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記録ID: 712142
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ハイキング
中国

二週間前のストックがあった荒谷山

2015年09月04日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
6.3km
登り
845m
下り
845m

コースタイム

日帰り
山行
5:06
休憩
1:27
合計
6:33
9:50
44
スタート地点
10:34
11:17
40
11:57
11:58
21
12:19
12:55
127
15:02
15:05
44
15:49
15:53
30
16:23
ゴール地点
本峰と南峰との鞍部から細坂川に下って同じ道を使って再び上る。
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
2週間ぶりにストックを見つけた荒谷山

日時:2015年9月4日(金)
天気:晴
コース:イトーピア最奥部荒谷山登山口〜不動院〜荒谷山南峰(571)〜鞍部〜荒谷山(630.9)〜鞍部(〜細坂川ナメ滝上部の二俣まで往復)〜荒谷山南峰〜不動院〜登山口
メンバー:単独

 2週間前に置き忘れたストックを探すのと記憶が薄れたルートの確認のため荒谷山に出かける。コースはイトーピア最奥部のLPガスの貯蔵庫がある登山口から不動院経由の荒谷山往復。そして下山時には上記の目的のため山頂から南峰との間の鞍部から西に流れる細坂川まで下って引き返す。

 登山口から山頂までの一般ルートについては説明を省略し、まずは鞍部からの下降ルートについて説明。このルート端的に言えば、所々シダなどで道は隠れるものの細坂川の出合までは尾根を下りさえすれば先ずは間違う事はない。沢(川)に出ると二俣になっておりそのすぐ下は水量の少ない比較的大きなナメ状の滝となっている。この滝の上を滑らないように対岸(左岸から右岸へ)へ渡ると踏み跡があり、この踏み跡を辿れば一部ヤブがうるさい所もあるが難なく境原の青坂神社に下れる(鞍部から1時間足らず)。

 問題は逆に境原から上る場合である。上述のナメ状の滝までは道も比較的はっきりしているので恐らく間違う事はないと思う。問題は滝の手前からである。滝の手前で踏み跡は二分するがはっきりする左の直進路に入らず、右の狭い下降路に入る事。するとナメ滝上部の二俣に出るのでこれを対岸に渡ってシダの茂る小尾根に取っ付く。初めての場合、この取っ付きがシダに隠れるので分からない(ここが一番分かりにくい所で小さなケルンを作っておいた)。ところがこの小尾根を上っていると目の前にはっきりしたトラバース道が現れた。つられて右に折れてこの道をどんどん進むと尾根から外れ沢沿い(右俣沿い)になった。おかしいと思い、道が交差したところまで引き返した。
 よく見ると尾根伝いにはっきりしない踏み跡がかろうじて見えたのでこれだと思って前進した。すると踏み跡も所々ではあるがはっきりしてきた。ただひたすら尾根を上っているとそのうちトラバース道に代わり、じき一般登山道の鞍部に出た(沢の出合、二俣から約25分)。と言う事は青坂神社から鞍部までは1時間30分もかからないのではないか。

 またナメ滝手前から左俣に沿って踏み跡があるが、三つ目の枝沢あたりで分からなくなり、最後は急斜のヤブ漕ぎとなるので入らぬ事。2週間前ここでストックを忘れてしまったが、よくよく探すと沢のすぐそばに転がっていた(半ばあきらめていたが)。安物ではあったがよくぞ見つかったと思うと嬉しくなった。

(参考タイム)

