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Yamareco

記録ID: 7247480
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ハイキング
奥秩父

甲武信ヶ岳(毛木平〜三宝山・周回)

2024年09月14日(土) [日帰り]
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がんちゃん その他1人
GPS
09:09
距離
17.7km
登り
1,460m
下り
1,461m

コースタイム

日帰り
山行
7:15
休憩
1:54
合計
9:09
距離 17.7km 登り 1,460m 下り 1,461m
7:51
17
8:08
9
8:17
8:18
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9:29
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9:52
9
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11:32
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11:56
12:01
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2
12:46
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10
15:46
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16:20
16:21
10
16:31
16:38
22
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
マイカーで毛木平まで
無料駐車場60台分、トイレあり。
コース状況/
危険箇所等
・総じて危険個所なし
・水場も多いので安心

◆毛木平〜十文字小屋
・途中十文字小屋の小屋番さんが歩荷していたが、小屋番不在の時は小屋は使えないらしい。
・トイレは綺麗
・十文字小屋から西へ15分くらい行くとかもしか展望台があり、周囲の山並みが良く見える。

◆十文字小屋〜甲武信ヶ岳
・三宝山を含むいくつかのピークを越えていくためアップダウンは多い
・鎖場も数か所あるが難易度は高くない
・三宝山自体は樹林帯なので眺望はないが、少し甲武信ヶ岳寄りに下って右に藪を入っていくと三宝岩という奇岩群がありそちらは絶景&眺望も良いのでおススメ、というか唯一眺望が良い場所なので必須と言ってよい。
・甲武信ヶ岳の山頂はそれほど広くないが西へ少し下りると眺望が開ける。

