奥穂高岳(ジャンダルムから西穂縦走はお預け)


- GPS
- 15:32
- 距離
- 37.8km
- 登り
- 1,929m
- 下り
- 1,934m
コースタイム
- 山行
- 4:34
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 4:53
- 山行
- 2:18
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 3:23
- 山行
- 5:21
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 6:25
天候 | 台風10号のため、誰もいない山。 31日 朝から雨。上高地からかなり強い雨。風はなし。誰もいない。横尾から小降りになり涸沢に着いた時には雨が止んでいた。 1日 晴れ。稜線はガスに覆われている。夕方まで一滴も雨は降らなかった。夕方から小雨。 2日 朝からそれなりに強い風と雨。稜線を歩けないほどではないけれど、それなりにリスクのある天気。午後から雨は止みそうだったけれど、午後まで待機してジャンダルム、西穂縦走はちょい遅い。ということで総合的に判断して下山。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コースは完璧。しかも誰もいない。 |
写真
感想
今回のメインは奥穂高岳からジャンダルム、西穂高岳への稜線歩き。気象庁だけでなく、世界中の気象台等の予測を見ながら前日まで山に行くか考えた。最終的にジャンダルムから西穂へは歩けなくても、穂高岳山荘までは行けるだろうと山行きを決行。上高地に着くとやっぱり誰もいなくて「やっぱり今回の台風報道は過剰すぎる」と感じた。
雨はそれなり降っているけれど、山に登れないほどではないし、川もさほど増水していないので、問題ないだろうと出発。実際に沢なども難なく通過できた。横尾からは小降りになり、涸沢に着くころには雨も止んだ。ずぶ濡れにはなったけれど、まぁまぁ楽しい歩きだった。そして夕方には素晴らしい夕焼け。来て良かった!と感じた。
翌朝は晴れ。この日はほぼ終日降らず、夕方に小雨が降っただけ。明日の晴れを祈る。
3日目は朝からそれなりに強い風とそれなりに強い雨。午後から止む予報だったけれど、雨と風のなかジャンダルムから西穂へ歩くのはリスクが高いし、かといって雨が止むのを待っていると西穂山荘に着かなくなるリスクがあるので、今回は下山することに。本来の目標は達成できなかったけれど、美しい風景も見られて十分満足する山旅だった。
それにしても今回、涸沢小屋も穂高岳山荘も自分たち3人以外にいたのは涸沢小屋が1名、穂高岳山荘が2名だけ。まさかここまでキャンセルが多いとは思わなかった。本当は満室だったはずだからキャンセルによる損害額は甚大なはず。おそらく山小屋はこのような台風などの時はキャンセル料をとっていないはずだが、さすがにこれは「取った方がいい!」と感じた。最近常々思っていたが、山小屋もキャンセル料を必ず徴収する時代だと思うし、キャンセル料免除になるのは川が増水して危険な時や土砂災害などの危険性が本当にありそうな時だけにするべき。今回のような過剰報道時には原則徴収するべきだと思う。
山小屋の経営が厳しくなれば、結局は自分たち山に登りたい人が登れなくなる。いろいろ考えた山旅だった。
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