越中・谷折登山口から祖父岳周遊


- GPS
- 01:57
- 距離
- 4.0km
- 登り
- 341m
- 下り
- 341m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰りは往路を戻るつもりが、谷折橋で右折ではなく左折してしまい、県道228号の谷折峠の手前のT字路で右折し、大玉生への林道を経由して、正間トンネル東口で国道472号に合流。こちらの道のほうがコンディションが良く、安心して運転できる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
明瞭だけど、クモの巣が多い。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
アームウォーマー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
タオル
スパッツ
サングラス
携帯トイレ
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感想
富山県には祖父岳が2つあり、ひとつは雲ノ平の祖父岳(じいだけ)。こちらのほうは、高校の山岳部の夏合宿時に登頂(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4659505.html)するなど過去2回登ってる。もう1つは「おわら風の盆」で知られる富山市八尾町の山奥にあり、こちらは「そふだけ」と読む。標高差が少なく簡単に登れる山なので長らく足が向かなかったけど、9月7日・8日の週末は天気が不安定で計画してた山行を断念したこともあり、初めて祖父岳に向かうことになった。
9月8日の朝4時に起床し、朝食を済ませて4:40に『キャラメルハウス』(自宅)を出発し、八尾に向かう。国道472号の利賀・大長谷方面へ進み、八十島から東松瀬のほうへ県道323号に入る。『Google Map』先生の指示どおり県道228号に入ったところ早々に通行止めに出くわし、下牧を経て上仁歩で国道472号に戻り(苦笑)、また同じ八十島の交叉点から県道323号に入って東松瀬へ向かう。今度は東松瀬まで進み、野積川を渡ったところで(左折ではなく)右折。しばらく進むと県道228号に合流し、右側は側溝、左側は谷折川の断崖の1車線の道を慎重に進む。対向車が来たらどうすんだよ~~~!…とドキドキしながら進むと、谷折川を谷折橋で渡り、谷折集落へ向かう。一軒家のみ残る谷折集落の祖父岳駐車場に5:40頃に到着。まだ一歩も山歩きしていないのに、ここまでの運転で精神的に随分と疲れた(苦笑)。
トレッキングシューズ履いて、スパッツを装着し、5:48に登山開始。すぐにベンチとテーブルと蛇口のある休憩処がある(苦笑)。夜間に雨が降ったせいでいきなり雑草の雨露がシューズを濡らしてきて先が思いやられたけど、樹林帯に入ったら草が少なくなり、雨露は気にならなくなった。しかし、いきなり凄い急登。私は使わなかったけど、フックスト・ロープの連続。そして、低山ゆえ暑い時期には歩くひとが少ないのか、登山道はクモの巣だらけ…(汗)。たくさんのクモの巣を破壊しながら急登を登っていくと、いつしか足許をみると谷折の一軒家がはるか下方にみえてる。通常登山道によくみられるピンクテープなどは皆無だけど、たまに頂上までの残りの距離と標高が書かれた標識が出てくるし、一本道なので迷いようが無い。大きなスギの木のたもとで残り70 mとなったのを確認してずんずん登っていくと、パッと視界が開け、三等三角点と方位板のある祖父岳頂上に6:29に到着。夜間に雨が降ったせいか雲が多く、スッキリした展望は得られなかったものの、富山平野方面と、金剛堂山~三ヶ辻山~人形山~大滝山のほうはしっかりみえた。
頂上には15分居て、下山開始。帰りは桂原のほうへ下る。最初のうちはロープのあるような急な下りだけど、これを下り切ると・748 mピークとの鞍部のヤセ尾根。両側とも切れ落ちてるためロープが張られてる。・748 mピークを越えると90°左折し、植林帯のなかを緩く下ってく。これまで歩いた道と雰囲気が全く異なる穏やかなトレイルで、もしかしたら尾根にあるアンテナか何かの施設のための点検路かもしれない。この緩やかな区間は長くは続かず、さらに緩やかな車道(跡)に出て、ジグザグに下りてく。車道といっても狭いので、リアカーやその類の軽車両が行き交った道の跡だと思ったけど、どうか? いずれにせよ、粘土質の地面がムキ出しになってるとこでのスリップにさえ注意していれば下山したも同然の道。やがて桂原の登山口に出て、すぐに舗装路に合流。祖父岳トンネルに通じる道で、クルマを回収する都合上、トンネルのほうへ右折。通常、荷物をデポしてジョギングでクルマを回収しに行くことが多いけど、不思議なことに今回は全くそういう発想は無く、元々荷物にもジョギングシューズは入ってなかった。祖父岳トンネルを抜けるとすぐに右折し、谷折のほうに向かう。この道は車道だけど三角コーンで封鎖され、クルマの通行はダメな様子。もっとも、雑草の生え具合や落石の度合いから、自分のクルマが大切なら乗り入れるのはヤメたほうがいいコンディション(苦笑)。7:46に元の谷折の祖父岳駐車場に戻り、一周が完成。少し天候は回復したようで、祖父岳の向こうの雲間から青空が覗いてた。
帰りは往路を戻るつもりが谷折橋で右折ではなく左折してしまい、県道228号の谷折峠の手前のT字路で右折し、大玉生への林道を経由して、正間トンネル東口で国道472号に出た。往路に使ったルートよりコンディションが良く、こっちのほうが安心して運転出来た。
サクっと登って降りて来れるので、短時間で「登った~!」という感じを得たいのであればピッタリな山。急登が苦手な場合には桂原からの往復がイイかも。ただ、歩くひとが少ないようで、クモの巣だらけなのには正直マイった~~~!
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