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Yamareco

記録ID: 7144018
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
十勝連峰

富良野岳・上ホロカメットク山 十勝岳温泉から周回

2024年08月16日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:08
距離
13.2km
登り
1,150m
下り
1,149m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:24
休憩
0:45
合計
8:09
距離 13.2km 登り 1,150m 下り 1,149m
5:54
6
駐車場
6:00
6:01
31
6:32
18
6:50
12
8:23
31
8:54
9:06
22
9:28
76
10:44
36
11:20
11:26
15
11:41
12:03
13
12:16
12:18
20
12:38
33
13:11
13:12
9
13:21
13:22
14
13:36
26
14:03
駐車場
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口にトイレあり。登山届ポストあり。広い駐車場あります。
コース状況/
危険箇所等
危険な場所は特にありません。強いて言うならガス発生時の道迷いに注意というところでしょうか。
その他周辺情報 下山後に十勝岳温泉凌雲閣さんで日帰り入浴しました。1000円/人。二種類の天然かけ流し温泉を楽しめます。ちょっとお高いですが入る価値あり。
十勝岳温泉の傍らにある登山口。
ツ「行ってきます!」
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十勝岳温泉の傍らにある登山口。
ツ「行ってきます!」
最初は林道のような広々とした道が続く。温泉の導湯管の管理道も兼ねているようだ。
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最初は林道のような広々とした道が続く。温泉の導湯管の管理道も兼ねているようだ。
林道が尽きると道は一旦谷底へ。
安政火口から流れ出る沢を渡る。
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林道が尽きると道は一旦谷底へ。
安政火口から流れ出る沢を渡る。
この沢を渡るとハイマツの中を進むトラバース道へと入っていく。
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この沢を渡るとハイマツの中を進むトラバース道へと入っていく。
一時間ほどで上富良野岳分岐に到着。我々はここは直進して富良野岳を目指す。帰りは上富良野岳からここへ下りてくる予定。
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一時間ほどで上富良野岳分岐に到着。我々はここは直進して富良野岳を目指す。帰りは上富良野岳からここへ下りてくる予定。
山肌にうっすらかかっていたガスが晴れてきた!
正面に見えているのは三峰山のはず。このあと、あの稜線を歩くのだ。
ツ「楽しそうだっペ!」
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山肌にうっすらかかっていたガスが晴れてきた!
正面に見えているのは三峰山のはず。このあと、あの稜線を歩くのだ。
ツ「楽しそうだっペ!」
地図にない無名の沢を幾度となく越えていく。
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地図にない無名の沢を幾度となく越えていく。
北国の厳しい自然故か、火山特有のもろい地質故か、何本も雨裂が発生していて細かいアップダウンを強いられる。地図で見ると平坦そうに見えるのだが、なかなか手ごわい道のりだった。
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北国の厳しい自然故か、火山特有のもろい地質故か、何本も雨裂が発生していて細かいアップダウンを強いられる。地図で見ると平坦そうに見えるのだが、なかなか手ごわい道のりだった。
あれ?ガスってきた?
今日はそこそこ天気が良いはずだったんだが…。昨日の十勝岳の悪夢が蘇ってテンションダウン。
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あれ?ガスってきた?
今日はそこそこ天気が良いはずだったんだが…。昨日の十勝岳の悪夢が蘇ってテンションダウン。
ずっと山肌をトラバースしてきた道は、三峰山と富良野岳の鞍部を見つけるやいなや、急に向きを変えた。気が変わった!と言わんばかりに一気に登り始めた。
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ずっと山肌をトラバースしてきた道は、三峰山と富良野岳の鞍部を見つけるやいなや、急に向きを変えた。気が変わった!と言わんばかりに一気に登り始めた。
鞍部に登ったところで縦走路に合流。山の反対側は晴れ…ていたりするような事はなく、十勝平野は白いベールに隠されていた。
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鞍部に登ったところで縦走路に合流。山の反対側は晴れ…ていたりするような事はなく、十勝平野は白いベールに隠されていた。
幸い、近くの景色を楽しめる程度には晴れてくれている。
ツ「もたもたしていると天気の神様の気が変わるっぺよ」
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幸い、近くの景色を楽しめる程度には晴れてくれている。
ツ「もたもたしていると天気の神様の気が変わるっぺよ」
天気は一進一退だが、足元に花を見つけながらたどる稜線は素晴らしいの一言に尽きる。
ツ「楽しいっぺ♪」
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天気は一進一退だが、足元に花を見つけながらたどる稜線は素晴らしいの一言に尽きる。
ツ「楽しいっぺ♪」
