乗鞍岳(畳平から剣ヶ峰ピストン)



- GPS
- 03:45
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 407m
- 下り
- 392m
コースタイム
- 山行
- 3:06
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 3:43
天候 | 晴れ(剣ヶ峰から穂高は見えず)、観光センター22℃、畳平15℃、剣ヶ峰9.9℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
境峠(木祖と奈川の境)を越え、野麦街道との出合い(寄合渡バス停)を右折。 しばらく道なりに進み、新道への右折を無視して旧道を進むと、左に奈川局(郵便局)があり、その先の左ト路路を左折し、乗鞍スーパー林道(現在無料)方面に進む。あとは道なりで”上高地乗鞍スーパー林道(A区間)”を経て乗鞍観光センターに到着します。名古屋から約180Km、奈川からは約20Kmです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
畳平から見えるお花畑は木道での周回路です。今年はお花畑から直接、肩の小屋方面に行ける設定でした。(2年前は通行止め) 肩の小屋までは管理車輌が通るため、幅員も十分ある砂利道です。旧コロナ観測所への分岐に”肩の小屋10分””山頂90分”の指導標がありました。 肩の小屋からが正式?な登山道です。ガレ気味ですが勾配も急ではなく安全に歩行可能です。 蚕玉岳(こだまだけ)から一度下って、剣ヶ峰への最後の登りとなりますが、以前は登りと下りで別ルート(登りは頂上小屋経由)でしたが、現在は旧下りルートでの登り下りとなっていました。観光客の皆さんが多いので混雑防止と危険回避のため、別ルートの復活が個人的には希望です。 |
その他周辺情報 | 日帰り温泉は、”湯けむり館”(720円)を利用しました。 http://www.norikura.co.jp/yukemuri/ 乳白色の硫黄臭プンプンの温泉です。駐車場のある”乗鞍観光センター”で割引券(パンフレットに印刷されています)をもらえば、520円で入浴できます。 貴重品ロッカー(100円、後で返ってきます)のキーが真っ黒に変色しています。 白濁の硫黄泉に拘らなければ、乗鞍休暇村の”天峰の湯”(600円)もお勧めです。 http://www.qkamura.or.jp/norikura/hotspa/ ホテル(休暇村)のフロントで料金を支払います。 宿泊者の少ない時間帯は特にお勧めです。 同じ松本市なのに、上高地への玄関口である”沢渡(さわんど)”地区が駐車料金が600円掛かるのに比べ、乗鞍高原はどこも駐車料金が”無料”なのが魅力です。 |
写真
いつの間にか往復で2500円になっていました。前回は2400円の時に来ています。
また、松電さんはスキーヤーにはトランクを開放してくれますが、ハイカーのザックは膝の上です。
感想
前回の”霧ヶ峰”(7/19)から家庭の事情で、夏休み期間中は山行が出来ず、ようやく復帰いたしました。
その間(世間の夏休み期間)に名古屋ー広島(呉)を車で4往復しました。車中泊仕様の車なので睡魔に襲われたらSAやPAで仮眠ができ、手荷物にすることもないのでノートパソコンも持参でき、皆様のレコをうずうずしながら拝見させていただいておりました。
4往復の内、3回はアクアイグニス(片岡温泉)で朝風呂(午前6時から営業)が出来たのが救いでした。また、復路は大阪からの”伊賀越え(R163)”、姫路から”丹波篠山ー亀岡ー京都(R372)”での渋滞回避など、ドライブは楽しめました。
今回は、私たち夫婦にとっては山を始めて以来、もっとも長いブランクとなったこと。また、その前も私の痙攣事件(金草岳)もあったりで、楽な山からの再スタートを考え、乗鞍岳を選びました。
下界は少しましにはなりましたが、まだまだ暑く低山は遠慮したかったからという理由もありました。
実は前の週(8/29)にも乗鞍高原まで出向きましたが、天候不順と翌日(8/30)に自転車レースが開催されるために大混雑しており、”牛留池”をハイキングして休暇村の”天峰の湯”で日帰り入浴だけして帰りました。
今回の山行は、午前6時半に名古屋を出発し、乗鞍高原(観光センター)に10時半の到着、午前11時のバスで畳平へというスケジュールでした。
畳平で高度順化を兼ね、バナナ1本ずつと低カロリー菓子パン1個を二人でシェアという行動食を摂り出発しました。
まずはお花畑を周回し、直接車道へ上がり肩の小屋を目指しました。前回(2年前)はこのルートは通行止めで一度、畳平に戻り富士見岳経由で肩の小屋を目指しましたが、開通していました。
肩の小屋で”きつねうどん”(700円)で昼食。嫁はんは”掛けうどん”(650円)でしたが、私の”きつね”には揚げが2枚入っていたので、一枚を嫁はんにやって二人とも”きつねうどん”になりました。
この休憩中に居合わせた年配の女性から、「前後にザックを着けて下山できますか?」と質問されたので、「この山なら可能では?」と答えましたが、何とこの方はザックを置き引きにあったそうです。乗鞍岳が”観光地”ということを思い知らされたエピソードです。
他の山域ではテントに物を置きっぱなしでも、盗難にあったことは一度もありませんし、ザックをデポして山頂往復しても無事でした。
さて、肩の小屋を後にして剣ヶ峰を目指した私たちでしたが、スタートして10分で嫁はんから”SOS”です。ブランクが響いて息が上がるとのことです。
再スタート後、超スローペースに落とすと、今度は・・・、「ゆっくり過ぎるとそれも辛い! 早く進んで距離と高度を稼いだ後、休みたい。」とのお申し越しでした。
最近は嫁はんよりバテることの多かった私の方は至って順調でした。このくらいの勾配では問題ないようです。
その後、蚕玉岳(こだまだけ)で休憩の後、剣ヶ峰登頂しましたが、嫁はんの体調も戻ったようでした。山頂部は多くの人で賑わっており、人を入れずに写真撮影することが不可能な状況でした。
下山はストックのゴムキャップを外して歩きましたが、金草岳でひん曲げてしまったブラックダイヤモンドの製品の代替で購入した石井スポーツのバーゲン品の石突の効きが今ひとつの感触でした。
その後、まだ歩き足りない私は富士見岳経由を提案しましたが、嫁はんから却下され車道を畳平へと戻りました。
下山後は”湯けむり館”で日帰り入浴、復路も往路と同じルートで戻りました。
後は、四十九日のみが主要行事です。その後は平常の山行ペースに戻したいと思う今日この頃です。
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