最高のフィニッシュ。夜明けの神々しい九重山(九州百名山一気制覇シリーズΑ擺扱襦曄
- GPS
- 04:39
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 652m
- 下り
- 651m
コースタイム
- 山行
- 4:03
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 4:38
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
百名山85座目、そして九州一気制覇シリーズ6座目は九重山。
【前の山からの流れ】
前日は阿蘇山に登っている。アゼリア21で入浴、休憩を済ませた後に道の駅阿蘇で夕食を調達して牧ノ戸峠登山口駐車場に向かう。19時ごろ到着すると他に車は1台しかいない。明日は登山後に超ロングドライブが待っているので早めに寝る。2時ごろになるとなんとなく外が騒がしいので目が覚める。すると駐車場にかなり車が止まっている。3時を過ぎると車のドアの開け閉めの音が頻繁に聞こえてくる。「こんなに早くから登るのか」と思い始めると目が冴えてくる。なんとなく落ち着かないので、予定を30分ほど早め、3時30分に登山を開始する。
【九重山に登ってみて】
序盤の登山道は舗装されており、何の問題もなく歩ける。舗装がなくなると少し岩が出てくるところがあるが、それもすぐになくなり、緩やかな登山道が続く。夜間歩行でも危険なく歩ける。中盤以降、夜空の星生山の分岐で少し間違えたが、地図アプリの警告音ですぐに戻る。「くじゅう連山」というだけあって小さな山が密集しているので、空が白んでくるといろいろなシルエットが楽しめる。中岳山頂の少し手前で太陽が昇り、いろいろな山に日があたり、変化してく景色を見ることができた。中岳に着いたときは夜明け直後で、雲海に浮かぶ多くの山々の景色を堪能した。神秘的で神々しい雰囲気に包まれた雰囲気がとてもよかった。早朝の澄んだ空気を吸いながら、抜けるような青空の下を歩いて下山した。九州百名山一気制覇シリーズを締めくくる最高の山行となった。
【横浜への帰宅へ向けて】
8時15分には下山した。当初は近くのスーパー銭湯でゆっくりしてから横浜に戻ろうと考えていたが、時間も早いし、近くに適当な施設がなかったので、すぐに帰宅することにした。ただ、空腹で無性に吉野家の牛丼が食べたくなったので、少し遠回りして別府に行き、牛丼を食べてから高速に乗った。九州自動車道はすいていたが、関門海峡手前が工事のため渋滞し、疲れてきた。明るいうちにできるだけ進んでおきたかったので、あまり休憩をとらずに走っていた。岡山のあたりで日が暮れたので、龍野西サービスエリアで夕食をとった。その後も頑張って運転していたが、京都のあたりで力尽き、桂川パーキングエリアに入る。少し寝るつもりだったが気づくと2時30分に目が覚めた。そこから更に車を走らせ、足柄サービスエリアに7時ごろ到着する。朝のラッシュで厚木以降が混んでいたので朝食をとって時間を潰し出発する。最終的に横浜の自宅に着いたのは9時30分ごろだった。牧ノ戸駐車場を出てから25時間が経過していた。9日間の総走行距離は3371km。行き帰りの高速料金は約28500円。フェリー代39000円。ガソリン代は約23000円。9日間の総費用は約12万円。今回は自力走行にこだわったが、体の負担を考えると、帰りは新門司港から横須賀港まで東京九州フェリーが運行されているので、帰りはそれを利用してもよかった。その場合の費用はこの時期は42000円(軽自動車)になるので高速料金とガソリン代を引いても2万円ほど割高になる。
【九州百名山一気制覇シリーズを終えて】
この1年は山から遠ざかっていたので、いろいろな面での不安があった。特に屋久島は久しぶりの登山にも関わらす、夜間歩行をした上でフェリーの出発までに戻ってこなければならないという制約がある。事前練習をしようとも思ったが、6月に左の足首を痛め、いまだに万全ではないのでやめた。一人で1300km以上運転した後で、猛暑の中、6連続で山に登り続けるのも不安だった。でも百名山の夢は諦めたくなかったので、挑戦した。私自身が、年齢を重ね、だんだん何かにチャレンジすることが少なくなってきているので、よい刺激と自信に繋がった。天気に恵まれ、ただ山のことだけを考え、美味しいものを食べて過ごした9日間は最高の思い出となった。ありがとう九州の百名山。
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