◆甲武信ヶ岳〜毛木平
・千曲川(信濃川)源流の水場は冷たくて水量も多いのでおススメ。
・その他コケの湿地帯などがあり樹林帯ながら素晴らしい景色を楽しめる。
その他周辺情報 南相木の滝見の湯。ご飯もおいしいのでおススメ。
https://takiminoyu.com/
せっかくのシルバーウィークの連休だが天気はイマイチ。
ということで近場の奥秩父は三宝山へ行ってみることにした。
2024年09月14日 07:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/14 7:46
せっかくのシルバーウィークの連休だが天気はイマイチ。
ということで近場の奥秩父は三宝山へ行ってみることにした。
毛木平から十文字峠方面へ。こちらは三宝山も含め未踏ルートなので楽しみだ
2024年09月14日 07:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/14 7:54
毛木平から十文字峠方面へ。こちらは三宝山も含め未踏ルートなので楽しみだ
千曲川の橋を越えていく。帰りに源流にも寄る予定。
2024年09月14日 07:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/14 7:56
千曲川の橋を越えていく。帰りに源流にも寄る予定。
自分が生まれた年に作られた標柱と石像。親しみがわく。
2024年09月14日 08:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/14 8:05
自分が生まれた年に作られた標柱と石像。親しみがわく。
気温は低くて体感的には涼しかったが湿気が多いのか苔がすごかったし汗もしっかりかいた。
2024年09月14日 08:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/14 8:18
気温は低くて体感的には涼しかったが湿気が多いのか苔がすごかったし汗もしっかりかいた。
さすが水の山。水場は至る所にあって困ることはなかった
2024年09月14日 08:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/14 8:37
さすが水の山。水場は至る所にあって困ることはなかった
初めての十文字峠。
2024年09月14日 09:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/14 9:22
初めての十文字峠。
その先に十文字小屋。
途中で小屋番さんともお会いしたが小屋番さんが不在の時は利用できないらしい
2024年09月14日 09:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/14 9:24
その先に十文字小屋。
途中で小屋番さんともお会いしたが小屋番さんが不在の時は利用できないらしい
ここにも水場があるらしい。かもしか展望台というのが気になったので行ってみることに
2024年09月14日 09:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/14 9:25
ここにも水場があるらしい。かもしか展望台というのが気になったので行ってみることに
シャクナゲを鑑賞するためのお立ち台が。
ここのシャクナゲはやたら背が高かった。
2024年09月14日 09:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/14 9:28
シャクナゲを鑑賞するためのお立ち台が。
ここのシャクナゲはやたら背が高かった。
水場。癒される
2024年09月14日 09:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/14 9:33
水場。癒される
そしてかもしか展望台。
崖の上から八ヶ岳方面を眺めることができた
2024年09月14日 09:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/14 9:38
そしてかもしか展望台。
崖の上から八ヶ岳方面を眺めることができた
南八ヶ岳の赤岳、横岳、硫黄岳
2024年09月14日 09:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/14 9:38
南八ヶ岳の赤岳、横岳、硫黄岳
三宝山方面。まだまだ遠い。
2024年09月14日 09:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/14 9:38
三宝山方面。まだまだ遠い。
背の高いシャクナゲの森
2024年09月14日 10:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/14 10:21
背の高いシャクナゲの森
鎖場なんかもちょいちょいあって思ったより登山道っぽかった
2024年09月14日 10:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/14 10:26
鎖場なんかもちょいちょいあって思ったより登山道っぽかった
大山到着。甲武信ヶ岳までいくつかのピークを越えていく
2024年09月14日 10:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/14 10:30
大山到着。甲武信ヶ岳までいくつかのピークを越えていく
なかなか近づかない三宝山
2024年09月14日 10:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/14 10:31
なかなか近づかない三宝山
尻岩。お尻の形をしてるからかな。
2024年09月14日 11:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/14 11:49
尻岩。お尻の形をしてるからかな。
埼玉県最高峰の三宝山に初登頂。
実は甲武信ヶ岳より少しだけ高い。そして樹林帯で何もみえないので見せ場はないように思うのだが…
2024年09月14日 12:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/14 12:38
埼玉県最高峰の三宝山に初登頂。
実は甲武信ヶ岳より少しだけ高い。そして樹林帯で何もみえないので見せ場はないように思うのだが…
樹林をかき分けていくと「三宝岩」という隠れスポット?がある。ここはめっちゃ良い!
2024年09月14日 12:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/14 12:49
樹林をかき分けていくと「三宝岩」という隠れスポット?がある。ここはめっちゃ良い!
岩の上からは甲武信ヶ岳を含めこの眺望!
このルートで最も眺望が良い場所だといえる。
2024年09月14日 12:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/14 12:50
岩の上からは甲武信ヶ岳を含めこの眺望!
このルートで最も眺望が良い場所だといえる。
雁坂峠方面
2024年09月14日 12:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/14 12:58
雁坂峠方面
富士山も少しだけ顔を出してくれた
2024年09月14日 13:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/14 13:00
富士山も少しだけ顔を出してくれた
甲武信ヶ岳まで最後の登り
2024年09月14日 14:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/14 14:03
甲武信ヶ岳まで最後の登り
甲武信ヶ岳登頂!多分4回目くらいかな
2024年09月14日 14:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/14 14:05
甲武信ヶ岳登頂!多分4回目くらいかな
先ほど登った三宝山と三宝岩を振り返る。あそこに行ってみたいとかねてから思っていたので実現できてよかった
2024年09月14日 14:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/14 14:08
先ほど登った三宝山と三宝岩を振り返る。あそこに行ってみたいとかねてから思っていたので実現できてよかった
下山ルートはオーソドックスに千曲川源流ルートから。
2024年09月14日 14:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/14 14:42
下山ルートはオーソドックスに千曲川源流ルートから。
源流の水場。相変わらずマグカップが常設されている
2024年09月14日 14:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/14 14:44
源流の水場。相変わらずマグカップが常設されている
ここから冷たい湧水が出ているのでおいしくいただいた
2024年09月14日 14:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/14 14:46
ここから冷たい湧水が出ているのでおいしくいただいた
そしてこのルートは苔の森も見せ場
2024年09月14日 15:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/14 15:23
そしてこのルートは苔の森も見せ場
コケの庭園
2024年09月14日 15:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/14 15:24
コケの庭園
大岩と森
2024年09月14日 15:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/14 15:57
大岩と森
毛木平到着。
遅めの出発でのんびり歩いたので夕方の下山となったがThe登山を満喫できた。
2024年09月14日 16:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/14 16:55
毛木平到着。
遅めの出発でのんびり歩いたので夕方の下山となったがThe登山を満喫できた。

