篭山 ~曇っててよかった、残暑の稜線~
- GPS
- 04:28
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 467m
- 下り
- 470m
コースタイム
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
草刈りなど登山道の整備がきちんとされています。整備してくださる方に感謝します。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽子(キャップ)
登山靴
サブザック(19L)
昼食(おむすび)
行動食(飴)
非常食(シリアルバー)
飲料(麦茶600mL×2)
地図(コース図・地形図)
スマホ(GPS+ナビ)
iPad mini(GPS+ログ)
カメラ
ドローン(MavicMini)
サブバッテリー
腕時計
手拭い
ファストエイドセット(日焼け止め・虫除けスプレー等)
|
---|---|
備考 | 昼食は同行者からもらった栗御飯おむすびをいただいたので、持ってきたパンはそのまま持って帰りました。 |
感想
従兄のK1さんに「お盆過ぎたらまた一緒に山へ行きましょう」と誘われていた。9月になったことだし、最近台風接近などで山へ行ってないし、来週は山岳部の大会役員で山を歩かなきゃならないし、といった諸々の事情で、登山慣れしていない人でも安心して歩けて、ある程度の距離があって、充実感・達成感が得られる山で、最近歩いていない山はどこだろうと考え、智頭町の篭山へ行くことにした。篭山はこれまで2度登ったことがある。この辺りの山にしては珍しく,長い稜線(尾根?)に視界を遮る木が少なく、周囲の山々を眺めながら歩くことができる、気持ちの良いコースだ。ただ,遮るものがないということは日陰もないということで,まだこの暑い時期,雲のないピーカンだとなかなか辛い。
この日の天気は概ね曇りで,残暑で気温は高かったものの、時々吹き過ぎる風が気持ちよかった。ただ,時々日が照ると,ジリジリと暑かった。登山道は草が刈られており,明瞭で歩きやすい。植生は,登山口付近は杉の植林が多いが、稜線近くになるとクリ、クヌギ、ウリハダカエデなどの落葉紅葉樹,ススキなどが多くなる。秋の紅葉の時期が良いかもしれない。林間では頭の周りを羽虫が飛び回っていてなかなか鬱陶しかったが、開けた稜線ではその虫も消え、周りの風景とも相まってなかなか爽快だった。
稜線を山頂へ向かっている途中で男性3人の登山者とすれ違った。登山口に駐車していた車の人達だろう。昼頃には下山できるペースだ。下山してからゆっくり食事をするというのもアリだが、私は山頂でゴハンを食べてゆっくりしたい派なので一番暑い時間を目指して山頂へ向かうのだった。アップダウンを繰り返しながらだんだん山頂へ近づく。時々反射板が見え,その方向へ進む。反射板まで着いたら篭山三角点までは10分程だ。正午の少し前に到着した。
山頂の周りには高い木が無く、360度の展望が得られる。東には歩いてきた稜線,その向こうに牛臥山。南方向へ視線を動かすと、穂見山、那岐山〜滝山〜広戸仙の山並み。西にも県境の山々。北には洗足山や三角山まで連なる用瀬アルプス。この日は西側上空の雲が少し低く、少し山に掛かっていたが、それでも十分満足な眺望が広がっていた。木陰は無い、曇っててよかった。ここで昼食を摂り、ドローン(Magic mini)を飛ばしてみた。見晴らしが良く障害物もないので電波状況も良く、反射板の向こうまで飛ばしてドローンが目視が困難になっても良好な通信が保たれていた。
ドローン映像(2分15秒)
そのうち,西側から雲がやってきて展望が悪くなってきたので下山を開始した。帰路は稜線の途中から南に折れるコースをとった。登山道の草は刈られていたが,林間でコースのやや不明瞭な所があり合流点の少し手前でショートカットしてしまったようだ。
残暑が厳しくまだまだ汗をしっかりかいたが、それでもこの日は曇っていたため比較的気分良く歩けた。この山が登山ガイド「鳥取県の山」に紹介されていないのが不思議な、私にとってはお気に入りの山だ。趣味の登山初心者の従兄にも気に入ってもらえたことと思う。年に一度ぐらいは訪れたい山だ。今度はまた別の季節に。
この度,靴を新調した。これまでメインで使っていたのはSalomon X Ultra4というローカットのトレッキングシューズで、歩き易くて気に入っていたのだが、力の入れ方が悪いのか、拇趾球(内側の出っ張っている所)の辺りの折れ曲がる辺りが破れてきた。ソールはまだまだ擦り減っていないが、せっかくのGoretexシューズが破れていてはもう暇をやるしかないだろう。同じ靴にしても良かったが、ネットで物色していたら面白そうな靴があり、ショップの割引クーポンの期限も迫っていたのでポチってしまった。購入したのはMERRELL WRAPT MID WATERPROOFというヤツだ。足にフィットしそうなのと、ソールのデコボコが縁まで張り出しているのが安心感を覚えた。履いて少し歩いてみて,これまでの靴との違いがよくわかった。踵が低く,ソールが柔らかい。商品説明にあった「ベアフット」というのがこれなのか。確かにこれまで履いてきた登山靴の,硬いソールの上に載っている感覚とはまるで違う。山を地下足袋(じかたび)で歩いている人を見かけたことがあるが、あの感覚を狙っているのかな。ガレ場を歩くのは苦手そうだが,落ち葉や土の、あまり急傾斜でない登山道を走破するのには良さそうだ。登山靴というよりも,ハイキングシューズのカテゴリーなのだろう。履き慣れるのにもう少しかかるかもしれない。
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