氷ノ山 若桜キャンプ場〜大段ヶ平 「宍粟ライナー登山ツアー」

2015年09月05日(土) [日帰り]

• GPS: 05:12
• 距離: 7.1km
• 登り: 621m
• 下り: 441m

コースタイム

◆所要時間　5時間10分　 ●歩行距離　7.1Km　 ▲総上昇量　592m

　09:50　氷ノ山キャンプ場登山口Ⓟ
　11:10　氷ノ山越え
　12:40 氷ノ山（ひょうのせん）「�機ε戚勝�氷ノ山（ひょうのやま）1509.77m」　〜（昼食）13:20
　14:10　神大ヒュッテ
　14:30　大屋町避難小屋
　15:00　大段ヶ平登山口Ⓟ

天候

曇り　時々　晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

●乗用車
�‘�山Ⓟは、国道29号を経て国道482号を北上し、舂米（つくよね）集落奥の「わかさ若桜キャンプ場」の最上部を目差します。
��下山Ⓟは、大屋町中間の「横行渓谷」の道路標識に従って普通林道横行線を詰め、東屋のあるT字路を右に折れて「大段ケ平（おおだんがなる）の広大な平坦地を目差します。

コース状況／危険箇所等

▲山行概要≪核心部≫
・宍粟市が、神姫バスツアーズ�蠅�JR姫路駅発着の氷ノ山登山ツアーを実施しており、今回の参加者15名を宍粟50名山GCの2名でガイドをする。
�．�ャンプ場Ⓟの奥にあるトイレ施設の裏に登路があり、電柵を抜け「旧伊勢道」の程良く整備された急な峠道で氷ノ山越えの乢へ乗ります。
��乢の避難小屋から比較的緩やかな稜線を進み、出発から3時間弱で直下の急登に耐えて広い山頂へ飛び出す。
�２嫉海蓮�気持ちの良い笹原に囲まれた緩斜面の登山道を下り、杉やブナの巨樹に出合いながら1時間40分で大段ケ平に降り立ちました。

写真

ルート詳細図(クリック→元サイズ→拡大)

9/5 22:23

わかさ氷ノ山キャンプ場で入山支度

9/5 22:23

キャンプ場案内図

9/5 22:23

登山口へ向かいます

9/6 10:40

登山道案内図

9/5 9:56

氷ノ山越登山口

9/5 10:19

石畳が残る旧伊勢道

9/5 10:23

徒渉して山腹に取り付く

9/5 11:02

急な山腹を頑張る

9/5 11:08

氷ノ山越えに到着

9/5 11:07

伊勢道の石仏

9/5 11:07

避難小屋の前で一息入れます

9/6 9:41

爽快な尾根の登山道で山頂へ向かいます

9/5 12:02

鉢伏高原が見えています

9/5 12:18

現地刻印の国有林標識「（山）は民地側・番号（八〇）は国有林側を示す」

9/5 12:21

甑岩（こしきいわ）は、左を巻いて通過

9/5 19:29

氷ノ山「�帰�1509.77m」の山頂

9/5 13:32

巨樹が林立する古千本杉を下る

9/5 22:25

神大フュッテで一休み

9/6 9:52

心地よいブナ原生林

9/5 15:06

大段ヶ平の登山口に降りてきました

9/5 19:20

全員無事に下山

9/5 19:20

帰りのバスに乗り込むと、山頂付近はガスに覆われていました

撮影機器：

COOLPIX S9700 ニコン

感想

yamaya

【感想・コメント】
・当初のツアー企画は、南の坂ノ谷登山口から入山予定でしたが、先日来の大雨でツアーバスによる坂ノ谷林道の通過が困難になり、急遽、入山地を鳥取県の舂米に変更となりました。
・当日の朝から爽やかな天候に恵まれて、旧伊勢道遺構の探訪や自然観察を楽しみながら一等三角点の山頂に全員が到着し、ハチ高原や宍粟の山々の素晴らしい眺望に感激した様子でした。
・下山は、初心者向きの笹原に囲まれた緩やかな大段ヶ平コースを下り、全員無事に帰路に就きました。

【▲山名メモ: 氷ノ山】
・地図では氷ノ山(須賀ノ山)と併記されていますが、須賀ノ山はかつての鳥取県側の呼び名です。
・明治36年の「鳥取県管内全図」には氷ノ山が「菅ノ山」、現赤倉山1332mは「豹ノ山」となっていますが、山岳団体の要望などから昭和10年に現在の氷ノ山となったようです。

コメント

tomizumi

蘊蓄に感服
yamayaさん
おはようございます
いつも楽しみに拝見しております

今回の氷ノ山
３年前に 逆コースで歩きました
それだけに 懐かしく かつ興味津々

加えて「写真説明」と「感想／記録」に記された蘊蓄
感服するとともに参考になりました
ありがとうございました

yamaya

tomizumiさん、コメントありがとうございます。
忘れ去られた山の諸事を調べたり、遺構に出合ってその時代にタイムスリップ
したりするのも山歩きの楽しみかなと思っています。

【旧伊勢道　メモ】
・舂米から氷ノ山越えで但馬に下り、京都福知山の大江町にある
「元伊勢神宮（皇太神社：天岩戸神社・豊受大神社）」へ至る道で、
　余裕のある者はここから更に伊勢神宮詣の旅を続けたそうです。
・お伊勢さん詣で得た最新の知識や技術、流行を持ち帰り、それを広げる
　ための旅でもあったのでしょう。
・国道372号「でかんしょ街道」にも大きな「いせ道」の石柱が残って
　います。