爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳
- GPS
- 10:44
- 距離
- 23.3km
- 登り
- 2,652m
- 下り
- 2,643m
コースタイム
- 山行
- 9:43
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 10:38
天候 | 曇から雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
柏原新道登山口に登山届提出ポストあり |
写真
感想
台風10号の影響でテン泊縦走を予定していた4連休がすべて雨予報になってしまい、比較的雨量が少なそうな日に日帰りで行きました。
夜明け前に扇沢の登山口を出発。いまのところ曇り。柏原新道では今シーズン熊による人的被害が出たとかで、あちこちに熊出没注意の看板がありました。単独では怖いので熊鈴をつけ熊スプレーを持ち、時々ホイッスルを鳴らしながら登ります。
柏原新道はよく整備されており歩きやすい道でした。
種池山荘のある稜線に出ると展望がひらけて立山や剱岳、これから向かう爺ヶ岳や鹿島槍ヶ岳が綺麗に見えますが、東側の空を見ると雨が近づいて来ているのがわかります。行程は長いので先を急ぎます。
爺ヶ岳南峰、中峰と順調に進み冷池山荘に向かう途中で小雨が降り始めます。一旦レインを着ますが暑くてすぐに脱ぎました。冷池山荘も通過して布引山に向かう途中で風雨になり再度レインを着用。しだいにガスで展望も無くなっていきました。鹿島槍ヶ岳に着いた頃にはほとんど視界無し。でもせっかく来たのだからと北峰も登ろうとしますが、視界が悪くしばらく北峰に向かう道を探してしまいました。ここまでの穏やかな道と一変し岩稜の険しい道なのでストックをしまいました。ここまでほとんど登山者と会いませんでしたが、栂海新道からテン泊で縦走して来たという二人組とすれ違いました。親不知をスタートしてからずっと天気が悪いらしいです。
北峰を踏んですぐに来た道を戻ります。しだいに強くなる風雨。展望は無し。でもこんなとき、姿をあらわしてくれる雷鳥たちに癒されます。行く先々で雷鳥がいて過去一たくさん見たと思います。
雨ですっかり身体が冷えたので種池山荘でラーメンを食べてから柏原新道を下山。こんなに長かったかなと思いながらようやく下山完了。ほぼ計画通りの行程でした。下山後は大町温泉郷薬師の湯に寄ってから帰宅の途につきました。
今回はダメもとだったので仕方ありませんが、次回は天候の良い日に登りたいです。とくに冷池山荘のテン場は剱岳の眺めが最高なのでテン泊でリベンジしたいと思います。
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