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Yamareco

記録ID: 7220056
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大雪山

ニペソツ山

2024年09月09日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
11:39
距離
24.4km
登り
1,881m
下り
1,882m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:09
休憩
0:28
合計
11:37
4:59
3
スタート地点
5:02
5:02
31
6:27
6:27
39
7:06
7:06
51
7:57
7:57
68
9:05
18
9:23
9:26
11
9:37
9:38
65
10:42
11:06
58
12:04
12:05
13
12:18
12:20
20
12:40
67
13:47
13:47
48
14:35
14:35
36
15:11
15:11
55
16:06
16:06
31
16:37
16:37
1
16:39
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 飛行機
帯広空港からレンタカーで上士幌町糠平源泉郷へ約95繊々琶晋酸郷から幌加登山口まで15
コース状況/
危険箇所等
登山道は相応に整備されています。ただ往復25舛離蹈鵐哀魁璽垢覆里粘躙渦媾蠅發修譴覆蠅砲△蠅泙后E仍各擦谷に向かって崩落しつつあるところが数箇所ありました。山頂直下も切れ落ちているところがあるので慎重に歩みを進めました。特に危険を感じたのは天狗岳の稜線に上がる直下の断続的にロープが張ってある箇所です。登山者が通過する際に落石が生じるのが不可避なほど浮石が多く、登降する人の下に入り込まないように声を掛け合うなど留意する必要があります。 

なお、登山ポスト(入林届記帳台)は登山口ゲート横にありました。
その他周辺情報 前泊後泊に糠平源泉郷の糠平温泉ホテルさんにお世話になりました。まさに昭和レトロを画に描いたような旅館です。ニペソツ山登山口へは15措屬15分程度。

