ニペソツ山〜幌加温泉コース〜
- GPS
- 09:47
- 距離
- 26.8km
- 登り
- 1,988m
- 下り
- 1,990m
コースタイム
- 山行
- 9:38
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 10:01
天候 | 晴れ、尾根に出てからは強風 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
スタート地点付近の駐車場は広いが、入口がドロドロの窪地になっているので注意が必要。 登山道はぬかるみ多数。2、3か所ほど崩落のために道幅が狭い場所あり。 |
その他周辺情報 | すぐ近くに幌加温泉湯元 鹿の谷がある。 AUスマホの電波は駐車場から山頂までほぼ圏外で、一部尾根沿いの開けた場所のみ電波あり。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
ゲイター
着替え
靴
ザック
ザックカバー
行動食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
|
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感想
消費カロリー:2954kcal、水分摂取量:4.2L(7.0L携行)。行動食は摂取せず。登山開始前の移動中に256kcal摂取(ブラックサンダーミニバー64kcal×4個)。
目的地まで札幌から車で片道3時間〜3時間30分ほど。片道約250km。現地スタート地点の気温は14℃前後。下山時の気温は22℃前後。
毎日天気予報をチェックしながら運良く快晴になりそうな日があったので、今回は「幻の百名山」と言われるニペソツ山へ照準を定めた。
グーグルナビでは登山スタート地点にセットできないので、近くの幌加温泉湯元 鹿の谷にセッティング。
午前2時過ぎに札幌を車で出発し、いつものように札幌ICで高速道路に乗り込み、上川層雲峡ICまで向かった。39号線から層雲峡を越えて南下し、大雪湖がある273号線へ進む。さらに南下して三国峠を越え、十勝三股エリアへ。
273号線から幌加温泉がある道へ入るとすぐにニペソツ山登山口の看板が見える。そこから車1台分の砂利道へ進入してすぐに閉じたゲートと広い駐車場があった。
この日は前日までの悪天候のせいか、駐車場前の入口がひどくぬかるんでいて車がスタックしそうだったので、その手前にあるやや狭い広場に駐車した。
ゲートからはしばらく林道が続くが、30分ほど歩くと本格的な登山道に分かれる。事前情報で覚悟はしていたが、体感的に往復で100回くらいはグチャグチャでぬかるんだポイントを通らねばならなかった。
選択肢としては長靴などを履いて泥の中を突っ切るか、両端の笹薮に踏み込んで泥を回避するか。自分は何が何でも回避することを選んだ。
100回のぬかるみのうち、1、2箇所は回避不可能なほどに両サイドまで泥だらけな場所もあったが、なんとか気合で登山靴を守りきった。ここまで徹すると、むしろいかに濡れないようにするかで楽しくなってくる。硬い木が混じった笹薮に突っ込むので、擦り傷が体の至る所に付いて多少のロスタイムは生じるが気にしない。それが登山口から8km地点の見晴台まで続くので試練である。
1662m峰のハイマツゾーンを越えて急登を這い上がれば、あとは景観の良い尾根沿いのルートだった。晴れていればここで初めて美形なニペソツ山にお会いできる。
先の道もそれなりにアップダウンがあったが、常にニペソツの雄大な姿を見ながら歩けたので苦にはならなかった。山頂でも休憩中に雲が晴れてきたので、周囲の景色を楽しむことができた。
全体的にかなりのロングコースで、急登あり登り返しありぬかるみありの中〜上級者コースだったが、バリエーションに富んだルートで飽きることはなかった。ひと目見たら忘れられない立派な山容も間違いなく日本百名山に匹敵する。
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