感想

せっかくのシルバーウィークの連休だが天気予報はイマイチ。
まあ秋雨前線の季節だし台風も来やすい時期なので天気が悪くて当然だともいえる。
仕方ないので近場で未踏の山を探す…埼玉県最高峰の三宝山へ行ってみよう。甲武信ヶ岳から北を向くとものすごい存在感の岩山が見える、これが三宝山だ。
以前からいずれ行ってみたいと思っていたが中途半端な場所なのでなかなかチャンスがなかった。今がまさにその時だ。ついでに未踏だった十文字峠もセットで毛木平から周回してみよう。

前日は少し仕事が遅かったので出発が遅れた。まだ下界の車中泊は暑いので清里まで行って車中泊。さすがに9月ともなると涼しい。
朝ゆっくり起きて8時過ぎに毛木平に到着。駐車場はほぼ満車…さすが連休だ。もう他の登山者は出発していてむしろ時間差で登山道は空いていた。(十文字峠経由で登ったのも理由のひとつかもしれない)

盛夏なら8時過ぎに登り始めたら暑くて仕方ないが空気は秋、ひんやりしていて登りやすかった。だがなぜか顔から汗が流れ落ちる・・・苔の森が語るようにこの山域は湿気が多いらしい。それでも夏のモヤっとした気持ち悪い空気ではなく秋晴れを感じながらの爽快な登山となった。

十文字峠の手前で歩荷の女性から声をかけられた。どうやら十文字小屋の小屋番さんらしい。今は見た通りの留守で小屋には入れないらしい。へぇ…おひとりで切り盛りされているのか。大変だな。先に行かせてもらって小屋に到着するとうどんなどのメニューが書いてあった。800円なら安い。もう少しゆっくり登って食べさせてもらえばよかったか。

せっかく来たのでカモシカ展望台と言うところに寄り道。片道5分だと思っていたが15分の間違いだったらしく結構遠かった。まあ今日は時間もタップリあるので問題なし。
その先の三宝山への道も思ったよりアップダウンが多くて大変だったが逆回りじゃなくてよかったかも。自分の場合大変な場所は最初にこなして後半は下るだけ、みたいなルートの方が好みなので最後のピークを甲武信ヶ岳にしてあとは千曲川沿いをひたすら下る今回の周回ルートは性に合っていると思った。

今回の目玉はあくまでも三宝山。
山頂に到着するも周りは樹林帯で視界はない。ここだけなら全く面白くない山だが自分は知っている。過去に甲武信ヶ岳から見たあの「三宝岩」の存在を。正式なルートはないらしくかすかな踏み跡を辿って三宝岩方面へ進むと巨大な岩峰が見えてきた。これだ。これまで樹林帯で視界がなかったのに一気に視界が開ける。もののけ姫のモロが拠点としているような大きな岩の上に登ると目の前に甲武信ヶ岳や雁坂峠、金峰山、北奥千丈などの名峰の大パノラマが広がっている。そよ風が涼しい。登山者も全く来ないので静かで貸切。期待通りの素晴らしい場所だった。
小一時間休んで景色を楽しんだら次は甲武信ヶ岳へ。
正直甲武信ヶ岳の山頂は狭いし何度も来ているのでそれほど面白くはないが一応地元の山なので思い入れはある。が、ガス優勢で眺望はなし。仕方ないと割り切って千曲川源流域に沿って毛木平に下山した。

最後は源流の水をいただきながら苔の森を楽しんで夕方明るいうちに下山完了。車の数もまばらになっていた。

アルプスもいいが奥秩父もやっぱりいい。
東京に住んでいるうちにこの界隈の山をたっぷり堪能しておきたい。

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