https://nukabira-onsenhotel.com/
国道273号線に幌加温泉への大きな標識があります
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国道273号線に幌加温泉への大きな標識があります
国道から1措紊捻手にニペソツ山登山口の入口の看板がありこの林道を右折。夜間は見づらい。
国道から1措紊捻手にニペソツ山登山口の入口の看板がありこの林道を右折。夜間は見づらい。
およそ100辰巴鷦崗譟‘口のぬかるみが酷いので躊躇する
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およそ100辰巴鷦崗譟‘口のぬかるみが酷いので躊躇する
駐車場の下50辰曚斌瓩辰燭箸海蹐5台ほど駐車可能な平地があり、ここに駐めることにした
駐車場の下50辰曚斌瓩辰燭箸海蹐5台ほど駐車可能な平地があり、ここに駐めることにした
登山口
ここからしばらく林道(作業道)を歩く
登山口
ここからしばらく林道(作業道)を歩く
ゲートから約30分、ここが登山道取付き
右は林道なので左手の細い道へ進む
(以前はここまで車で入れたらしい)
ゲートから約30分、ここが登山道取付き
右は林道なので左手の細い道へ進む
(以前はここまで車で入れたらしい)
早速始まる泥濘 ニペソツ山名物のようだ
幸いこの日は比較的状況は良く、端っこを歩けば何とかなった
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早速始まる泥濘 ニペソツ山名物のようだ
幸いこの日は比較的状況は良く、端っこを歩けば何とかなった
三条沼 水辺には近づけないが水面が光っていた
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三条沼 水辺には近づけないが水面が光っていた
笹薮を漕ぐ ずっと漕ぐ
笹薮を漕ぐ ずっと漕ぐ
歩き始めて2時間半、ようやく少し開けた場所からニペソツ山の横顔が見えた。果たしてあそこまでたどり着けるのか?
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歩き始めて2時間半、ようやく少し開けた場所からニペソツ山の横顔が見えた。果たしてあそこまでたどり着けるのか?
ウペペサンケ山も顔を見せた
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ウペペサンケ山も顔を見せた
小さなカール地形を登っていく
秋はすぐそこまで来ているなぁ
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小さなカール地形を登っていく
秋はすぐそこまで来ているなぁ
急登を見下ろす
天狗岳稜線までもう一息
天狗岳稜線までもう一息
稜線に出た ここまでの所要時間3時間45分
見渡せば北海道の名山オンパレードだ
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稜線に出た ここまでの所要時間3時間45分
見渡せば北海道の名山オンパレードだ
大雪山系の主要部
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大雪山系の主要部
トムラウシ山
そして正面からニペソツ山が顔を出した 
これがいわゆる二ペドンという奴だな
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そして正面からニペソツ山が顔を出した 
これがいわゆる二ペドンという奴だな
天狗岳まできたら大きく見えてきた…
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天狗岳まできたら大きく見えてきた…
凄い!
前天狗から見た姿はまさに圧巻
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凄い!
前天狗から見た姿はまさに圧巻
更に小さなピークを越え、ニペソツ山本峰に歩みを進める
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更に小さなピークを越え、ニペソツ山本峰に歩みを進める
少し横から見たピラミダルな姿も圧巻
この先の鞍部まで高度を下げる
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少し横から見たピラミダルな姿も圧巻
この先の鞍部まで高度を下げる
鞍部の最も低い所まで降ってきた
ここから最後250辰療个蝓∧震無離1
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鞍部の最も低い所まで降ってきた
ここから最後250辰療个蝓∧震無離1
歩いてきた天狗岳方面を振り返る
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歩いてきた天狗岳方面を振り返る
山頂下の登山道
細い登路、滑落に気をつけて一歩一歩登る
2
山頂下の登山道
細い登路、滑落に気をつけて一歩一歩登る
あと一息!
ニペソツ山山頂(2013叩
ここまで5時間40分かかった
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ニペソツ山山頂(2013叩
ここまで5時間40分かかった
天狗岳方面
この山もなかなか味のある山容をしている
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天狗岳方面
この山もなかなか味のある山容をしている
美瑛富士 十勝岳連峰方面
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美瑛富士 十勝岳連峰方面
トムラウシ山方面
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トムラウシ山方面
忠別岳など大雪山主要部方面
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忠別岳など大雪山主要部方面
正面は石狩岳
名残惜しいが帰路を考えると長居は出来ないので下山にかかる
正面は石狩岳
名残惜しいが帰路を考えると長居は出来ないので下山にかかる
天狗岳
あそこを登り返すのかぁ〜
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天狗岳
あそこを登り返すのかぁ〜
振り返るとなかなかの迫力  
下降してきた登山道が見てとれる
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振り返るとなかなかの迫力  
下降してきた登山道が見てとれる
登り返しがキツい
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登り返しがキツい
振り返る
まだまだ登り返しは続く
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まだまだ登り返しは続く
天狗平 とても気持ち良いところだ
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天狗平 とても気持ち良いところだ
前天狗まで戻ってきた
これで見納め、さよならニペソツ山
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前天狗まで戻ってきた
これで見納め、さよならニペソツ山
とか言いながらついついもう一枚
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とか言いながらついついもう一枚
これで本当に最後…
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これで本当に最後…
登ってくるときに見えた横顔も雲の中に
登ってくるときに見えた横顔も雲の中に
入林届に下山時刻を記入して本日の山行終了
所要時間11時間40分 長い1日は終わった
入山者名簿を見ると本日の入山者数は9名
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入林届に下山時刻を記入して本日の山行終了
所要時間11時間40分 長い1日は終わった
入山者名簿を見ると本日の入山者数は9名
おまけ
幌加登山口から車で5分ほどのところにある、国鉄旧士幌線タウシュベツ川橋梁 産業遺構として興味深いがあと数年で崩落する可能性が高いとの話 
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おまけ
幌加登山口から車で5分ほどのところにある、国鉄旧士幌線タウシュベツ川橋梁 産業遺構として興味深いがあと数年で崩落する可能性が高いとの話 

感想

数年前、自宅近くの書店で深田久弥の「百名山以外の名山50」を何気なく手にとってパラパラと立ち読みした。ニペソツ山のことが書かれてあったが、それまでニペソツ山という山を知らなかった。東大雪に静かに佇む鋭鋒であることを知り、いつか登ってみたいと思うようになった。
とは言え16時間に及ぶコースタイム(ヤマレコ版)、激しい登り返し…自分にはややオーバースペックな山かと躊躇していた。しかし年齢的にも挑戦するチャンスは余り残されていないことを考え、この夏にチャレンジすることにした。
グチャグチャの泥濘、しつこい笹薮、羆との遭遇の畏れなど樹林帯歩きは長く辛かったが、稜線に上がった時のニペソツ山の勇姿は圧巻だった。猛々しくその存在を強く主張する姿には言葉もなかった。
山頂からは360度、十勝岳、トムラウシ、忠別岳、石狩岳、ウペペサンケ山など北海道を代表する名峰の数々を一望、南北アルプスに劣らぬ絶景が広がってた。
深田百名山の選外になったため「幻の百名山」などと言われているようだ。関東での知名度は決して高くないが、多くの人にこの山を知ってほしい、そして登ってほしいと思った。

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