記録ID: 7244538
全員に公開
沢登り
芦別・夕張
エバナオマントシュベツ川〜夕張岳
2024年09月14日(土) ~
2024年09月15日(日)
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 33:41
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,521m
- 下り
- 1,524m
コースタイム
2日目
- 山行
- 6:21
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 6:58
距離 9.5km
登り 537m
下り 1,476m
3年目以上の3人partyで、平均か少し早め
天候 | 14日 晴れ 15日 明け方は雨、のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
14日 登山口〜エバナオマントシュベツ川入渓〜源頭Co1330=C1 登山口手前の観測所近くに車を停める。寒い。今季一の冷え込みらしい。観測所手前のゲートがある林道(桔梗岳林道:地図上の点線)に入っていく。割としっかりしているし、ブッシュもそんなに濃くなかった。450二股は右股側に林道の土手がありそこから左股に行く。Co520あたりに記録通り確かに函があったが、今回は時間もあまりないし寒いので林道から行く。こんなところまで昔は車が入っていたと思うと、しみじみする。Co550あたりで林道が終わり入渓。岩は青白くて、砂は踏み込むとそのまま沈むしすごい。寒いが虫がいないのは快適。600二股手前から巨岩帯が始まる。早速突破しにくいものが出てきたが、トップが突破しお助け紐を出してくれた。ありがとう。軽自動車くらいのものがたくさん出てくる。ルートファインディングが大事。全身を上手く使って突破していく。無理なムーブして落ちたら怪我するので注意。時折、ザックだけ巨岩の上に置いて空身で巨岩の上に上がる。ザックつり上げをせずに済むので早い。リーチのない人は全体的に結構大変かも。一度突破できない巨岩が出てきたので、左岸まきした。Co620あたりに釜持ちの2m滝がある。左岸から適当に行く。本当になんも。650二股は確認できる。サブルートとして左股も候補にあげていたが、藪漕ぎが多くて大変そうな見た目をしていた。そのまま本流を進み、Co680あたりで3,4mの巨岩滝が出てきたので、手前から左岸まき。まきに入るところは、少し木の枝を掴んで登っていくような感じだったが、まき自体は傾斜もあまりないし、鹿道もあったので楽ちん。熊の足跡があり、通っていたのは鹿だけじゃなかったようだ。その後は沢中に戻ったとしても巨岩が続き大変そうだったので、しばらく鹿道を使った。巨岩帯の突破で迷ったら左岸の方の斜面を探すと行きやすいような感じがした。Co850あたりで巨岩はなくなるが、その後も大きめの岩がゴロゴロしている。結局ショルダーやザックつり上げはせず、それほど時間もかからなかったのでよかった。890崩壊地はその前後の左岸がずっと大きく崩壊している。1020二股は確かに同水量だったが、左股を進む。間違えないように。左股に入ってからも、ずっと段差が続く。しばらく歩くと沢が開け、規模も小さくなる。北大構内のサクシュコトニ川みたいな感じ。振り返ると十勝連峰がはっきり見える。やっぱり下ホロと十勝はどこから見てもわかる。秋晴れはいいね。源頭のCo1330あたりにテン場入り。周りに木はポツポツ生えている。夜に雨が降る予報だったが、ここまで源頭に来れば増水も大丈夫だろう。昼寝したり色々食べたりして寝る。夏用のシュラフで快適。 15日 C1〜夏道合流〜夕張岳〜小夕張岳〜登山口 夜はまあまあな量の雨が降って、テントの隅が水没していた。急いでも仕方ないので8時過ぎデッパ。曇りでガスガス。蛇紋岩のせいか至る所で土砂が露出している。1370二股は参考にしたweb記録通り右股を行く。左股詰めてもたぶん行けそう。最後の方まで水は流れている。夏道に合流する手前10mくらいでブッシュ漕ぎして、夏道に合流。夏道には木道があったが、傾いたり壊れたりしている。釣鐘岩南のコルはブッシュが全くないハゲ地になっていて面白い。分岐にはボッコ。Pへアタック。P手前のコルには夕張岳山頂神社があり、立派な鳥居もある。Pは残念ながらガスガスだった。夕張山地を一望したかったが...。少し休憩して戻り、分岐から金山コースに入る。Co1510の沢と交わるところは開けている。踏み跡に惑わされないよう注意。その後Co1490でも踏み跡に惑わされ、尾根を外しかけた。これ以後笹藪が濃くなり、ピンテがあるとはいえ、しっかり地図やGPSを見て進む必要がある。Co1350はまた開けた感じ。笹藪だけならまだしも、夏道自体に笹が生えていて上に足を置くと滑るし、それ以外のところも泥で滑るし、道幅は狭いし大変だった。小夕張岳の西コルまでずっと藪。小夕張岳Pには看板。小夕張岳からの下りは細い急滑るのトリプルパンチで怖い。慎重に下る。その先北東コルのCo1100あたりに滑落しないようトラロープがしているところもあったが、あまり怖くない。881ポコ北のトラバースは道幅狭くて怖い。結局小夕張岳から下も厄介な夏道だった。881ポコ東尾根に入ってからはかなりしっかりした道で、それまでに比べると歩きやすい。けど金山コース長すぎ。後輩の一人はこれで最後の山行らしい。お疲れさま!。 |
その他周辺情報 | 【エバナオマントシュベツ川】 簡単。ザイルも出さず。時間はかかるかもしれないが、初心者でも行ける。巨岩帯もルートさえ見つければ大丈夫。後半の地図読みは注意。熟練者、軽装、日の長い時期、などであれば日帰りも出来ると思う。また、林道が終わる前に入渓し函の中を行くのも面白そう。巨岩帯の下りはかなり困難だと思うので、この沢を下るのはオススメしない。 【電波】 登山口×、エバナオマントシュベツ川Co1300付近〜夏道合流◯、夏道合流〜夕張P◯、金山コースも分岐から先は入ったが△途中から×、小夕張△ 【金山コース】 長いし危険なところもあるので、大夕張コースが開通したらそちらからいくことをオススメする。 |
写真
装備
個人装備 |
沢足袋
ネオプレンソックス
ハーネス
カラビナ
環付きカラビナ
ソウスリング
確保器
ヘルメット
長袖インナー
タイツ
ズボン
軍手
雨具上下
防寒着
ザック
行動食
非常食
飲料
コッヘル
スプーン
ポリタンク
トイレットペーパー
携帯トイレ
ライター
地図(地形図)
ナイフ
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
針金
保険証
携帯
モバイルバッテリー
ラジオ
時計
シュラフカバー
10mロープ
ジップロック
テントマット
ロールマット
|
---|---|
共同装備 |
30mロープ
ハンマー
ハーケン
熊スプレー
テント
EPI
ノコ
米鍋
お玉
しゃもじ
食料
紅茶パック
ファーストエイドキット
常備薬
修理具
ツェルト
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