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記録ID: 7249356
全員に公開
沢登り
八幡平・岩手山・秋田駒

秋田駒ケ岳−荒沢左俣

2024年09月16日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:18
距離
9.5km
登り
801m
下り
794m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:17
休憩
1:02
合計
7:19
7:44
7
スタート地点
7:51
11
荒沢入渓
8:02
63
二俣(左俣)
9:05
9:20
209
大滝
12:49
13:07
9
13:16
13:36
16
13:52
6
13:58
14:01
6
14:07
18
14:25
14:26
28
14:54
14:59
2
15:03
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
車1台を国見温泉登山口へデポしもう1台で林道最終点まで行きました。
林道終盤が特に荒れているので通行はお勧めできません。
コース状況/
危険箇所等
最後の藪漕ぎは予定コースを右に反れました。GoogleMAP等の衛星写真を参考にすると最後はわかりやすいです。
お勧めできない林道走行の様子。(帰りに撮影)林道最終点近くまで林道を走行します。
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お勧めできない林道走行の様子。(帰りに撮影)林道最終点近くまで林道を走行します。
林道の駐車スペースで準備。上空を見上げると...あれは熊棚だ。この辺りには熊が多そう。
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林道の駐車スペースで準備。上空を見上げると...あれは熊棚だ。この辺りには熊が多そう。
林道から5分程度で荒沢へ入渓です。いざ出発!
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林道から5分程度で荒沢へ入渓です。いざ出発!
岩魚がいっぱいいる。でも今日は釣りをせずに沢登りに集中だ。
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岩魚がいっぱいいる。でも今日は釣りをせずに沢登りに集中だ。
ツキヨ...要らないのが出始めてきた。
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ツキヨ...要らないのが出始めてきた。
入渓から約10分。早々に二俣です。左俣へ進みます。
入渓から約10分。早々に二俣です。左俣へ進みます。
徐々に地形に変化が出てきて沢登りが楽しくなっていきます。
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徐々に地形に変化が出てきて沢登りが楽しくなっていきます。
ああ、今日も会長と似たような服装だ...
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ああ、今日も会長と似たような服装だ...
左俣の水量は少なめでした。
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左俣の水量は少なめでした。
綺麗。枝沢の様子。
綺麗。枝沢の様子。
おおっ、いい小滝がきた。岩にはヌメリあり。
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おおっ、いい小滝がきた。岩にはヌメリあり。
相方が割れ目を登ります。
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相方が割れ目を登ります。
水流の中はヌメリが弱いですね。このラインが登り易かった。
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水流の中はヌメリが弱いですね。このラインが登り易かった。
上から。まだまだ濡れても気持ちのよい季節。
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上から。まだまだ濡れても気持ちのよい季節。
一段上がってまた綺麗な滝が出現。こちらの滝方向には行きません。
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一段上がってまた綺麗な滝が出現。こちらの滝方向には行きません。
奥に見えてきた。
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奥に見えてきた。
大滝です。
この景色は見応えあります。登れそうにない。写真を撮って満足。
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この景色は見応えあります。登れそうにない。写真を撮って満足。
打ち水にレインボー
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打ち水にレインボー
大滝は左岸より高巻きます。高巻は崖っぷちにつき要注意です。
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大滝は左岸より高巻きます。高巻は崖っぷちにつき要注意です。
高巻いた後に大滝の落ち口を見に行きました。写真では迫力が伝わり難い...
高巻いた後に大滝の落ち口を見に行きました。写真では迫力が伝わり難い...
大滝の後は水が枯れます。もう一つの見どころへやってきた。
なんだこれ?
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大滝の後は水が枯れます。もう一つの見どころへやってきた。
なんだこれ?
何とも不思議な感じ。地形的にはゴルジュです。岩が凄い模様だ。
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何とも不思議な感じ。地形的にはゴルジュです。岩が凄い模様だ。
このギザギザゴルジュを登っていきます。
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このギザギザゴルジュを登っていきます。
小滝も釜も不思議な岩ですね。
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小滝も釜も不思議な岩ですね。
勿論、段があるので登り易いです。
勿論、段があるので登り易いです。
またまた水無しの小滝です。雪解け時季は水量豊富なのかな?
またまた水無しの小滝です。雪解け時季は水量豊富なのかな?
でっかい岩がゴロゴロ。
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でっかい岩がゴロゴロ。
また水無しの滝。こちらは滝が階段だな...
また水無しの滝。こちらは滝が階段だな...
綺麗に積み上げたかの様。
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綺麗に積み上げたかの様。
はい、階段なので楽に登れます。
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はい、階段なので楽に登れます。
秋の青空。標高が上がりダケカンバが出てきた。涼しかった沢も陽射しのせいで暑くなってきた。
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秋の青空。標高が上がりダケカンバが出てきた。涼しかった沢も陽射しのせいで暑くなってきた。
休憩中に見た穴。熊がここでタケノコを食べた模様。
休憩中に見た穴。熊がここでタケノコを食べた模様。
開けて下界が見えてきました。
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開けて下界が見えてきました。
沢も終盤。藪に覆われてきました。その中には秋の花が咲いています。
沢も終盤。藪に覆われてきました。その中には秋の花が咲いています。
トリカブト。
盛岡方面。志和三山〜東根山ですね。
盛岡方面。志和三山〜東根山ですね。
さて、最後は覚悟していました。
さて、最後は覚悟していました。
笹をかき分けていきます。藪の中ではメンバーが何処にいるのか見えないほど深い笹です。
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笹をかき分けていきます。藪の中ではメンバーが何処にいるのか見えないほど深い笹です。
浅いところに出て遠方の景色を眺めます。
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浅いところに出て遠方の景色を眺めます。
稜線まで残り僅かな距離ですが、さっぱり進まない...
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稜線まで残り僅かな距離ですが、さっぱり進まない...
最後の藪漕ぎは15分程度の予定でしたがちょっと予定のルートからズレてしまったので苦労しました。
最後の藪漕ぎは15分程度の予定でしたがちょっと予定のルートからズレてしまったので苦労しました。
岩手山!
無事に藪を抜けました。30分くらいは藪漕ぎしましたね。
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岩手山!
無事に藪を抜けました。30分くらいは藪漕ぎしましたね。
藪の中の会長を見守ります。でも会長は藪漕ぎが好きなそうですから。
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藪の中の会長を見守ります。でも会長は藪漕ぎが好きなそうですから。
会長が藪から抜けるのを待っています。でも楽しそうには見えませんでした。
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会長が藪から抜けるのを待っています。でも楽しそうには見えませんでした。
ゴールはここ(焼森)でした。本来は横岳とのコルに出る予定でしたが...まあいいか。
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ゴールはここ(焼森)でした。本来は横岳とのコルに出る予定でしたが...まあいいか。
藪から抜けて、そこにバーンと広がる景色に感動しますね。見慣れているこの景色だけどやっぱり感動がありました。
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藪から抜けて、そこにバーンと広がる景色に感動しますね。見慣れているこの景色だけどやっぱり感動がありました。
岩木山だ。今日はとても澄んでいました。
岩木山だ。今日はとても澄んでいました。
コマクサだ。
横岳まで戻ってベンチで休憩しました。沢装備の自分、この景色にはなんか似合いませんでしたね。お声掛け頂いた方ありがとうございました。
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横岳まで戻ってベンチで休憩しました。沢装備の自分、この景色にはなんか似合いませんでしたね。お声掛け頂いた方ありがとうございました。
さて、国見温泉へ帰ります。尚、沢靴だけは登山用に履き替えています。
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さて、国見温泉へ帰ります。尚、沢靴だけは登山用に履き替えています。
三連休の最終日。晴天に恵まれて横岳周辺は登山者で賑わっていました。
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三連休の最終日。晴天に恵まれて横岳周辺は登山者で賑わっていました。
田沢湖を眺めながら大焼砂を下ります。
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田沢湖を眺めながら大焼砂を下ります。
国見温泉登山口へ無事生還です。これから林道デポ地への車の回収があります。
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国見温泉登山口へ無事生還です。これから林道デポ地への車の回収があります。
会長は普通車。よくこの林道を走行したなと思いました。後ろから無事脱出できることを願って林道を帰ります。
会長は普通車。よくこの林道を走行したなと思いました。後ろから無事脱出できることを願って林道を帰ります。

