三宝山with甲武信岳
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- GPS
- 22:52
- 距離
- 49.4km
- 登り
- 4,880m
- 下り
- 4,878m
コースタイム
- 山行
- 7:39
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 9:17
- 山行
- 6:52
- 休憩
- 3:51
- 合計
- 10:43
天候 | 晴天、時々曇り、にわか雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
埼玉県民なら埼玉側から最高峰の三宝山へ登れぇい!
そんなナゾのこだわりがありまして。
数年前に三宝山の標識を地元の秩父農工高のチェリー&バージンがおっ立てた、という新聞記事を見かけまして。
いつかは彼らの功績を目の当たりにすべく、テント担いで秩父地方から歩いてみるという希望がありました。
去年の今ごろに計画を立てたのですが、どう考えてもテント泊だと3日かかるし、休み確保と天候のタイミングを計るのは難しく、ようやく実現しました。
余談ですが、秩父ダークあるあるで同級生がしくじったらカンパという名のみかじめ料徴収というナゾの風習があるからチェリー&バージンではないかもしれない。
今回は三宝山だけではなく、荒川水源で思いっきり大河の一滴をガブ飲みしたい、という希望もありました。
甲武信岳には何度も登りましたが、日帰りだと体力と時間の余裕がなくて後回しにしていました。
この水源で脱糞or放尿をすればボクのDNAを関東にお住まいの皆様にお届けできるハズ!
……そんなナンセンスジョークを数年前に投稿したら一部の方に爆笑、大抵の方に失笑を受けました。
えぇ、そんなことはしませんよ。
今年のお盆休みはピーカン(死語)らしいので、聖地アルプスは激混み予想。
ならば、あえて奥秩父を静かに登山も悪くないのでは?
以上、大河の一滴をガブ飲みしつつ埼玉の最高峰・三宝山を埼玉県から登る奥秩父縦走の決行です。
1日目
心霊スポットの出会いの丘から甲武信岳を目指す。
まともな人なら雁坂小屋で1泊ですが、雁坂峠から甲武信小屋まで4時間くらいと見積もったので強行。
暑さにヤラれて5時間かかりました。
到着は午後5時。
まともな登山者はやってはイケないことをしでかす。
行程を話たら小屋の職員さんはドン引きでした。
いわく「甲武信岳は埼玉側から登ると、どのコースも難関」だとのことです。
地図みると、そうだよね。
テント張ったら強めのにわか雨が降ってきました。
途中ですれ違った人からの情報で流星群が見れるらしい。
天の川が見れたのですが、流れ星はわかりませんでした。
2日目
甲武信岳でご来光を拝む。
山頂でご来光を拝みに来たのはボク一人。
甲武信小屋のテラスで日の出を拝めるらしい。
絶景を独り占めできたから、まぁいいか。
朝食を済ませて、三宝山を目指す。
景観なし。
埼玉県最高峰ということがなければ、通り道とされがちな、なんていうことのない山なのは自然まで埼玉県民気質か?!
荒川水源を目指し、顔を洗う。
気持ちいいね!
2リットル水筒にいっぱい入れて、お昼ゴハンの調理に使う予定。
水質検査していないから自己責任らしいけれど、気にしない。
甲武信小屋から雁坂小屋を目指す。
道中の破風山は登りも下りもしんどい。
雁坂峠にたどり着いて「もう歩きたくないな」とベンチでゴロゴロしていると、聞きなれた足音。
鹿の親子が現れた。
持っている鹿笛を吹くと、反応してくれる。
手練れの猟師は鹿と会話できるらしいのですが、ボクは鹿の鳴き声を使い分けれるレベル。
鳴き返しがあったので、コミュニケーションはとれたのかな?
雁坂小屋のテント場でテント設営。
女性ソロのテント泊しておられる人がいました。
先週の雲取山でも女性ソロテント泊がおられましたが。
漢気あってかっこいい!(偏見)
初日の夜は震えるくらい寒かったのですが、テント内は暑くて夜中に目覚める。
トイレに向かうと森の奥に爛々と光る物体。
親子の鹿がじっとこちらを見つめていました。
熊じゃなくてよかったけれど、大人しい鹿の親子でも怖いわ!!
1時間くらい夜空を見ていたら流れ星を数回見ました。
3日目。
ご来光スポットで日の出を待つが厚い雲で期待できない。
諦めて朝食の準備を始めたら太陽光が広がるのを見る。
ギリギリご来光を拝めました。
髭面だけどイケメン(たぶん既婚者)のお兄さんから午後から天候が崩れるという情報をもらう。
水晶山に向かうと下山完了は午後になるな、と懸念しましたが。
悩んで後悔するならやっちまえ!
……をモットーとしているので水晶山に向かう。
やっぱりここも雑木林で景観なし。
埼玉県の山らしい。
8時30分出発。
もちろん、テント場はだれもいない。
木道が数ヵ所あってスベる滑る。
滑落しましたが、大事に至らず。
無事に午前中に下山完了しました。
出会いの丘では晴天で暑いくらい蒸していましたが、甲武信ヶ岳方面をみると雲行きが怪しくなっています。
そして、半日かけて、しっぽり温泉浴するのでした。
実をいうと、こうもん見えて肌が弱いのですよ。
小屋1泊でも次の日はいたる間接が荒れて痛い目をみます。
そして、今回はテント泊3日。
肌の荒れ具合は想像にお任せします。
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