草津 大沢川
- GPS
- 09:37
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 934m
- 下り
- 934m
コースタイム
- 山行
- 9:17
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 9:37
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
第六駐車場から奥に入ろうとしたが、車両通行止めだったため第六駐車場に駐車。ただし、この先中和施設の先は笹の刈り払いされておらず不快。そのため帰りは登山道を下り第5駐車場あたりからちょっと登り返し。最初からその辺りの無料駐車場にしておけばよかった。 |
その他周辺情報 | 第5駐車場は有料の車中泊専用駐車場。1000円/1台&300円/一人。トイレは施設のウオッシュレットと外の仮設。その他無料の大きい駐車場は夜間閉鎖になるため利用時は事前調査必要。 |
写真
感想
私は毒水沢に行きたいと思っていたが、Ay3さんがそこは何度も行ってるので隣の大沢川どう?って言うので、行ってみました。色々調べてみるとなんだかゴルジュが発達していてなかなか厳しそうな予感!
最初は8月下旬を予定していたが、天気が悪く今回に延期していた。今回もイマイチ天気が良くなかったが、積算雨量はそれほどでなく、直近の毒水沢の記録でも増水は確認されていなかったのでGo!
谷沢川沿の林道を行けるまで車で進む予定だったが、林道に入りすぐに通行止めとなってしまい、車は第六駐車場まで戻って駐車。
林道からの道は快適!かと思ったら、途中から刈り払いされておらず笹藪の中歩くことになってしまった。(と言うことで、帰りは登山道を素直に下りました)
毒水沢出合いで準備をし、毒水沢を下る。大沢川に近づくとゴルジュになり、とても素敵な雰囲気!!険しいけれどクライムダウンできて大沢川へ。
大沢川はすぐに下部ゴルジュが始まる。詳細は写真を確認!!最初のf1を越えられるか心配だったが、Ay3に足を押さえてもらってなんとかクリア。その後も泳いだり攀じったり楽しい時間!!
下部ゴルジュのボス14m滝は巻いて降り立ったところで下部ゴルジュはほぼ終了。
穏やかな流れになるがいくつか滝や淵を越えて登山道と交差したところで休憩。
そこから平穏な沢を進んでいくと上部ゴルジュの始まり。
いきなり素敵な空間になりワクワクドキドキが止まらない。登れない滝が始まると巻きの連続になる。巻きの途中から見るゴルジュ内には絶望的な滝がいくつも続いている。無事降りれてもすぐに登れない滝が出てきてまた巻きになる。
そして10mCS滝!!深いゴルジュの中にある素敵な滝だ。
カム、あぶみを準備し、ここに来たかったAy3にリードしてもらう。ただ、準備していたカムは小さいのばかりだったのでセットがうまくいかず苦労した。私の肩にも上がってハンマー投げもうまく行き無事にクリア。よかったよかった!
その後もゴルジュは続くが、大物が終わってしまったのでだいぶ気が楽になり楽しく進む。最後は芳ヶ平ヒュッテまでいかず手前の二俣で左の小沢に入り、登山道と交差したところで終了し装備解除。
水流に磨かれたゴルジュではあるが、苔が発達した不思議な空間だった。水の中も苔があったし、石の上のツルツル滑る苔はなかなか緊張した。二人してなんでもないところで転けていた。
巻きも雨続きで湿っていたこともあるが、根曲竹がツルツル滑ってトラバースなどでは案外厄介だった。
上部ゴルジュは登れない滝が多く全容がよくわかっていないので、キャニオニングで下ってみるのも面白いかもしれない。20mを越える大滝はなさそうなのでロープ1本あればいけるだろうが、支点作りは必要だからお金はかかるな〜
大沢川は情報も少ないし、私でも遡行できるのか、相方も力量が私とフィフティーフィフティーぐらいの人じゃないとだめだし、増水もあるだろうし、ちょっと緊張する沢の存在でした。
また、10mハングCSをどう登ろうか、何を持っていこうか、いつも以上に予習して挑んだ沢となりました。
苔むした渓相は独特で素晴らしく釜は青く美し過ぎてため息。
上部ゴルジュは絶望的な滝をまとめて大巻き、いかついCSの登攀。下部ゴルジュは野湯と硫黄がしみ出るゴルジュ異空間。素晴らしかった。。
特にハングCS登攀はHanさんの土台と道具を駆使して安心して突っ込めました。どエイドですが^ ^
ここは女の子のパートナーの土台だったら登れなかったと思う。おかげさまでなんとか登れて、私には無理かなー、触るだけでもと思っていたので超嬉しかったです♪
良き遡行だった。ありがとうございました!
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