感想

 昨年9月に荒沢橋から林道終点付近までの中流は遡行済みです。今回は荒沢左俣から秋田駒ヶ岳(横岳と焼森のコル)を目指します。急遽、時間がかかりそうなので前回遡行した中流は省略しました。
 林道ですが、入渓点までの林道は終盤が特に荒れています。車で行けることは昨年の遡行で確認済みでした。林道終盤は草が生い茂り、路面も雨で深く削られている箇所があります。普通車で行くことはお勧めできません。
 林道からは意外と分かりやすい踏み跡がありそれを辿っていけば問題なく入渓できます。入渓点から荒沢を10分も遡行すれば左俣出合いです。左俣の水量は少ないです。登って行けばそのうち小滝が現れて周囲の景色も良くなります。
 そして大滝に到着します。大滝は左岸より高巻きました。巻きは短いですが結構な急登になります。慎重に巻いて滝の落ち口を見学します。
 大滝を越えるとその後は水が枯れていきます。水が枯れた後も沢幅は広めです。
今までに見たことのない変わった地形に出合います。詳細は写真で見てください。
 水がすっかり枯れたので沢靴を登山靴へ履き替えました。その後は徐々に開けてきて日差しが強くとても暑くなりました。
 そして残り僅かな所で最後の藪漕ぎに入ります。藪漕ぎは高い笹です。僅かな距離ですが30分くらい藪漕ぎを頑張りました。笹より厄介なハイマツは最後に少しだけあります。
 目指していた横岳と焼森のコルを外れてほぼ焼森山頂に抜け出ました。GoogleMAP等の衛星写真で見るとこのコルに抜ける沢地形が分かりやすいです。
 秋田駒ケ岳へ詰める沢登りの記録はあまり見ないですね。ここは楽しかったです。
ザイルも使いませんでした。今季、もう少し沢を楽しみたいと思います。

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