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Yamareco

記録ID: 7116128
全員に公開
沢登り
大雪山

ポントムラウシ山・ポントムラ山

2024年08月09日(金) ~ 2024年08月10日(土)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
20:56
距離
44.6km
登り
2,262m
下り
2,260m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
9:59
休憩
0:13
合計
10:12
距離 22.8km 登り 1,216m 下り 979m
5:50
71
曙橋
7:01
0:00
181
北西面沢出合(570m)
10:02
10:15
139
ポントムラウシ山
12:34
0:00
208
北西面沢出合(570m)
16:02
ヌプン小屋
2日目
山行
10:03
休憩
0:13
合計
10:16
距離 21.7km 登り 1,046m 下り 1,281m
5:32
43
ヌプン小屋
6:15
0:00
242
西面沢出合(660m)
10:17
10:30
160
ポントムラ山
13:10
0:00
158
西面沢出合(660m)
15:48
曙橋
天候 8/9 曇り
8/10 曇り
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス 曙橋のゲート前に駐車
曙橋のゲートは施錠されていたのでここから出発。
1
曙橋のゲートは施錠されていたのでここから出発。
ポントムラウシ川沿いの綺麗な林道を3.5km歩くと・532に北電の取水施設があった。
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ポントムラウシ川沿いの綺麗な林道を3.5km歩くと・532に北電の取水施設があった。
1日目はまずポントムラウシ山を目指す。
・532の先に進むと林道は荒れてきて、崩落多数&ヤブ化して歩きづらい。
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1日目はまずポントムラウシ山を目指す。
・532の先に進むと林道は荒れてきて、崩落多数&ヤブ化して歩きづらい。
570mでポントムラウシ山の北西面沢に入渓。
しばらくは緩い沢歩きが続く。
570mでポントムラウシ山の北西面沢に入渓。
しばらくは緩い沢歩きが続く。
730m三股は中央へ。
その先の二股は概ね水流の多い方に進むとピークに導かれるっぽい。
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730m三股は中央へ。
その先の二股は概ね水流の多い方に進むとピークに導かれるっぽい。
1時間ほど進むと少し両岸が立ってきたが、滝らしい物は少ない。
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1時間ほど進むと少し両岸が立ってきたが、滝らしい物は少ない。
水流は次第に細くなり、藪被りが増えてきた。
2
水流は次第に細くなり、藪被りが増えてきた。
970mを左、1020mを右に入った先で沢は伏流。
970mを左、1020mを右に入った先で沢は伏流。
源頭から腰上くらいの笹藪を漕いでいくと、何度か作業道が交差した。直下では作業道を部分的に使えたので、藪漕ぎはそれほどキツくない。
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源頭から腰上くらいの笹藪を漕いでいくと、何度か作業道が交差した。直下では作業道を部分的に使えたので、藪漕ぎはそれほどキツくない。
ピーク手前まで作業道らしきものが伸びていた。
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ピーク手前まで作業道らしきものが伸びていた。
ポントムラウシ山(1247m)到着。
二等三角点「奔富良牛」は角が欠けていた。
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ポントムラウシ山(1247m)到着。
二等三角点「奔富良牛」は角が欠けていた。
木々に覆われて山頂からの眺望は良くない。
木々に覆われて山頂からの眺望は良くない。
北西面沢を戻る。この沢の下部には古いワイヤーが多数転がっていた。
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北西面沢を戻る。この沢の下部には古いワイヤーが多数転がっていた。
丸木をワイヤーで束ねた橋の残骸らしきものも発見!
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丸木をワイヤーで束ねた橋の残骸らしきものも発見!
・532の取水施設から斜面を登ってヌプントムラウシ林道にショートカット。
翌日に備えてヌプン小屋まで長い林道を進む。
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・532の取水施設から斜面を登ってヌプントムラウシ林道にショートカット。
翌日に備えてヌプン小屋まで長い林道を進む。
年々廃道化が進むヌプントムラウシ林道。
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年々廃道化が進むヌプントムラウシ林道。
服に引っ付く草の実が鬱陶しい。
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服に引っ付く草の実が鬱陶しい。
ヌプン峠を越え、大崩落地点で河原に下りる。
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ヌプン峠を越え、大崩落地点で河原に下りる。
ヌプン大橋〜沼ノ原大橋の間は道を辿るより左岸を歩いたほうがスムーズだった。
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ヌプン大橋〜沼ノ原大橋の間は道を辿るより左岸を歩いたほうがスムーズだった。
