩のルートの下りは無理でしょう。
登って見ると、鎖も黄色のロープもしっかりしていて、岩も滑りづらいので何とか登れました。
到着した「大岩山」の山頂標識付近は展望のない甲斐百山あるあるです。その先の「毛むくじゃら山」の手書きの山頂標識には思わず笑っちゃいました。その通り、樹林帯は展望のない枯木の多いなんてことない登山道。
暫く進んでからこれも甲斐百山の「鞍掛山」分岐に荷物をデボして寄り道。道標には「0.3」と表記あるものの往復でしっかり1時間強かかります。掛鞍山の山頂はそこにあるだけで、行きは通り過ぎて先に鞍掛山展望台に着いてしまいました。白岩の砂場になっている綺麗な場所です。帰りに山頂標識の写真を撮って、激下りと登りで分岐点へ。簡単なお山と思いきや、距離は短い割には十分に変化のある手強い登山道でした。
日向山まで約2キロ。樹林帯を小さなアップダウンを交えて進むと、白い砂場と大きな白岩のある日向山に到着。前に一度日向山に来ましたが、その先に進むのを同行者の旦那様に却下され、今回やっと繋いできました。
日向山からは緩やかな下りの登山道、急がないと帰りのはくしゅうからのバスに間に合わなくなるので、ここからは急ぎ足で進む。
尾白川渓谷の駐車場に着くと余裕の時間に着いたので向いの売店のご主人(行きにトマト1つ買いお喋り)に無事下山の報告と
ブルーベリージュース(カップに生プルーベリーをジューザーでミックスしてくれます)とっても美味しかったです。
下山すると天気は曇り空でお陽さまギラギラでなく助かりました。一息ついてから道の駅はくしゅうまで、ぶらぶらと歩いていると、車で来ていた二人組女子さんに声をかけられ道の駅まで送ってもらいました。助かりました。ありがとうございます。
道の駅の水で頭を冷していると、ふと声をかけられ途中まで送っていただけるとの事。同じ日に甲斐駒ヶ岳をピストンで登山してきたとか。何か見覚えのある顔だなあと思っていました。私が大きなザックを置いて、頭から水を被っていたのが目に留まったそうです。
お話してみたら私が良く出ているトレランのレースで同じく参加していたり、とあるトレランレースでばったり会っていた方でした。
偶然とは言え、本当にありがとうございました。
翌日は久々に足が、恐ろしく筋肉痛で歩くのがやっとです。
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