笹尾根・ハチザス沢ノ頭から笛吹峠を歩いて山域トレイル完歩

2024年09月07日(土) [日帰り]

• GPS: 05:09
• 距離: 12.2km
• 登り: 585m
• 下り: 1,074m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:31
• 休憩: 0:37
• 合計: 5:08

9:06 檜原都民の森駐車場
9:11 9:14 森林館
9:35 9:41 三頭大滝
10:36 10:43 ハチザス沢ノ頭
11:06 11:07 クメケタワ
11:30 11:45 槇寄山
11:48 11:49 西原峠
12:05 田和峠
12:21 数馬峠
12:27 笹ヶタワノ峰
12:38 12:39 藤尾分岐
12:56 笛吹峠
13:18 笛吹峠・丸山峠分岐
14:00 14:03 笛吹峠・小棡峠分岐
14:12 笛吹入口バス停
14:14 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

都民の森に車を止める。笛吹入口から都民の森への戻りはバス

コース状況／危険箇所等

笹尾根・笛吹峠までは快適に歩ける。一方笛吹峠から笛吹入口に下りる前半の巻道は、幅が狭く水平ではなく歩きにくい。しかも斜面の斜度はきつい。鹿柵が道に沿っているのは、滑落防止のためもあるようだ。丸山分岐からの下部は滑りやすい道が続く。つまり、悪天時には要注意。

写真

9/7 8:52

都民の森の駐車場も早くから多くの車が止まっていた。

9/7 9:10

登山の最初は舗装された坂道とそこから逸れて登る階段、結構な段数がある。ウォーミングアップ用か。

9/7 9:27

階段を上りきったところから続く巻道、セラピーを謳っているのはヒノキチップを敷き詰めたなだらかな道だから。

9/7 9:29

東屋、新しくした？

9/7 9:33

階段のところから時々書いてある”寄りかからないでください”の注意書き。一人二人が寄りかかっても倒れそうには見えない。バランス崩してむこうがわに落ちたら大変だが。

9/7 9:33

大滝を眺めるための吊り橋。今日はパス。

9/7 9:37

滝の上部。ここから流れ落ちている。

9/7 9:39

滝の落ち口のすぐ上流で沢が合流する。今日は、左手の沢沿いの道をとる。ここから”山道”