上り
イトーピア最奥部登山口(0.40)不動院(0.35)南峰(0.19)荒谷山

 下り
荒谷山(0.16)南峰(0.29)不動院(0.30)イトーピア最奥部登山口
イトーピア最奥部のLPガス貯蔵庫のある登山口駐車場。10台近く駐められる。向かいに見えているのは火山(ひやま)。
2015年09月04日 09:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
9/4 9:48
イトーピア最奥部のLPガス貯蔵庫のある登山口駐車場。10台近く駐められる。向かいに見えているのは火山(ひやま)。
登山口のすぐ傍にある荒谷山の説明板。
2015年09月04日 09:49撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
9/4 9:49
登山口のすぐ傍にある荒谷山の説明板。
はじめはこのような広い道を上る。
2015年09月04日 09:51撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
9/4 9:51
はじめはこのような広い道を上る。
右不動院 左山道と記されている石の道標。この辺りから木の階段が続き傾斜はきつくなる。
2015年09月04日 10:00撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
9/4 10:00
右不動院 左山道と記されている石の道標。この辺りから木の階段が続き傾斜はきつくなる。
不動院に近づくと破暗と記された石灯籠が無言のまま立っている。天気が良ければ宮島が見える。
2015年09月04日 10:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
9/4 10:22
不動院に近づくと破暗と記された石灯籠が無言のまま立っている。天気が良ければ宮島が見える。
不動院すぐ手前の鐘付き堂。誰でもいつでも鐘をつくことが出来る。
2015年09月04日 10:26撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
9/4 10:26
不動院すぐ手前の鐘付き堂。誰でもいつでも鐘をつくことが出来る。
鐘をつくとごおーんと麓の町並みに響き渡る。
2015年09月04日 10:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
9/4 10:27
鐘をつくとごおーんと麓の町並みに響き渡る。
大東亜戦争のため昭和18年徴発され同49年に新たに奉納されたと記してある。
2015年09月04日 10:28撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
9/4 10:28
大東亜戦争のため昭和18年徴発され同49年に新たに奉納されたと記してある。
不動院から荒谷山へは急斜が続くが、取っつきには数日前の豪雨のためか倒木で道がふさがれていた。
2015年09月04日 11:21撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
9/4 11:21
不動院から荒谷山へは急斜が続くが、取っつきには数日前の豪雨のためか倒木で道がふさがれていた。
不動院から登ること約40分で荒谷山の山頂に。
2015年09月04日 12:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
1
9/4 12:19
不動院から登ること約40分で荒谷山の山頂に。
荒谷山本峰と南峰との間にある鞍部から西に向けて下る。尾根伝いに15分ばかり下るとナメ滝上部の二股に出る。そしてこの二股から沢沿いに右岸を上る(踏み跡あり)と最後の枝沢に達した。踏み跡はこの辺りまででこれから先は道なき薮こぎで二週間前はこの先の急斜を登ったが、今回は見失ったストックを探すためにここまでやってきた。見渡してもないのであきらめかけていたが、目の前の倒木あたりにあったので嬉しくなった。
2015年09月04日 13:45撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
9/4 13:45
荒谷山本峰と南峰との間にある鞍部から西に向けて下る。尾根伝いに15分ばかり下るとナメ滝上部の二股に出る。そしてこの二股から沢沿いに右岸を上る(踏み跡あり)と最後の枝沢に達した。踏み跡はこの辺りまででこれから先は道なき薮こぎで二週間前はこの先の急斜を登ったが、今回は見失ったストックを探すためにここまでやってきた。見渡してもないのであきらめかけていたが、目の前の倒木あたりにあったので嬉しくなった。
同じ枝沢を下流から上流を見る。前回は右手の薮の中を上り荒谷山へと向かったが今回はストックが見つかったのでここからナメ滝上部まで引き返した。
2015年09月04日 13:45撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
9/4 13:45
同じ枝沢を下流から上流を見る。前回は右手の薮の中を上り荒谷山へと向かったが今回はストックが見つかったのでここからナメ滝上部まで引き返した。
境原の青坂神社から登ってくるとナメ滝手前で道が分岐する。左の倒木のある道が広いがこの道に入らず右の小径を下る。するとナメ滝上部の二股に出る。
2015年09月04日 14:00撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
9/4 14:00
境原の青坂神社から登ってくるとナメ滝手前で道が分岐する。左の倒木のある道が広いがこの道に入らず右の小径を下る。するとナメ滝上部の二股に出る。
ナメ滝上部の二股に出たところ。荒谷山と南峰との鞍部に向かうにはここを渡る。
2015年09月04日 14:06撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
9/4 14:06
ナメ滝上部の二股に出たところ。荒谷山と南峰との鞍部に向かうにはここを渡る。
ナメ滝上部の徒渉地点。渡るところも分からないし、おまけに渡っても入口はシダで隠れて分からない(そのため前回は踏み跡を見失った)ので小さなケルンを三つ作り、入口のシダも少しばかり刈っておいた。
2015年09月04日 14:09撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
9/4 14:09
ナメ滝上部の徒渉地点。渡るところも分からないし、おまけに渡っても入口はシダで隠れて分からない(そのため前回は踏み跡を見失った)ので小さなケルンを三つ作り、入口のシダも少しばかり刈っておいた。
シダをかき分け小尾根を少し登ると目の前にはっきりした踏み跡が横切った。ついついつられて右に歩くと尾根から離れ沢に近づいたのでおかしいと思い、踏み跡の交差点まで引き返した。すると尾根伝いにうっすりとした踏み跡があったのでこれに取っつくと鞍部に達した。
2015年09月04日 14:23撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
9/4 14:23
シダをかき分け小尾根を少し登ると目の前にはっきりした踏み跡が横切った。ついついつられて右に歩くと尾根から離れ沢に近づいたのでおかしいと思い、踏み跡の交差点まで引き返した。すると尾根伝いにうっすりとした踏み跡があったのでこれに取っつくと鞍部に達した。
荒谷山中腹にある不動院。鐘付き堂から谷を回り込むとわずか1〜2分で達する。
2015年09月04日 15:49撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
9/4 15:49
荒谷山中腹にある不動院。鐘付き堂から谷を回り込むとわずか1〜2分で達する。
荒谷山本峰西尾根と南峰西尾根との間に流れる細坂川。両者を結ぶ鞍部から下って再び上る。
2015年09月07日 12:37撮影
9/7 12:37
荒谷山本峰西尾根と南峰西尾根との間に流れる細坂川。両者を結ぶ鞍部から下って再び上る。

感想

 2週間前の上ったとき置き忘れたと思われる場所まで出かけると何とあった!それはネットで仕入れた安物のストックだったが、あきらめていただけに嬉しかった。

 鞍部から沢(川)の出合までの下りは迷うことはなかろうがその逆(出合から鞍部までの上り)は初めての場合、必ずや間違うだろう。

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