作場平橋〜笠取山〜中島川口
- GPS
- 05:33
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 875m
- 下り
- 866m
コースタイム
- 山行
- 4:22
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 5:27
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◎作場平口 笠取山南側、一之瀬林道沿いで笠取山や水干へのメインルートの起点。 中央道勝沼ICから約33キロ45分。 青梅からは国道411号を経て66キロ1時間40分。 登山口反対側に登山者用駐車場があり未舗装、区画なしで約25台駐車可能。 登山道入口反対側にバイオトイレがある。非水洗、ペーパーあり、水道は故障中 ハイシーズンの週末は混雑することが多いので、土日は早い到着が肝要。 ちなみに今回は下山した10時前の時点で満車になっていた。 ◎作場平口〜笠取小屋 東京都水道局が登山道を整備しており、危険な場所はない。 一休坂分岐〜ヤブ沢峠は照葉樹の林相が美しい。 ◎笠取小屋〜笠取山 東京都水道局が整備をしており、危険個所はない。 小屋〜雁峠までは左手に草原が広がり、草原の中に踏跡があるが自然保護のため登山道を外れないようにしたい。 ちなみにこの草原、かつてはヤナギランの大群落があったようで、私が初めて登った25年前にもまだ見ることができた。 現在は盗掘とシカの食害によりほぼ全滅してしまった。 笠取山へは標高差100メートル強の急坂で、下る際にはスリップに注意したい。 ◎笠取山〜中島川口 笠取山稜線は痩せ尾根の岩がが続くため慎重に歩きたい。 あとは登山道、道標ともに整備され危険な個所はない。 笠取山周辺は稜線、水干の巻道、奥秩父主脈縦走路と登山道が錯綜している。 東京都水道局が登山道、道標の整備をしているが、主として水干を意識した道標設置となっているため、笠取山や唐松尾に向かう際には分岐でルートの確認をきちんとしたい。 |
写真
感想
8月15日に黒姫山に登って以来、週末の天気が悪かったり仕事が超多忙のため登山は2週間スキップ、3週間ぶりの登山となった。
久しぶりの登山に加えて4日金曜は午後9時半に米雇用統計の発表があったので近場の山を歩くことにした。
今回選んだのは一之瀬高原の作場平橋から雁峠を経て古礼山か水晶山まで往復するプラン。
笠取山や唐松尾周辺は何度も歩いたことがあるが、雁峠から雁坂峠の間はまだ歩いたことがない。
古礼山からの眺望は素晴らしいようなので、初めて歩く山で眺望を楽しむということでこのコースを選択した。
2時間ちょい睡眠をとった後、土曜日午前1時に起床、2時に自宅を出発。
中央道で勝沼に向かい柳沢峠を越えて4時前に登山口の作場平橋に到着。
駐車場には仮眠とみられる車が1台止まっているだけだ。
4時過ぎにヘッデンをつけて登山口を出立。
標高1310メートルの作場平橋の気温は13度だが、湿度が高いせいかムシムシとする。頭上を見上げると雲間から星が瞬いている。
笠取山への道は飽きるほど歩いている勝手知ったる道、明かりがなくても歩けるくらいだ。
今回はヤブ沢峠に上がり笠取林道で笠取小屋へ。
空が白むと期待した青空はなく、雲が広がっている。
笠取小屋前からの大菩薩の姿もガスの中だ。
雁峠分岐まで進むと左手に見えるはずの燕山もガスの中、これでは眺望がいい古礼山に向かうのはもったいないということで、このまま笠取山に登り、中島川口に下る周回コースに変更。
普段なら壁のように見える笠取山への急登も、ガスで視界が悪いせいか逆にあっという間に登り切った。
西峰で晴れ間を待とうかとも考えたが、何度も登って山頂からの眺めもよくわかっているので、小休止ののち先へ進むことに。
西峰から山頂へ向かう途中でソロの男性とすれ違い。
お互いに『あいにくのお天気ですね』
山頂から奥秩父主脈縦走路に下り、黒エンジュ分岐点から中島川口へと下る。
標高1600メートルを切ると日差しが入って来るが、稜線は依然ガスの中だ。
一之瀬林道を2キロ弱歩いて作場平橋に戻ると、30人くらいの団体さんがちょうど出発するところ、
駐車場もすでに満車。
昔に比べて登山者はずいぶん増えたけどこんな人気のある山だったっけ??
たぶん週末の雨が続き、久しぶりの晴れマーク、我慢していた皆さんここぞとばかりに山に向かったんだろうね??
