早月尾根−剱岳

2024年08月15日(木) [日帰り]

• GPS: 05:50
• 距離: 15.1km
• 登り: 2,351m
• 下り: 2,342m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:35
• 休憩: 0:14
• 合計: 5:49

5:46 スタート地点
6:06 6:06 松尾平
6:49 6:49 早月尾根標高1600m標識
7:17 7:17 1920.9m三角点
7:42 7:42 丸山
7:50 7:51 早月小屋
8:24 8:27 標高2600m標識
8:52 8:52 標高2800m標識
9:04 9:07 カニのハサミ
9:22 9:28 剱岳
9:37 9:37 カニのハサミ
9:47 9:47 標高2800m標識
10:06 10:07 標高2600m標識
10:30 10:30 早月小屋
10:47 10:47 1920.9m三角点
11:03 11:03 早月尾根標高1600m標識
11:26 11:26 松尾平
11:36 ゴール地点

天候

晴れのち曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

馬場島には登山口に数台、馬場島荘前に100台、さらに手前に未舗装駐車場が幾つかあります。
公共交通機関利用の場合は地鉄上市駅からタクシー利用になるそうです。距離にして20kmほどなのでトレイルランナーならランニングでも到達可能です。

コース状況／危険箇所等

北アルプス三大急登に数えられますが比較的メジャーなルートでよく整備されています。早月小屋を過ぎると鎖場や岩場が連続し注意して進めば問題ありません。ヘルメット着用率は高めです。

その他周辺情報

馬場島荘では土日祝日に数量限定で手打ちそばの提供があります。入浴はシャワー利用のみとなるため、温泉入浴は町内の他施設利用となるようです。キャンプ場の炊事場が水場として利用できますが生水飲用不可でした。飲用可の水場は9km手前の道路沿い向かって左手にありますが暗くなってからは探すのすら困難な場所でした。

写真

8/14 23:21

ファミリーマート上市中央店は馬場島へ至る最後のコンビニなので昨年同様立ち寄りました。剱岳グッズでもお馴染みですね。

8/15 5:28

馬場島荘駐車場にて車中泊して夜が夜が明けました。そういえば昨晩も車中泊でした。

8/15 5:29

とても空いています

8/15 5:42

登山口最寄りは4〜5台停められるようですが1台だけでした

8/15 5:44

畏敬の念をもって臨みます

8/15 5:45

剱岳の諭

8/15 6:17

巨大な立山杉に見守られながら進んでゆきます

8/15 6:48

朝日を浴びて山容が際立ちます

猫又山方向

8/15 7:29

丸山山頂手前の池塘

8/15 7:42

本日一座目の丸山を過ぎるとじきに早月小屋に到着です

8/15 7:45

早月小屋にて手ぬぐいとコーラを買いました

8/15 7:45

早月小屋から剱岳山頂が見えます。この先は一層険しさを増すのでここでヘルメットを装着します。

8/15 7:51

トイレは水洗でもバイオトイレでもありませんが非常に清潔に保たれていて無臭でした

8/15 7:58

早月小屋と早月川

8/15 8:07

雄山・室堂方向
薬師岳も見えていたはず

8/15 8:32

トリカブト群生地

8/15 8:33

ミヤマダイコンソウ

8/15 9:16

剱岳山頂に到着しました。先客が1名いらっしゃって写真を撮っていただきました。私も御返しにお撮りしました。直後3〜4名のパーティーが2組到着されて一気に賑わいました。

8/15 9:20

ピンボケですが山頂の様子です。青空が見えますが眺望は残念ながらありませんでした。

8/15 9:21

三等三角点

8/15 9:31

何が書かれているかわかりませんが味のある方向標識です

8/15 9:32

別山尾根ルートと早月尾根の分岐

8/15 9:32

なんかとても好きです✨

8/15 9:51

緩やかにカーブを描く立山有料道路が見えて萌えました

8/15 10:05

チングルマ

8/15 11:22

登山路上では最大の立山杉かもしれません

8/15 11:48

昨日ファミマで購入した剱岳Ｔシャツを開封しました

8/15 11:48

山頂の祠前に置いてある記念撮影用看板に同じデザインがありました。裏面をみるとかみいち盛り上げ隊さんによるものでした。

8/15 12:03

馬場島荘でコーラを買いました。昨年200円は安すぎますと売店の人と話したことを思い出しました。そしたら今年は250円でした😄

感想

keskeystt_s

今年も早月尾根ルートで剱岳に登る機会に恵まれました。

前日は金剛堂山に登ったあと富山市郊外舟橋村へ移動して、温泉施設『湯めごこち』で身体を休めました。その後馬場島まで移動して車中泊をしています。

もともと台風の影響で雨が残る予報があり半ば諦めていたのですが、一変して天候が回復し、これならば行けそうだと望みを賭けました。

それでも降雨と落雷の可能性が残っていて、朝目覚めて霧雨程度でも登らずに帰ろうと気楽に構えました。今回富山に来たのも私の用事ではないし、昨日金剛堂山に登れただけでも非常に満足のいくものでした。

目覚めて幸運にも青空が広がっています。これはもう「登れ！」と言われているようなもの。

昨日は相当な降雨があったらしく登山道はじっとりと濡れていました。気温は昨年に比べると幾分か涼しく、お盆中だからなのか登山者は随分少なかったです。

直近に甲斐駒ヶ岳と金剛堂山を登っていてさすがに疲れていました。身体は決して重くはなかったのですがペースが上がりません。往復5時間切りなんてとんでもありませんでした。

剱岳は畏れ多く、気を引き締めないと登れないように感じています。とても神聖で何か特別なものを感じ、この緊張感がなんとも言えない魅力です。今年も登ることが出来て感謝の念に堪えません。