甲武信ヶ岳(毛木平〜三宝山・周回)
- GPS
- 09:09
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 1,460m
- 下り
- 1,461m
コースタイム
- 山行
- 7:15
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 9:09
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
無料駐車場60台分、トイレあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・総じて危険個所なし ・水場も多いので安心 ◆毛木平〜十文字小屋 ・途中十文字小屋の小屋番さんが歩荷していたが、小屋番不在の時は小屋は使えないらしい。 ・トイレは綺麗 ・十文字小屋から西へ15分くらい行くとかもしか展望台があり、周囲の山並みが良く見える。 ◆十文字小屋〜甲武信ヶ岳 ・三宝山を含むいくつかのピークを越えていくためアップダウンは多い ・鎖場も数か所あるが難易度は高くない ・三宝山自体は樹林帯なので眺望はないが、少し甲武信ヶ岳寄りに下って右に藪を入っていくと三宝岩という奇岩群がありそちらは絶景&眺望も良いのでおススメ、というか唯一眺望が良い場所なので必須と言ってよい。 ・甲武信ヶ岳の山頂はそれほど広くないが西へ少し下りると眺望が開ける。 ◆甲武信ヶ岳〜毛木平 ・千曲川(信濃川)源流の水場は冷たくて水量も多いのでおススメ。 ・その他コケの湿地帯などがあり樹林帯ながら素晴らしい景色を楽しめる。 |
その他周辺情報 | 南相木の滝見の湯。ご飯もおいしいのでおススメ。 https://takiminoyu.com/ |
写真
感想
せっかくのシルバーウィークの連休だが天気予報はイマイチ。
まあ秋雨前線の季節だし台風も来やすい時期なので天気が悪くて当然だともいえる。
仕方ないので近場で未踏の山を探す…埼玉県最高峰の三宝山へ行ってみよう。甲武信ヶ岳から北を向くとものすごい存在感の岩山が見える、これが三宝山だ。
以前からいずれ行ってみたいと思っていたが中途半端な場所なのでなかなかチャンスがなかった。今がまさにその時だ。ついでに未踏だった十文字峠もセットで毛木平から周回してみよう。
前日は少し仕事が遅かったので出発が遅れた。まだ下界の車中泊は暑いので清里まで行って車中泊。さすがに9月ともなると涼しい。
朝ゆっくり起きて8時過ぎに毛木平に到着。駐車場はほぼ満車…さすが連休だ。もう他の登山者は出発していてむしろ時間差で登山道は空いていた。(十文字峠経由で登ったのも理由のひとつかもしれない)
盛夏なら8時過ぎに登り始めたら暑くて仕方ないが空気は秋、ひんやりしていて登りやすかった。だがなぜか顔から汗が流れ落ちる・・・苔の森が語るようにこの山域は湿気が多いらしい。それでも夏のモヤっとした気持ち悪い空気ではなく秋晴れを感じながらの爽快な登山となった。
十文字峠の手前で歩荷の女性から声をかけられた。どうやら十文字小屋の小屋番さんらしい。今は見た通りの留守で小屋には入れないらしい。へぇ…おひとりで切り盛りされているのか。大変だな。先に行かせてもらって小屋に到着するとうどんなどのメニューが書いてあった。800円なら安い。もう少しゆっくり登って食べさせてもらえばよかったか。
せっかく来たのでカモシカ展望台と言うところに寄り道。片道5分だと思っていたが15分の間違いだったらしく結構遠かった。まあ今日は時間もタップリあるので問題なし。
その先の三宝山への道も思ったよりアップダウンが多くて大変だったが逆回りじゃなくてよかったかも。自分の場合大変な場所は最初にこなして後半は下るだけ、みたいなルートの方が好みなので最後のピークを甲武信ヶ岳にしてあとは千曲川沿いをひたすら下る今回の周回ルートは性に合っていると思った。
今回の目玉はあくまでも三宝山。
山頂に到着するも周りは樹林帯で視界はない。ここだけなら全く面白くない山だが自分は知っている。過去に甲武信ヶ岳から見たあの「三宝岩」の存在を。正式なルートはないらしくかすかな踏み跡を辿って三宝岩方面へ進むと巨大な岩峰が見えてきた。これだ。これまで樹林帯で視界がなかったのに一気に視界が開ける。もののけ姫のモロが拠点としているような大きな岩の上に登ると目の前に甲武信ヶ岳や雁坂峠、金峰山、北奥千丈などの名峰の大パノラマが広がっている。そよ風が涼しい。登山者も全く来ないので静かで貸切。期待通りの素晴らしい場所だった。
小一時間休んで景色を楽しんだら次は甲武信ヶ岳へ。
正直甲武信ヶ岳の山頂は狭いし何度も来ているのでそれほど面白くはないが一応地元の山なので思い入れはある。が、ガス優勢で眺望はなし。仕方ないと割り切って千曲川源流域に沿って毛木平に下山した。
最後は源流の水をいただきながら苔の森を楽しんで夕方明るいうちに下山完了。車の数もまばらになっていた。
アルプスもいいが奥秩父もやっぱりいい。
東京に住んでいるうちにこの界隈の山をたっぷり堪能しておきたい。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する