山頂を目前にして、にわかに青空が広がってきた。
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山頂を目前にして、にわかに青空が広がってきた。
ツ「富良野岳、登ったどー」
茶「良かった、虫はいなかった」
昨日の十勝岳の虫がトラウマになっている(笑
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ツ「富良野岳、登ったどー」
茶「良かった、虫はいなかった」
昨日の十勝岳の虫がトラウマになっている(笑
三角点タッチ!
山頂は晴れているが、山肌にまとわりつくガスがしつこい。十勝岳温泉方面はこんな感じ。
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山頂は晴れているが、山肌にまとわりつくガスがしつこい。十勝岳温泉方面はこんな感じ。
前富良野岳方面に続く縦走路。こっちも楽しそうな道だ。いつか歩いてみたいものだ。
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前富良野岳方面に続く縦走路。こっちも楽しそうな道だ。いつか歩いてみたいものだ。
富良野岳からUターンし上富良野岳方面へ。
ツ「いい感じに晴れてきた♪」
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富良野岳からUターンし上富良野岳方面へ。
ツ「いい感じに晴れてきた♪」
分岐を過ぎると三峰山に向かっての登りとなる。
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分岐を過ぎると三峰山に向かっての登りとなる。
振り返って富良野岳方面を望む。
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振り返って富良野岳方面を望む。
遠目に見た感じだとなだらかな道に見えたのだが、案外アップダウンがある。
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遠目に見た感じだとなだらかな道に見えたのだが、案外アップダウンがある。
その割に山頂付近は平らで、どこがピークなのかパッと見分かりづらい。これが「三峰」の名前の由来なのかも。
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その割に山頂付近は平らで、どこがピークなのかパッと見分かりづらい。これが「三峰」の名前の由来なのかも。
本当のピークにはちゃんと山名標識があるのでご安心を。
ツ「三峰山、登ったどー」
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本当のピークにはちゃんと山名標識があるのでご安心を。
ツ「三峰山、登ったどー」
あらら。またガスって来ちゃったぞ…。
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あらら。またガスって来ちゃったぞ…。
晴れていれば見晴らしが良さそうな場所なのだが…。
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晴れていれば見晴らしが良さそうな場所なのだが…。
時折、一瞬だけガスが途切れたりするのだが、景色を楽しめるほど晴れてはくれない。なかなかもどかしい。
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時折、一瞬だけガスが途切れたりするのだが、景色を楽しめるほど晴れてはくれない。なかなかもどかしい。
ガスの向こうに次のピークが見えてきた。
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ガスの向こうに次のピークが見えてきた。
はるか手前から標識のようなものが見えてはいるのだが、なかなかたどり着かない。広い、広すぎるぜ北海道。
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はるか手前から標識のようなものが見えてはいるのだが、なかなかたどり着かない。広い、広すぎるぜ北海道。
山頂にたどり着いた頃には、再び周囲がガスで覆われていた…。
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山頂にたどり着いた頃には、再び周囲がガスで覆われていた…。
茶「上富良野岳、登ったどー」
残念ながら虚無ヶ岳!
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茶「上富良野岳、登ったどー」
残念ながら虚無ヶ岳!
上富良野岳から、さらに上ホロカメットク山へ向かう。ガス、晴れてくれるといいなぁ。
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上富良野岳から、さらに上ホロカメットク山へ向かう。ガス、晴れてくれるといいなぁ。
落ちそうで落ちない石。
受験のお守りにいかが?
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落ちそうで落ちない石。
受験のお守りにいかが?
うーん…。ますますガスが濃くなってしまった…。
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うーん…。ますますガスが濃くなってしまった…。
ツ「上ホロカメットク山、登ったどー」
虚無!
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ツ「上ホロカメットク山、登ったどー」
虚無!
安政火口、見えず!
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安政火口、見えず!
避難小屋、および十勝岳、見えず!
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避難小屋、および十勝岳、見えず!
八ツ手岩?
しばらく待ってみたが、一向にガスが晴れる気配はなかった。
遅くなって夕立に降られてもつまらないので下山開始。
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しばらく待ってみたが、一向にガスが晴れる気配はなかった。