3週間ぶりの登山、しかもヤマレコ始めて丁度200レコ目のマイルストーンだったが、お天気に恵まれずちょと残念な結果に。
でも、眺望を目当てで選んだ山を天気が悪いのに無理に計画を進めてもしょうがないし、状況に合わせて臨機応変に対応するのが機転というモノだ。
融通が効かない人間は山でも社会でもうまくゆかない。
次週は月山を予定しており山形の宿も予約済みだが、なんだか予報がパッとしない。
天気が悪い時は月山は延期して近場を歩こうと思ている。
◎参考書籍
新・分県登山ガイド[改訂版]14 山梨県の山(山と渓谷社)
ヤマケイアルペンガイド4『奥多摩・奥秩父』(山と渓谷社)
関東周辺登山口情報 上 南関東山梨編(双峰社)
200レコ目おめでとうございます。過去レコなしの200レコはすばらしい記録です。
眺望が優れているコースだけに、確かにあの天気では水晶山まで行く意義を見いだせないですね。
道標が気に入らないんでしょうか、つい最近の痕跡ですね。確か水上の1000m級の山の道標も誰かさんに削られてボコボコになってたのを想い出いました。cafemikitaさんの鈴、真鍮製ですか、重そうだけどいい音色が聞こえてきそうですね。
mtkenさん、おはようございます。
同じ日に笠取を歩いた方のレコを見たら、稜線のガスがとれている…
今回は早起きが裏目になったようです。
でも雁峠から先のルートはやはりスカッとした秋晴れの日に歩こうと思います。
真鍮製の熊鈴、細かいところまで見ていただいて恐縮です。
ちょっと低めの音がかなり遠くまで響きます。
確かヤマレコ登録は私と近かったと思いますので、概ね私の倍は行っているということですね。コメントの投稿数は10倍位だったかと。アップする情報量も多くヤマレコへの貢献度が高いですね。
「晴れていれば・・・」の写真、アングルがほぼ合っていてお見事です。
hikeさん、おはようございます。
うちは子供がおらず、嫁も同じ趣味なので休日は山に行ける機会が多いんだと思います。
あと2時間くらい山頂で粘れば、稜線のガスがとれたようなので、今回は早出が裏目となりました。
match1128 さん
こんにちは
笠取山からの眺望残念でしたね
笠取山、K君と昨年から行く計画を立てているのですが、いつも で延期なんです。
今年中に行きたいと思ってはいるのですが、K君は土日が休みとは限らないので来年になっちゃうかもです
hamburg
渋描きさん、こんにちは。
車があれば笠取はいつでも登れる山ですからチャンスはいくらでもあるでしょう。
むしろ今よりも空気が澄み、唐松が色づく季節がお薦めですよ。
眼下に広がる唐松の紅葉はふかふかムートンです。
マッチさん、こんばんは。
天気、期待したほどではなかったんですね。
後半の日が射したあたりの緑が綺麗ですね〜
苔も光っているように鮮やかです
来週、月山ですか!
うちはその翌週の連休で秋田の方へ行こうかな〜と宿は予約してます。
マコトさん、こんにちは。
スカッとした晴れにはならないだろうということで選んだ山ですから、ガスも想定内でした。
週末は晴れマークがついていますが、快晴ではなさそうなので月山はキャンセルしました。
我が家はシルバーウィークは青森の予定です。
昨年、和名倉山に登るため「みはらし」に泊まりましたが、その前哨戦として笠取山を歩いた時と、ほぼ、同じコースです☆彡
拙者は雁峠や水干に寄ったり、いったんみはらしまで歩いたりしていますが、骨格は同じです。
山梨市駅でレンタカーだったので、作場平に着いたのが確か10時過ぎで、駐車場所を探すのに苦労しました。
意外に人気の山なのだとびっくり(@_@)
水源の森として、東京都水道局の宣伝が知れ渡っているのでしょうか?
都水道事業の広告塔のように感じました。
事前の天気予報の割には眺望がイマイチで・・・金峰山でも同じでした。
奥秩父主稜線では「雁峠〜甲武信」「笠取山〜将監峠」が空白区間なのですが、古札山付近がそんなに眺望が好いと聞くと、今から行くのが楽しみです。
隊長
隊長、こんにちは。
我が家は20代のころから困った時の笠取山という感じで、大菩薩とともに近場では最も歩いている山域です。
昔は秋の休日に登っても数人と出会う程度の静かな山だったんですが、多摩川源流という飾言葉が人気の理由なんでしょうね。
個人的には笠取山よりも、隣の唐松尾と奥秩父東部随一の展望台である西御殿岩がお気に入りです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する