9/7 9:43

しばらく歩いて沢を離れて、高度をかせぐ。振り返って沢を見たところ。

9/7 9:54

ネジキ、という木があるとは知らなかった。初めて見たのは丹沢だが、何がどうなったらこんなにねじれて成長するんだ？と思っていたが、まさか、それが普通だったとは。

9/7 9:54

ネジキのところで方向をぐっと右に転じて登っていく。

9/7 10:15

しばらく行くと、またまた、右に方向を転じる。ここは左に行ってはいけないと、バリケードが作ってある。

9/7 10:20

花はなく、最初に見たキノコ。

9/7 10:37

コースタイムでハチザス沢の頭に到着。写真右奥に向かうと三頭山、本日は反対方向。

9/7 10:37

その反対方向側にはいろいろと表示がある。”こっちは都民の森ではない”と書いてあるが、その前に、こっちは笹尾根方面だ、と書いてくれた方が優しい。

9/7 10:45

ハチザス沢の頭から一気に200m以上を下降する。20分ほどの下り。

9/7 11:04

だいたい下りきったあたり。この後はたいした上り下りはない。

9/7 11:05

ここは、クメケタワ、というらしい。クメケ、どういう字なんだろう。

9/7 11:16

槇寄山郷原バス停この先、と書いてある。すぐそこにBSがある如し。

9/7 11:37

槇寄山に到着、時分時でもあり、休憩グループが見える。

9/7 11:43

ずっと林間ルートだったが、ここは一方向だけ開けていて展望がある。ほぼ南側が見えているようで、写真では極うっすらとだが、富士山の頂上部分が見える。

9/7 11:53

ここだけか？ささやかな”笹尾根”の表示。

9/7 12:02

名前とは違って、笹はあまり主張していない。

9/7 12:03

田和峠と書いてある。笹ヶ峠だと思っていた。

9/7 12:08

そういえば、すれ違った人の大多数は、トレラン族だったな。
高低差がたいしたことないので、走りやすいのは確か。

9/7 12:13

笹はやっぱり目立たない。

9/7 12:15

笹は小ぶりで低く、ほかの植物の方が邪魔をしている。

9/7 12:19

数馬への分岐に到達。

9/7 12:22

ときどきこのように繁茂しているところがあるが、さほど邪魔では無い。それにしても”笹”は小ぶりだ。

9/7 12:31

大羽根山を経由して浅間尾根登山口BSに至る分岐。

9/7 12:37

これに気づかずに直進すると大野原のどこかの部落に下りてしまう。90度左に曲がって下る。

9/7 12:48

山中にゴロゴロしている栗のイガ。小さすぎ＆若すぎ。

9/7 12:50

粉を吹いたような立木をよく見かける。あとは朽ちるだけか。

9/7 12:52

ようやく笛吹峠に到着。ここから丸山には行かず、巻道を歩く。写真では正面奥方向。

9/7 13:04

道のトレースはすこしはっきりしないところもあるが、そのためだろうか、こっちだ、と謳っている。

9/7 13:05

巻道は左に落ちる斜面につけてあるが、幅せまく傾いているので歩きにくい。

9/7 13:05

今回の2度目の展望ポイント。見えるのはどの山だろう。鷹ノ巣山より北側？

9/7 13:08

しばらく続く”傾いた”巻道。それに沿って下部側に鹿柵が張ってある。滑って落ちたらそこで止まるが、段差があり戻るのも一苦労しそう。

9/7 13:12

花は元気に咲いている。

9/7 13:14

巻道の最終段。ぐっと歩きやすい。

9/7 13:16

丸山への分岐に出た。そこをまっすぐ進む。

9/7 13:16

草が多めで、花も目立つ。

9/7 13:17

花では無く、菌類っぽいのだが、赤い花のようなものを付けている。なんと言うのだろうか。

9/7 13:19

丸山からの伸びる北尾根だと書いてある。

9/7 13:24

秋の花なんだろうが、この辺は元気だ。

9/7 13:26

しばらく続く、粘土質の滑りやすい道。ウェット。

9/7 13:40

滑りやすい道が終わったら、よく見る、よく掘れた道が続く。粘土質の土だが、小石や木の葉・枝などでさほど歩きにくくは無い。

9/7 13:42

ここを助言に従って右に道をとる。

9/7 13:45

ぱっと見たらどら焼きかと思ったが、ただのおいしくなさそうなキノコだった。

9/7 13:48

迂回ルートは、古びた家（たぶん無人）の横を通って下りていく。

9/7 13:51

昔はその家の生活道だったのだろう。ようやく林道に出た。

9/7 14:00

そのまま林道を歩いて下りることにした。別道を歩いていたら、この方にはお目にかかれなかった。

9/7 14:01

里に下りたら咲いてるものが違う。

9/7 14:05

民家の石垣に咲いていた。

9/7 14:07

山中で見た貧弱な”イガ”ではなく、立派なイガ。売れるほど。手は届かなかった。

9/7 14:11

この道の古い石碑群。やはり、昔からよく使われていたのだろう。

9/7 14:12

都道まで下りてきた。右に曲がればすぐ笛吹入口BSに至る。

9/7 14:55

バスはがらがら。これは数馬から都民の森に至る”無料バス”
上川乗に車を止めていたら、立ち席だったことだろう。結果ラッキー。

撮影機器：

Redmi Note 10 JE XIG02 au Xiaomi

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 飲料 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 サングラス ストック

感想

seriyouyasu

ハチザス沢の頭から笛吹峠までの笹尾根ルートを歩いて、この山域の尾根道を完登。これで、高尾から奥多摩湖畔に至るロングトレイルを歩いたことになる。当初の予定では、車を上川乗BS横の駐車場に止めるつもりだったが、なんと満杯だったので、急遽都民の森に変更した。笹尾根部分は歩きやすかったが、笛吹峠から笛吹入口BSへの下りは、少々歩きにくい道だった。下山後、笛吹入口BSから都民の森への移動は（数馬乗り換えの）バスだったが、連絡もベスト。どちらも貸し切り状態で、非常に快適に乗車させてもらった。登山としては、実質の登りが高々400m程度、下りがメインだが800m程度で、全体として楽をさせてもらった。笹尾根は昔から活用されていたことを感じさせる分岐（峠）の数だった。
久しぶりに檜原村の街道を利用したが、道志道のように、バイクと車がレースをしているみたいでうるさかった。夜は通行禁止になる訳だ。