荒尾山・大甲山 〜地図に名前は無いが宍粟50名山〜
- GPS
- 05:36
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 643m
- 下り
- 649m
コースタイム
天候 | 曇 時々日差し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
標識とピンクのテープを目印に歩けば迷うことなく歩けるでしょう。下草があまり無いので、傾斜がきつくなければ少々コースを外れても問題なく歩けます。 しそうツーリズム「14 荒尾山」( https://shiso.or.jp/famous_mountain/14-%e8%8d%92%e5%b0%be%e5%b1%b1 ) |
その他周辺情報 | 「エーガイヤちくさ」で温泉に入ってさっぱりして帰りました。大人¥500です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽子(キャップ)
登山靴
サブザック(19L)
昼食(おむすび+お茶)
行動食(飴)
予備食(シリアルバー)
飲料(麦茶600mL×2)
地図(行程図・地形図)
スマートホン(GPS+ナビ)
iPad mini(GPS+ログ)
ドローン(MavicMini)
サブバッテリー
カメラ
腕時計
ラジオ
ヘッドライト
手拭い
ティシューペーパー
虫除け
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感想
昨年秋に兵庫県の山を歩いてヒルに襲われてから、兵庫県の山は敬遠していたのだが、久しぶりに歩いてみることにした。兵庫県の山といえば「宍粟50名山」なのだが、今のところ19座を歩いているようだ。カウントアップのため、近場で2座踏破できるところを探した。先日の那岐山がちょっとしんどかったので、距離は10km以下、累計標高が600m程度のコースを探した。できれば自宅の鳥取市からあまり遠くない所で、ヤマレコの山行記録があるところで…。そして、決めたのは荒尾山と大甲山の稜線を歩いて登山口へ帰る往復コースだ。もう少し頑張れば、稜線続きの植松山(これも宍粟50名山)に足を延ばすことができるが、往復コースだと距離が長いし、登山口と下山口を別の場所にすると、その間の移動手段に困る。結局無理せず2座踏破に留めることにした。この2座は宍粟50名山には名を連ねているものの国土地理院の地図には山名が記されていない。今まで行ってみようと思わなかったのは、やはり、登るなら地図に名前のある山という気持ちが無意識のうちに働いていたのだろう。ただ、今回のコースでは三角点3つをゲットすることができる。三角点好きとしては悪くないルートだと思っている。
鹿よけのゲートを開けて山に入り、少し林道を歩いた後、登山道に入る。スギやヒノキの植林帯につけられた道を上っていくが、標識や木に巻かれたピンクのテープで方向を見失うことは無い。尾根伝いに上るのは、最初はやや息が苦しいが、ひと汗かいて慣れてくると自分のペースで歩けるようになる。時々遠くに山並みが見える。宍粟市の北の方の山はいくつか歩いているので知った山もあるのだろうが、なかなか特定できない。
荒尾山の山頂は稜線と尾根の交わるところで、特に展望も無く、達成感も無かった。しかし、そこから尾根伝いに300mほど西へ行った所にある三角点は少し開けていて北側の展望がある。荒尾山を目指すのであれば、本来の山頂ではなくこの三角点を目標にしてほしい。大甲山は荒尾山から東側に1kmほど歩いたところになる。アップダウンはあるが、それほどきつい傾斜ではなく、ヒノキの植林帯と広葉樹林の間の明るい道を行けば、30分足らずで南側が開けた、石の積まれた山頂となる。ここで昼食とし、しばらくドローン(Mavic Mini)を飛ばしてみた。
ドローン映像(2分53秒)
空は曇っていて日差しが強くないのはよかったが、ぽつぽつと雨粒が落ちてきた。ドローンを撤収して下山することにした。通り雨だろうと思っていたのだが、なかなか雨はおさまらなかった。登山道の大部分は木の陰になっているので木の葉を十分に濡らした雨が滴ってくるのにはやや時間がかかる。雨の勢いは強くなかったが、そのうち木の葉からの雫が頭に落ちてくるようになった。けれども既に汗で頭も服もびしょびしょの状態だ。少々雨に濡れても大差はない。ただ、登山道に落ちている木の小枝が雨で濡れると靴底がよく滑る。足の踏み場を注意しながら下って行った。
汗と雨で濡れてしまって気持ちが悪いので近くの温泉に入って着替えた。服を脱いだ時に左足ソックスの上のふくらはぎ部分に黒いヒルが1匹吸い付いているのに気付いた。これを無理やり引っ張ると流血の惨事となるので、温泉の洗い場で少し熱めのお湯をかけ続けたらヒルは細長く伸びてそのうち剥がれ、流れて行ってしまった。サラバじゃ。
この山、なぜ50名山に選ばれているのか、考えてみた。荒尾山は特に絶景があるという訳ではなく見どころというのも特には無いように思う。ただ、安全に、適度な運動量で歩ける山ということでお手頃なのかもしれない。また、植林の檜に交じって広葉樹の広がるところもある。秋の紅葉や春先の新緑が気持ち良いかもしれない。更には西に進めば植松山へ、東に進めば大甲山へ縦走できる要衝としての意味合いもあるのだろう。後で調べてみると、大甲山は東側の登山口から上ると途中に行者岩という展望ポイントがあるらしい。今回はそちらを通らないルートだったので、またそのうち、行者岩を通る東側の登山ルートにも挑戦してみたい。
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