この日の宿、ヌプン小屋に到着。
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この日の宿、ヌプン小屋に到着。
この小屋は網戸がしっかりしていて風通しが良い。
溜まっていた虫の死骸を片付けたら快適な空間になった。
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この小屋は網戸がしっかりしていて風通しが良い。
溜まっていた虫の死骸を片付けたら快適な空間になった。
2日目。
快適過ぎて”沈没”したくなる気分を抑えて出発。
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2日目。
快適過ぎて”沈没”したくなる気分を抑えて出発。
ヌプン大橋の南まで戻り、660mでポントムラ山の西面沢に入る。
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ヌプン大橋の南まで戻り、660mでポントムラ山の西面沢に入る。
800m付近で最初の7mくらいの滝が出てきた。
直登は難しそうで、左岸から小さく巻こうと試みるも行き詰って失敗。
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800m付近で最初の7mくらいの滝が出てきた。
直登は難しそうで、左岸から小さく巻こうと試みるも行き詰って失敗。
しばらく右往左往したのち、少し戻って右岸の斜面から大高巻きして越えることができた。
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しばらく右往左往したのち、少し戻って右岸の斜面から大高巻きして越えることができた。
沢に戻って小滝をいくつか越える。
沢に戻って小滝をいくつか越える。
続いて、40mはありそうな大滝が現れた。
ここは枯れ沢に入って左岸から巻く。足場は悪いがルートは明瞭だった。
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続いて、40mはありそうな大滝が現れた。
ここは枯れ沢に入って左岸から巻く。足場は悪いがルートは明瞭だった。
その先も小滝がいくつか出てくるが、直登するなり巻くなりで容易に登れる。
その先も小滝がいくつか出てくるが、直登するなり巻くなりで容易に登れる。
5m+10m+5m?の滝が連続。ここも左岸に明瞭な巻き道があり、まとめて巻く。
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5m+10m+5m?の滝が連続。ここも左岸に明瞭な巻き道があり、まとめて巻く。
次第に草被りが増えてきた。
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次第に草被りが増えてきた。
1080mを左に進むとコルゲート管が転がっていた。前日のポントムラウシ山同様、この界隈の山は人の手が入った痕跡が多い。
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1080mを左に進むとコルゲート管が転がっていた。前日のポントムラウシ山同様、この界隈の山は人の手が入った痕跡が多い。
1140mを右へ進むと、1200mくらいで伏流。
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1140mを右へ進むと、1200mくらいで伏流。
源頭からピークまでは歩きやすい薄藪と濃密な笹藪が半々という感じで、途中作業道と交差する所があった。
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源頭からピークまでは歩きやすい薄藪と濃密な笹藪が半々という感じで、途中作業道と交差する所があった。
ポントムラ山(1336m)到着。
苔に覆われた三等三角点「奔富良」
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ポントムラ山(1336m)到着。
苔に覆われた三等三角点「奔富良」
笹藪と木々に覆われて眺望はやっぱり良くない。
腕を伸ばして撮ってもこんな感じ。
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笹藪と木々に覆われて眺望はやっぱり良くない。
腕を伸ばして撮ってもこんな感じ。
帰路も長い河原&林道歩き。。
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帰路も長い河原&林道歩き。。
ヌプントムラウシ川の河原にバイクのフレームが転がっていた。
車種は何だろう・・・?
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ヌプントムラウシ川の河原にバイクのフレームが転がっていた。
車種は何だろう・・・?

感想

4連休を取って日高の縦走を目論んでいたが、不安定な天候のため代案に変更。東大雪のマイナー峰、ポントムラウシ山とポントムラ山をヌプン小屋1泊で登ってみた。

1日目のポントムラウシ山はアプローチも短めで、沢も難しい所はあまり無かった。それに対して2日目のポントムラ山は、曙橋を起点にすると片道11kmの長い林道歩きがある。沢も800mあたりから滝が連続していて、急斜面を藪を掴んで高巻いたりする場面が多かった。登る前は山名的に「ウシ」が付くか付かないか程度の違いだろうと思っていたけど、実際に登ってみるとポントムラ山の方が一歩上の奥深さ、面白さがあった。

ヌプントムラウシ林道は2021年に通った時よりも廃道化(ヤブ化)が進行している気がした。時期にもよるけど自転車を使っての時間短縮も難しくなりそう。そんな林道の状態とは裏腹に、ヌプン小屋は以前と変わらず良い状態を保っていて、ほとんど使われていないのが勿体なく思えてしまった。

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