秋ですねえ。久しぶりの北摂里山歩き、弥十郎ヶ岳、大野山岩めぐり

2015年09月13日(日) [日帰り]

• GPS: 07:07
• 距離: 18.9km
• 登り: 1,022m
• 下り: 1,031m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:58
• 休憩: 1:09
• 合計: 7:07

8:25 後川バス停（駐車）
8:42 8:42 竹谷コース登山口
8:59 8:59 林道別れ
9:58 10:08 弥十郎ヶ岳
10:12 10:12 篭坊分岐
10:29 10:30 ハハカベ山
10:49 10:50 農文熟分岐
11:11 11:13 篭坊コース登山口
11:25 12:02 後川バス停（昼食）
12:12 12:12 丹波篠山渓谷の森公園
13:08 13:21 大野山
13:34 13:37 天文台
13:42 13:42 岩めぐり入口
14:23 14:25 岩めぐり出口
15:06 15:06 後川中集落
15:32 後川バス停（駐車）

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

後山バス停脇のスペースに駐車させていただいた

コース状況／危険箇所等

弥十郎ヶ岳竹谷コース：県道から分かれて獣除けゲートを通って15分くらい歩いた登山口までは林道。その後、沢に沿って登る。標識やテープは有るが、道は薄くともすると失いがち。途中広くなった辺りが一番迷いやすい。沢の流れを忠実に辿ることが必要。稜線まで上がれば道もはっきりする。
篭坊温泉コース(下山)：稜線ははっきりしているので問題はない。農文塾分岐からの下りは沢に沿って下る
大野山渓谷の森公園コース：公園の右奥が登山口。樹林帯の中を登る。途中親切な標識も有って迷うことは無い
大野山石めぐりコース：天文台からかもしくは下の駐車場から車道に沿って下ると右手に石めぐりコースの入り口有り。ほぼ稜線に沿って巨岩が散在する。きちんと辿るにはアップダウンが必要。
ゴルフ場までは車道を歩く。ゴルフ場の所から後川への下山は地図では点線が有るが、作業道路跡からの分岐が分かり難く、今回通った軌跡は参考にしないでほしい（道ではない）。小さな沢が有るのでそれを辿るのが正解だったようだ。

写真

9/13 8:25

篠山市後川のバス停。ここを拠点に南北の2つの山を登る

9/13 8:26

最初に弥十郎ヶ岳を目指し、車道を北へ歩く

9/13 8:42

県道を5分ほど歩いたところで右側へ別れる林道へ

9/13 8:44

獣除けのゲートを通過する

9/13 8:59

渓流に沿って林道を15分くらい歩いたところが竹谷コースの登山口

9/13 9:03

渓流を渡る木の橋

9/13 9:04

滑滝を渡って登っていく。。渓流を吹き抜ける風が涼しい

9/13 9:05

高さは10mも無いが、美しい滝も現れる

9/13 9:07

数は少ないが、綺麗な標識も有って

9/13 9:15

でも、この辺りは分かり辛かった。広がった地形、道も流れになっていたりして判別し難い。右奥のフェンスに見える標識に「出入り口」と書かれていたりして間違って入ってしまったり．．

