船形山大倉川の森林軌道跡

2024年08月04日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 8.8km
• 登り: 348m
• 下り: 356m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:50
• 休憩: 0:00
• 合計: 6:50

6:40 十里平
13:30 十里平

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

登山ポストは定義如来の駐車場の北端、定義林道の入り口。
十里平の道路終点は私有地があるのでふさがないように。

写真

8/4 6:51

十里平の道路の終点です。私有地の脇に道が隠れています

8/4 6:54

森林鉄道の入り口の鉄扉です

8/4 7:07

宮城県鳥獣保護区の地図では戸立沢が四ツ竹沢、本流が戸立沢となっています

8/4 7:07

崩れた木製の橋梁。筆者は30年前に渡ったことがあります。そのころは、インクラインの集材所跡の平地まで、軌道跡を歩いて行けました

8/4 7:08

8/4 7:10

8/4 7:17

堰堤の先で河原に下ります

8/4 7:19

8/4 7:27

集材場所だった平地。踏み跡があります。30年前はこんな高い木はなく草地でした

8/4 7:42

インクライン跡です。鉄路の一部が残っています

8/4 7:46

巻き上げ小屋の土台とみられる石垣

8/4 9:11

8/4 9:11

8/4 9:12

笹木沢出合手前の石垣。石垣は2か所あります

8/4 9:43

線路止めの先は進めず

8/4 9:43

本流の大滝の上のあたりです

8/4 10:05

大滝の上流に下りました。水は透明です

8/4 10:05

8/4 10:05

8/4 10:22

放流サイズが1匹。口に針掛かりの跡がありました

8/4 10:36

8/4 10:36

「雲行き怪しい、もう帰ろう」と相棒から声がかかり…

8/4 10:56

あっという間に森林軌道跡に復帰しました

8/4 10:56

上の軌道から下の軌道跡への分岐です

8/4 11:05

チェーンアイゼンがあると楽です

8/4 11:05

撮影機器：

COOLPIX AW120 NIKON

感想

braski01

　船形山の大倉川沿いの定義森林鉄道（1963年廃線）の軌道跡を歩いてきました。
　笹木沢へのアプローチとして使えます。
　仙台市青葉区大倉の戦後の開拓地「十里平」の道路終点からスタート。
　堰堤の先で川に入り、流れが屈曲する左岸の平地から急傾斜の尾根を登ります。途中で左へ下ると戸立沢です。真っすぐ登ると森林搬出用のインクライン跡です。高さ70mほどで少し平らになり、巻き上げ小屋の跡地。建物は残っていません。
　軌道跡を進むと、笹木沢の500m手前、左岸の沢を越えた先で道形が消えます。土砂崩れで道が埋まり、斜面になっています。そのままヤブの中を進むと再び軌道跡となり、石垣があります。
　土砂崩れ地点で川の流れが見えますので、谷底へ下りれば笹木沢出合はすぐです。
　軌道跡は笹木沢出合付近で川から高さ60mくらい。よく見ると崖のような急斜面に人が歩いたような跡が見え、谷底まで降りれます。
　軌道はレールを逆U字に曲げた線路止めで行き止まり。ここで森林鉄道はスイッチバックし、上部へと向かいます。それらしき坂を上って行くと軌道跡が復活します。今回はそこから300mほど進み、緩斜面になったあたりで川に下りました。竿を出すと小岩魚が1匹。釣り師の痕跡があり、ここで引き返しました。
　十里平から笹木沢出合まで60代の脚で2時間40分でした。
　※参考「山さ行かねが　廃線レポート」(2004年）