那珂川水系苦土川井戸沢

2015年09月05日(土) [日帰り]

• GPS: 06:34
• 距離: 14.9km
• 登り: 1,155m
• 下り: 1,157m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:34
• 休憩: 0:01
• 合計: 6:35

距離 14.9km 登り 1,157m 下り 1,157m

10:53 スタート地点
11:49 三斗小屋宿跡
14:49 流石山
15:39 大峠
16:50 16:51 三斗小屋宿跡
17:28 ゴール地点

天候

曇りときどき雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

林道ゲートそばに車をデポ

コース状況／危険箇所等

林道ゲートから入渓点：林道歩きなので問題なし
入渓点から稜線：トポにいう18m大滝はヌメっていた。ラバーソールの場合は要注意。
下山：旧街道をほぼ確定できた。旧街道を辿れれば問題なし（渡渉あり）。辿れれば。

その他周辺情報

下山後は幸乃湯温泉で入浴

写真

9/5 11:58

しばらく来ないと思っていたのに。

9/5 12:43

危なげなく登る。

9/5 13:10

9/5 13:15

9/5 13:21

9/5 13:21

9/5 13:24

9/5 13:27

9/5 13:27

9/5 13:37

9/5 13:39

9/5 13:58

9/5 13:58

9/5 14:01

9/5 14:08

9/5 14:08

9/5 14:18

9/5 14:25

9/5 14:37

ダイモンジソウ
さすがに覚えた。

9/5 15:02

9/5 15:26

こんな感じで何も見えない

9/5 15:46

大峠
道標に1234mと書いてあるけれど、だいたい1460mくらいのはず。

9/5 16:59

今度こそしばらく来ないだろうなー。

撮影機器：

DSC-TX30 SONY

装備

個人装備

沢靴(1) 沢用靴下(1) ヘルメット(1) ハーネス(1) 環付きカラビナ(3) カラビナ(2) スリング（60cm）(2) スリング（120cm）(2) 水筒(1) 行動食(1) 非常食 地形図(1) 防寒具 GPS カメラ トポ

共同装備

ザイル（8mm×30m）(1)

感想

namemania

1　記録
（1）はじめに
基本的には4週間前の遡行と同じなので、前回と異なるところのみ記載する。
前回の駄文はこちら→http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-695082.html


（2）入渓点まで
時間が遅かったためか、林道の路上駐車が多かった。
林業用と思しき大型車を県道上で追い抜かせてもらったが、
奥まで入れなかったのではないかと思う。
路上駐車は林道入口付近に集中しており、
遡行者のものではなかったとは思うが、
今後井戸沢や大沢を遡行される方には留意されたい。


（3）稜線まで
前回に比べてヌメリがひどかった。
特にトポにいう18m大滝の上部のヌメリがひどく、ラバーソールでは怖かった。


（4）林道ゲートまで
今回も大峠経由で下山。
峠沢まで旧街道を辿り、峠沢を渡渉せずにそのまま下降することを計画していた。

しかし、時間も遅く、下降したことがない（記録は見ていたが）
峠沢を下降することにはリスクがあると判断し、
前回と同様に降りられるところまで旧街道を降り、
そこから峠沢を降りることに急遽計画を変更した。

前回道をロストした地点から少し下ったところ
（ロストした地点で峠沢の川床が分かれるが、これが合流する地点）で、
絶対道はあるはずであるとSLが主張して右岸の平場をヤブこぎしたところ、
程なくして旧街道が見つかった。
ヤブこぎした部分では旧街道はすこし上に上がっており、
ヤブこぎしたところを高巻きする形となっている。
ロスト地点で右岸に渡ってトラバース気味に上がるものと思われる
（時間がなかったため確認していない。）。
ここから歩きやすい旧街道を降りると、すぐに井戸沢を渡り、林道に出る。
そこから先は問題なし。


2　感想
種々の事情のため、東京を朝出発し、林道ゲート発が11時ころとなった。
正直なところ、暗くなる前に入渓点まで戻れればよいかなと思いながらの出発であった。
namemania以外のパーティーメンバーはみな体が強いため、
一度の大休憩だけで稜線まで上がることができ、
山頂で休憩してからは一気に下山できたので、
幸いにも暗くなる前に林道ゲートまで戻れたが、
すべてのパーティーがそのように歩けるとは思われない。
2パーティーに会ったが、いずれも我がパーティーより後の下山だったようである
（内1パーティーはメンバーがかなり疲労しているようであったので、
下山にかなり時間を要したのではないかと想像している。）。
足のそろったパーティーならば東京から日帰りできそうではあるが、
原則どおり、早く出発して早く下山すべきである。

namemaniaは、靴はフェルトソールの沢靴と下山用の登山靴を持って行くのが通常である。
今回は肩を痛めていることもあって、荷物を軽くすべくラバーソールの沢靴を持って行ったが、
これは失敗であった（ヌメっていないところはばっちりフリクションが利いたのだが。）。

井戸沢は下降で苦労した話をよく聞く。
実際、前回は途中で旧街道が分からなくなってしまったが、
今回は大峠から林道までの旧街道をほぼすべてトレースできた。
今後行くことがあれば、そのときは楽に下山できそう。

前回からわずか4週間で遡行したのは、
わざわざ沢登りのために四国から友達が来たところ、
日曜の天候があまりよくなかったためである（元々は釜ノ沢西俣を予定していた。）。
前回は下の方では天候がよかったが、今回は下の方もどんより曇っており、
前回ほど気持ちよくはなかったことは残念であった。
楽しんでもらえたようなので、最低限の役割は果たせたようであるが、
やっぱり井戸沢は晴れの日の遡行に限る。