9/13 9:36

それでも何とかテープを頼りにして、漸く明るい稜線に

9/13 9:50

と、思ったら猪のヌタ場か？こんなところで出会いたくないよなあ

9/13 9:52

山頂の手前で篭坊への道が分かれる。帰りはそちらの方へ行くつもり

9/13 10:08

弥十郎ヶ岳山頂(715m)。二等三角点が有る

9/13 9:59

北西側に開けていて近くの多紀アルプス（三嶺、小金ヶ岳など）が見晴らせる

9/13 10:16

先ほどの篭坊への分岐を入って下山。しばらく小さなアップダウンが続く。。ここが吊尾根？

9/13 10:22

思わず見落としそうになったが、前方の赤いテープを右手に入るのが正解

9/13 10:30

ハハカベ山の石標が。。展望は無く、何気に通り過ぎそう

9/13 10:43

農文塾への分岐。。ここは篭坊と書かれた方向へ下る

9/13 10:49

小さな流れの沢伝いに下る

9/13 10:55

足元に蛇が！！こっちをにらんで動いてくれない。仕方が無いので自分の方が迂回しました。。本日、蛇との遭遇は都合3回。。気が付かないで通り過ぎたのも何度かありそう

9/13 10:58

古い作業用の林道に

9/13 11:11

登山口へ下山しました。。ここからデポしておいた自転車で駐車場所へ戻ります

9/13 11:11

登山口の前に「下篭坊」のバス停。。バスの本数はどちらも1日5本程度

9/13 11:13

竹谷コースで登って、篭坊温泉コースで下山してきました

9/13 11:18

自転車で移動するのは楽ちんです

9/13 11:20

柿も大分色づいてきています

9/13 11:21

ススキの穂も大分．．．

9/13 11:26

自転車のおかげで3kmほどを10分で移動できました

9/13 11:30

バスは16時頃まで無いので待合のベンチを借りて昼食を食べました

9/13 12:03

ヨメナ

9/13 12:04

9/13 12:06

オッ！クリも一杯、イガを付けて

9/13 12:08

落ちてたのを見るとしっかり実が詰まっていました。季節ですねえ

9/13 12:11

大野山への登山口が有る渓谷の森公園の入り口

9/13 12:16

キャンプを楽しむ人たちのテントが一杯ありました

9/13 12:18

キャンプ場の一番奥が登山口になってます

9/13 12:19

そこにハンモックが．．昼寝したら気持ちよさそうです

9/13 12:19

ここも山へ入るには獣除けゲートを通りました

9/13 12:22

植林帯の林の中を登ります。標識も要所に有ります

9/13 12:25

丸太橋で沢を渡ります

9/13 12:33

行ってはいけない方向に×を付けてくれているのが親切です

9/13 12:52

山頂まで残り500m足らず

9/13 13:03

天文台の下の広場。。ここまで車で上がって来れるのでたくさんの方がいました

9/13 13:08

大野山山頂(754m)。大きな樹木が無いので展望が良いです

9/13 13:11

隣にある天文台を見下ろします。左奥に見えるのは千丈寺山でしょう

9/13 13:30

ここでも沢山の家族がテントを張って楽しんでいました

9/13 13:31

アルプスランドと名付けられた憩いの場になっています。この後、巨石巡りの散策を楽しみます

9/13 13:33

見晴の良い天文台の前から。。午前中に登った弥十郎ヶ岳が右手に、左奥に多紀連山が見えます

9/13 13:34

こちらは南側。遠くの山並みは六甲連山。手前には大船山や羽束山など北摂の特徴的な山並みが展望できます

9/13 13:37

いよいよ岩めぐりです。。昔の国境の標識代わりだったようで

9/13 13:48

花立岩

9/13 13:50

うるし岩

9/13 13:54

夫婦岩。。互いにもたれつつ

9/13 14:02

大きな神楽座の岩場の上から弥十郎ヶ岳方面のパノラマ。下に後川の集落が点在しています

9/13 14:06

巨石群の下部をぐるりとめぐってみました

9/13 14:14

獅子の昼寝岩・・だそうです

9/13 14:17

太鼓岩

9/13 14:18

太鼓岩を下から

9/13 14:18

太鼓岩の上から弥十郎ヶ岳

9/13 14:23

岩めぐり終了で車道へ出ました。ここからバス停まで1.5kmの標識が有ります

9/13 14:30

その林道を下り、前方のゴルフ場入口の手前で後川方面へ右手に下ります

9/13 14:37

古くなって使われなくなった道をたどってたら、予定ルートをかなり外れてしまいました

9/13 14:41

それでもゴルフ場を作った時の排水溝などを頼りに下りました

9/13 14:58

何とか作業道にたどり着きました

9/13 15:04

途中、仕掛けてあった罠に鹿がかかっていて、暴れていました。。増えすぎたのよね。。この日は山中で他にも2度ほど駆け抜ける姿を見ました

9/13 15:05

この日、4度目の獣除けゲート。。ここまでする時代になったんだと思います

9/13 15:06

後川中の集落へ、無事下山してきました

9/13 15:12

由緒ありそうな立派な家が有ります

9/13 15:20

軒先に玉ねぎが干されているも季節感たっぷりです

9/13 15:20

山の上の天文台が見えます。プラネタリウムもやるらしいので一度見てみたいと思います

撮影機器：

PowerShot G7 X CANON

感想

ちゃむ

今週は休養の予定だったのだが、晴れそうだとの予報を見て、とりあえず近場にでもと簡単に荷物を車に積んで家を出た。
久しぶりの北摂の山。とは言っても一応未踏の弥十郎ヶ岳と以前登ってはいるが、最近ヤマレコを見て岩めぐりなるものが有ることを知った大野山（おおやさん）。
後川（しずかわ）のバス停が広くなっているため、そこに車を置かせてもらって二つの山を八の字に周回するプランにする。今回も自転車を使って3kmほど楽をさせてもらったが、それでも16kmも歩いたのでは一寸行ってくるというを越えたよね。
大野山は、キャンプ場もあるし、山頂には猪名川天文台もあるし、紫陽花の季節にはお祭りも有るので比較的ポピュラーだけど弥十郎ヶ岳の方はかなりマイナー。。今日も一人も出会わなかった。
正直、登山道も途中消えているようなところも有るので、GPSとか持っていないと迷う危険性も高そうだ。自分も何回かルートをミスした。
でもどちらの山も山頂からの展望はなかなか良い。北側には多紀連山、南には六甲連山を始め北摂の山々が見晴らせる。これまでに登ってきた山々を思い出しながら眺めるのは楽しい。
今回、初めて回ってみた大野山の岩めぐり、元々国境を明確にするための境界として岩に印がつけられたものだとか。わざわざ持ってきたものでなく元々在ったのだろうが、随分立派な岩が稜線伝いにあったものだと感心する。
後川への下山のためゴルフ場のフェンスに沿って道が有るのでそれを下ろうとしたのだが、道など途中から消えてしまって少し焦ったが、ゴルフ場の排水溝伝いに下って何とか集落までの踏み跡にたどり着いてホッとしたものである。
それにしても今年の9月は暑さがぶり返すこともなく何となく秋のモードに入ってしまったのだろうか。
久しぶりの里山だが、涼しい風に吹かれての山歩きは気持ちよかったし、もう栗が落ちてたり、柿の色づきもそろそろ始まって、そんな秋の雰囲気をたっぷりと味わうことができた一日だった。

　今回の歩行距離：16.2km　2015年の累積距離:389.6km（29回目）
　　　（弥十郎ヶ岳登山口間の自転車移動3.0km除く）
　今回の累積標高：1,214m　2015年の累積標高:33,236m