芦別岳(旧道〜新道周回)

2024年08月13日(火) [日帰り]

• GPS: 09:20
• 距離: 15.9km
• 登り: 1,675m
• 下り: 1,685m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:40
• 休憩: 0:41
• 合計: 9:21

距離 15.9km 登り 1,675m 下り 1,685m

4:43 スタート地点
4:45 4:46 太陽の里ふれあいの家
5:08 5:09 芦別岳旧道登山口
6:47 6:49 ユーフレ分岐
7:43 7:44 新夫婦岩分岐
8:23 旧道下降点
9:11 1457ｍ峰
9:48 1579ｍ峰
10:49 11:16 芦別岳
11:37 雲峰山
11:58 11:59 熊の沼
12:04 半面山
12:34 12:40 鶯谷
13:02 13:03 見晴台
13:56 13:57 新道登山口
14:04 太陽の里ふれあいの家

天候

下界は晴れ、山の上は曇り=ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

太陽の里ふれあいの家のキャンプ場の駐車場利用。無料。

コース状況／危険箇所等

核心はユーフレ分岐まで。フィックスロープがないと進めない箇所、落ちたらアウトの場所がかなり多い。私はソロだったからこの時間だが、グループ登山だったらもっと時間がかかったと思う。
ユーフレ分岐以降は大した危険個所はない。キレットも、歩く場所は大した岩場ではない。が、この日はずっと曇っていたこともあり、笹の梅雨がひどくて靴の中が沢靴状態に・・・歩いていてずっと不快だったし、乾くまで数日かかった。
何気に難しいのは、山頂からの下山。正規ルートはハイマツで完全に隠れているので、旧道ルート経由で来た人が初見でルーファイするのは結構難しい。天気が良い休日なら、人が多くて大丈夫なんだろうけど。。
新道は、歩きやすいハイキング道。

お風呂場でマダニがついているのを発見。旧道の笹ヤブでついた可能性が高いと思う。しっかり肌が出ない衣服で歩いたほうが良いと思う。

その他周辺情報

前泊後泊：太陽の里ふれあいの家のキャンプ場。無料。焚き火台での焚き火OK、炊事場あり。炊事場とトイレが遠い、トイレの手洗い場の水が出ないなどの不具合はありつつも、広くて非常に快適。駐車場はいくつかあるが、橋の付近から奥に入ったところが広い。ゴミの分別が非常に厳しいので注意（係員さんに間違いをご指摘いただきました、ごめんなさい。。）
風呂：ハイランドふらの（ニフティ温泉のWEBクーポンで600円）。施設は昭和感がいなめないが、激安。休憩所も広くて、畳の部屋もあるのはポイント高い。ドライヤーあり、化粧水なし。

写真

8/12 12:08

8/12は麓に前泊はしたものの山頂に雲がかかってたので翌日に延期。帯広方面に遊びに行った。柳月の限定三方六を買ったあとにコインランドリーで洗濯。たまたま置いてあったタウン誌に載ってたカフェでピザを食べる。サツマイモトッピングが斬新、美味い。

8/12 13:32

ばんえい競馬が見てみたくて、競馬場に来た。駐車場の位置が初見泣かせ。もっと公式サイトで丁寧に説明したほうが良いと思う。
それはともあれ、馬の博物館の写真。

8/12 13:52

馬とのふれあいコーナーでは、ニンジンを購入してあげることができる。馬、めっちゃデカい。

8/12 14:37

この日の山行を中止にしたのは、「月曜日なら実際のばんえい競馬が見れる」という理由も大きかった。初めて見るばんえい競馬は、思っていたよりずっとスローな雰囲気で(馬が途中で休むのが斬新)、思わず笑ってしまった。

