ガスの白馬三山 極上稜線美の片鱗を味わう

- GPS
- 14:52
- 距離
- 24.3km
- 登り
- 2,578m
- 下り
- 2,273m
コースタイム
- 山行
- 7:17
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 8:54
| 過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
竹橋〜猿倉 毎日あるぺん号 ■復路 ]_擴浩〜糸魚川駅 バス ∋綉川駅〜大宮駅 新幹線 |
| 予約できる山小屋 |
蓮華温泉ロッジ
|
写真
感想
■1日目 猿倉〜白馬槍〜杓子〜白馬頂上山荘
退勤後、竹橋からバスに乗り猿倉へ。鑓温泉分岐を左に進み、しばらくは緩やかな登りが続く。尾根をぐるっと巻く形で歩き、杓子沢、落石沢といくつかの沢を横切る。10時15分、白馬鑓温泉小屋に到着。もしかしたら晴れるかもという期待も虚しくガス。仕方がないので、温泉で足湯をしてゆっくりした。
いくつか簡単な鎖場もありつつ進む。大出原の辺りで少しガスが晴れてきて、おそらく白馬鑓であろう山の中腹が見えた。鑓温泉分岐で稜線に出て、北方に少し歩いて白馬鑓の頂に立つ。相変わらずのガスだ。北ア随一と名高い稜線美を楽しみにしていただけあり、残念だった。
ザレ場もありつつ緩やかなアップダウンを繰り返し、次は杓子岳へ。こちらもガス。杓子を下り、白馬頂上山荘に続く鞍部の手前でようやく少し晴れた。前方に白馬、振り返って杓子の姿を眺める。
15時半、白馬岳頂上山荘に到着。受付と設営を済ませる。予約済みではあるが、思いのほかテン場が混んでいて焦った。その後は小屋でビールを買い、つまみと一緒に飲んだ。天気予報は明日も微妙だった。せめて明日は景色が見たい。2万円以上かけて、ずっとガスはさすがにきつい。
明日も早いので早めに就寝した。9月の白馬はもう肌寒く、足先が少し冷たかった。
■2日目 白馬頂上山荘〜小蓮華〜蓮華温泉
4時頃起床。5時20分に出発。少し風はあるが、相変わらずひどいガスだった。
白馬山荘を経てから20分くらい登り、白馬岳の頂に立つ。真っ白の百名山27座目だ。とうとう白馬三山のすべてがガスという結果になった。
風があるので万が一を期待しながら、三国境に向かう。すると段々ガスが薄くなり、三国境の手前で白馬に続く稜線が現れた。東側はガスに覆われているが、あまりの美しさに目を奪われる。散々ガスでじらされただけに感動もひとしおだ。思わず頬が緩み、何度も振り返ってシャッターを切る。
さらに、朝日と雪倉方面も晴れだした。今回は白馬三山のみだけど、来年は朝日と雪倉も踏み、栂海新道を歩いて親不知まで行きたい。
ようやく絶景の稜線歩きが始まる。船越ノ頭の手前で振り返り、小蓮華山の優美な姿を眺めた。白馬大池では少しガスが出てきたけど、神秘的な雰囲気のある素敵な場所だった。
下山は蓮華温泉へ。温泉で汗を流し、食堂で牛丼とビールをいただいた。ほどなくして到着したバスで糸魚川駅へ。食べたりないので、駅前の居酒屋で豚バラ定食をいただく。駅に戻り、新幹線で東京に帰った。
しの












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