遅くなって夕立に降られてもつまらないので下山開始。
上富良野岳まで戻り、ふと振り返ると…
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上富良野岳まで戻り、ふと振り返ると…
2日間、頑なに姿を見せなかった十勝岳が姿を現していた!
十勝岳「あ、やべぇ。見つかった」
我々が視線を向けると、すぐにガスの向こうに姿を隠してしまった。
茶「嫌われたもんだな…」
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2日間、頑なに姿を見せなかった十勝岳が姿を現していた!
十勝岳「あ、やべぇ。見つかった」
我々が視線を向けると、すぐにガスの向こうに姿を隠してしまった。
茶「嫌われたもんだな…」
上富良野岳からの下りは急ながれ場だった。転ばないようにソロリソロリと下っていく。
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上富良野岳からの下りは急ながれ場だった。転ばないようにソロリソロリと下っていく。
ハイマツ帯に差し掛かると地面は安定して歩きやすくなる。ただ見えないだけで右手には安政火口に向けて落ち込む崖があるはず。間違っても踏み外さないように。
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ハイマツ帯に差し掛かると地面は安定して歩きやすくなる。ただ見えないだけで右手には安政火口に向けて落ち込む崖があるはず。間違っても踏み外さないように。
途中の木段は中の土が抜けてしまってハードルのようになっている。足を挫きそうで怖かった。ここが今回一番危険だった気がする。
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途中の木段は中の土が抜けてしまってハードルのようになっている。足を挫きそうで怖かった。ここが今回一番危険だった気がする。
一気に高度を下げ、上富良野岳分岐まで下れば周回コース終了。
一気に高度を下げ、上富良野岳分岐まで下れば周回コース終了。
後は十勝岳温泉に下るだけだ。
ツ「温泉が待ってるっぺ」
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後は十勝岳温泉に下るだけだ。
ツ「温泉が待ってるっぺ」
無事下山。
ツ「お疲れさまでした!」
2
無事下山。
ツ「お疲れさまでした!」
アザミ(何アザミ?)
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アザミ(何アザミ?)
セリ科も難しい…ミヤマセンキュウ?
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セリ科も難しい…ミヤマセンキュウ?
トリカブト(何トリカブト?)
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トリカブト(何トリカブト?)
イワギキョウ。
これがナガバキタアザミでしょうか?
富良野岳直下に大群落で咲いていました。
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これがナガバキタアザミでしょうか?
富良野岳直下に大群落で咲いていました。
オトギリソウ。
先終わりを目ざとく見つけるシリーズ。
ヒメイワショウブかな?
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先終わりを目ざとく見つけるシリーズ。
ヒメイワショウブかな?
イワブクロ。
コマクサ。
咲き残りを目ざとく見つけるシリーズ!
エゾノツガザクラ♪残っていてくれてありがとう。
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咲き残りを目ざとく見つけるシリーズ!
エゾノツガザクラ♪残っていてくれてありがとう。
チシマノキンバイソウ?
2
チシマノキンバイソウ?
エゾノイワツメクサ
2
エゾノイワツメクサ
咲き残りを目ざとく見つけるシリーズ!
イワヒゲ♪一輪だけ咲き残っていました。
ミネズオウやイワヒゲの葉っぱがいっぱいあったので、最盛期は相当な大群落を見られるんだろうな〜
その季節に是非再訪したいものです。
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咲き残りを目ざとく見つけるシリーズ!
イワヒゲ♪一輪だけ咲き残っていました。
ミネズオウやイワヒゲの葉っぱがいっぱいあったので、最盛期は相当な大群落を見られるんだろうな〜
その季節に是非再訪したいものです。
エゾヒメクワガタ。
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エゾヒメクワガタ。
ミヤマリンドウ。
2
ミヤマリンドウ。
ノウゴウイチゴ。
2
ノウゴウイチゴ。
マルバシモツケ。
3
マルバシモツケ。

感想

台風に翻弄された北海道遠征ですが、なんとこの日で渡道から5日連続で登山です。なんだかんだ言って想定以上に順調に計画を消化できていました。
とはいえ、前日の十勝岳は終始ガッスガス&雨でイマイチな内容。この日も似たような天気予報だったので正直あまり期待していませんでした。
ところが入山すると予想外に良い天気。ガスったり晴れたりを短時間に繰り返す目まぐるしい天気ではありましたが、要所要所で景色を見ることができ十分に満足できる山行となりました。
またツートン的には多くの花を見ることができて大満足。盛を過ぎてこれでは、花の最盛期はいったいどんな感じなのか。すっかり北海道の山の魅力に取り憑かれたようです。しめしめ、これで遠征の予算が下りやすくなるぞ(笑
どこも見どころの多いコースですが、富良野岳から上ホロまでの稜線縦走区間が特に素晴らしく感動。ここは再訪したいですね。ぜひ絶好の青空の下で。
姿を見せてくれた富良野岳周辺の山々とは対象的に、昨日に続いて終始姿を隠していた十勝岳。ずいぶん嫌われたものですが、下山寸前に一瞬だけ姿を現しました。我々が帰ると思って油断したな? 次こそは絶対その姿を暴いてやるからなー!!!

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