8/12 14:38

見学料代わりに、100円だけ掛けたが、ハズレ。馬券買うのは初めてだが、ビギナーズラックとはいかなかった。

8/12 14:39

走る度に丁寧に馬場を平らにしていた。

8/13 4:40

赤い建物がトイレ。

8/13 4:40

なかなか広い。

8/13 4:45

8/13 4:47

1日ずらしても、山頂は雲の中。

8/13 4:50

立派なゲート

8/13 4:51

鹿避けなのだが、ゲートががっちり鎖で閉じられてて、最初面食らった。

8/13 4:54

しばらくは林道。

8/13 5:07

概念図。

8/13 5:07

旧道コースの登山口

8/13 5:07

毎年事故が起きてるそうな。

8/13 5:10

最初はなんてことない道。

8/13 5:17

これはロープ必須。

8/13 5:24

かなり切れてる。足を踏み外すとアウトなので、慎重に歩く。

8/13 5:45

沢沿いなので、風が心地よい。魚も釣れそうな気が。釣っていいのかはしらんけど。

8/13 5:47

登山道が沢沿いになる。

8/13 5:48

たまにピンクテープが結ばれた石が転がってる。ヤマレコで「ずっと左岸(向かって右)」という情報があり、迷わずに助かった。

8/13 5:49

これも、ロープ無しだと厳しい。

8/13 5:52

むしろ、沢歩きしてしまっても面白かったのかもしれない。いけるかどうかはしらんけど。

8/13 5:54

1ヵ所高巻きのルートが分かりにくい箇所あり(写真が正しいルート)。正しいルートは沢登りのヘツりのような状況にはならないので、おかしいと思ったら戻ったほうが良い。

8/13 6:03

8/13 6:19

ここもロープ無しだと滑って怖そう。

8/13 6:33

意外としっかりしてる丸太橋。

8/13 6:35

三段の滝？

8/13 6:35

なるほど、これが三段の滝ですね。

8/13 6:36

ハシゴ

8/13 6:47

ユーフレ小屋分岐まできてひと安心。

8/13 6:47

この先に小屋があるのだが、時間が押し気味なので、先を急ぐことにした。

8/13 7:23

8/13 7:58

8/13 8:21

ルート的な難易度は下がったが、今度は笹ヤブ祭り

8/13 8:31

眺望はまるでない。少しパラついたかんじもしたが、結局降られないで済んだのはラッキーと考えるべきか。

8/13 8:54

稜線にあがってから多少歩きやすくなったが、既に露で靴の中まで完全浸水。。不愉快。。

8/13 9:02

8/13 9:13

眺望がないので、キノコの写真ばかりが増える。

8/13 9:33

8/13 10:05

多少ガスが薄くなってきた。

8/13 10:10

おお！

8/13 10:10

一瞬だけ絶景！

8/13 10:14

またすぐに隠れる。天気良かったらきれいなんだろうな。

8/13 10:38

あれが山頂？

8/13 10:44

山頂付近がルートが分かりにくい。

8/13 10:48

山頂到達！ここまで誰にも会わなかった！

8/13 11:00

ちょっと休憩してから動き出すとき、少しガスが薄くなってきた。

8/13 11:08

8/13 11:10

どこがルートなのかわからない・・・方角的には正しいはずだが・・・

8/13 11:14

ハイマツの下の踏み跡を頼りに歩いていると、ピンクテープが。どうもあっていたらしい。

8/13 11:24

8/13 11:27

一本道が続く。ここでトレランナーにあって驚く。他、もう1人すれ違ったが、この日入山したのは3人だけだったんだろう。

8/13 11:33

8/13 11:40

8/13 12:05

半面山

8/13 12:05

またガスガス。。

8/13 12:19

新道はさすがに歩きやすい。

8/13 12:34

鶯谷。ここでユーフレ小屋分岐までの道と繋がってる。

8/13 12:46

下界が見えてきた。

8/13 12:47

8/13 12:55

8/13 13:02

展望台

8/13 13:31

8/13 13:56

新道コース登山口に下山。

8/13 13:56

登山道前にも停められそう。

8/13 14:00

キャンプ場3泊目突入

8/13 14:00

これが無料なのは素晴らしい。感謝。

8/13 19:07

明日は早起きしなくて良いので、折角なので火を起こした。

8/13 19:31

ちゃんちゃん焼き。スーパーで北海道の生鮭と、鉄板焼野菜セットがあったので。ぶっちゃけフライパンで作っても良いのだけど、折角焚き火台を持ってきてたし、炭も余ってたってことで。

8/13 20:19

焼きトウモロコシ。こちらも北海道産。良い夕べだった。

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

感想

tartlet

百名山ついでに寄るのは三百名山から選ぶことにしてる。ここはその中でもヤマレコを見て「面白そう！」と思ったルート。ガイドブックには新道往復で紹介されてるのだが、旧道〜新道を繋げると上級者向きのルートになるらしかった。
羊蹄山→トムラウシの二連チャンで疲れてたのと、天気が翌日もダメではないかんじだったので、休養日を1日おいて入山した。

詳細は写真のサムネイルに書いたが、確かにユーフレ小屋分岐までのルートが非常に悪い。ヤマケイ系の地図だと70分で着くことになってるが、実際はもっと時間がかかるのが普通だと思う。
その後はぐっと楽になったが、靴は浸水、一瞬パラついたりと、「撤退もありか？」と思ったが戻るのもそこそこ危険なのでそのまま進む。「私は沢靴を履いてるだけだ」と暗示をかけつつ、稜線の強風に台風の影響を感じつつ、ひたすら進む。山頂付近では若干景色を見れたが、晴れてたら絶景だったんだろう。雨に降られなかっただけラッキーだったんだろうが、やはり山はガスがないときに行きたいものだ。

ちなみに・・・私が滞在してた4日間、一度も山頂を拝むことはなかった。大雪山系も似たようなものだったけど。